今回、な感想コラムにピックアップした懐かしいアニメ『 会長はメイド様! 』。タイトルだけを見ると、「なんだなんだ!」と男共がザワツキそうなタイトルですが、実はこの作品、がっちりとした正統派とも言える恋愛アニメ、いわゆるラブコメディ・アニメなんです。
監督の桜井弘明さんは「デ・ジ・キャラット」シリーズや昨年実写・アニメ化し話題になった「斉木楠雄のΨ難」シリーズも監督されています。
会長はメイドと生徒会長の二重生活を送りながら、星華高校イチのモテ男とのドキドキするような展開が魅力の作品です。
それでは、学園ラブコメディー『会長はメイド様!』の感想コラムをスタートです!
TVアニメ『 会長はメイド様! 』のプロローグ
元男子高だった星華高校で初の女子生徒会長となった、鮎沢美咲は数少ない女子生徒快適な生活をしてもらうため、日々精進していた。そんな真面目な美咲にも絶対にバレてはいけない事がひとつだけあった。それは“メイド喫茶で働いている事”。しかし放課後メイド・ラテに学校一のモテ男 碓氷 拓海がきて・・・。
主な登場人物
鮎沢美咲(あゆさわみさき):星華高校初の女生徒会長。男勝りで、何があっても手を抜かない性格。
碓氷拓海(うすいたくみ):星華高校いちのモテ男。
さつき:いつもまわりに気を使うメイド・ラテ店長。
生徒会長がメイド!?
元男子高だっただけあって校舎が汚らしい。会長のキャラクターがとてもサバサバしていて男らしい部分があり、思ったことは、はっきり言うタイプ。女子なのに空手や柔道ができるなんて逆に男子がビビりそうですね。学校と「メイド・ラテ」でのキャラのギャップがあるので男女ともに好きそう。
碓氷みたいにカッコいい男子が女の子に冷たいのは現実でもあるあるかもしれません。
会長の下で働いている由紀村達は「会長を怒らせてはいけない。」と毎日ビクビクすることが多いけど「会長のように立派な人になりたい」というみんなから信頼されて、頼りがいのある人物だと感じました。
美咲と仲良くしている同級生「花園さくら」(可愛い容姿で男子に人気)と「加賀しず子」(いつも冷静で落ち着いているが義理堅いところも)は3人共性格が全然違うのに会話をしているので、女の子達の交友関係って不思議だよなあと思いながら、私もこんなことあるなぁと共感しました。
メイド・ラテの愉快な人々
店長のさつきさんやほのかさん(メイド・ラテのたまに腹黒い癒し系)のスイッチが入った時のマシンガントークは誰でもついていけないような気がしますね。
さつきさんの萌えの花はどのタイミングで出てくるかわからないけど萌えている時の雰囲気がフワフワしていて癒されますよ。ブチ切れたときのほのかちゃんはいつも強気な美咲でも引いていたので相当怖いのだろうなと思いました。
ただ、メイド・ラテのメイドさん達の“得意分野”が来たときの力の発揮ようがすごい。
3バカのみさちゃんに対するデレ具合がちょっと行き過ぎたとこもあると思う。
碓氷の前での美咲はツンデレ❤
碓氷とは普段ケンカばかりで、何か言われるたびに良い争いになっているけど実はだからこそ、お互いに一番気にし合っていて素直じゃないから伝えられないんだな。
バイト後に絶対言っていいほど、碓氷が居るのはタイミングを見計らって待っているんじゃないか?と思うくらい登場するけど、その後、2人の会話だったり、関係にドキドキしちゃいます。
とくに碓氷に弱みを見せた時、美咲はとても女の子らしくて普段とギャップがあってかわいいし碓氷が美咲を見ている顔が「こんなに優しい顔もするんだ。」と驚いたくらい美咲の前での碓氷の感情の変化を見ているのも楽しい。
1人1人の感情の変化がよくわかり、私はこの作品中でこのキャラが好きという新しい発見が出来るのも魅力に感じました。
文章:あそしえいつTA