7月に入り、あっという間に今年も半分過ぎてしまいましたね。今からちょうど25年前、阪神で大地震が起きたのをおぼえていますか?筆者は、前日に高校の同級生が家に遊びに来ていました、一日を過ごした翌日にあの忌まわしい阪神淡路大震災が起きました。
筆者は、その前年の3月から朝日テレビで放映されていたアニメ「ママレード・ボーイ」を毎回見るのを楽しみにしていましたが、その翌年の一月から何回か見られなくなってしまって、その後は見ていませんでした。しかし最近、このアニメが実写映画化になりました。
でも残念ながら筆者は、その映画さえも見過ごしてしまいました(泣)
そこで今回は、アニメ放送当時の思い出と一緒に、アニメ「ママレード・ボーイ」を振り返ってみたいと想います。
「 ママレード・ボーイ 」ってどんなアニメ
「ママレード・ボーイ」は、吉圭沙さんの漫画作品で、集英社の少女漫画誌「リボン」にて1992年~1995年まで連載されていました。テレビアニメ化は1994年3月から1995年9月まで、全76話が放送されています。
そして、2018年4月には実写映画化も実現しています。
「 ママレード・ボーイ 」のストーリー
主人公 小石川光希(こいしかわみき)は、私立桐稜大学付属高校2年生で、両親と一緒に暮らしていました。しかし、ある日突然、両親が離婚する事になります。そして同時に、再婚するころまで話が進んでいました。
光希は、「娘に相談しないで、勝手に決めないで」と怒って自分の部屋に上がってしまいました。その翌日の夜に、光希は絶対に反対してやると思いながら、4人が集まっているレストランに向かいました。
レストランでは、お互いがパートナー同士になって座って親しげに喋っていました。
その時に松浦遊(まつうらゆう)という1人の男の子がやってきて、光希の横に座り、スープを飲み始めました。光希は泣きながら、「パパもママも娘の気持ちを考えた事はあるの!」って自分の想いをぶつけていましたが、横に座っていた遊は無関心みたいな顔をして黙っていました。
そしてママが「6人で住もう。」と言うという発言を聞いて光希もしぶしぶながらも賛成しました。
私立桐稜大学付属高等学校
二人は同じクラスになり、さすがに遊は、スポーツ万能で、クラスの女子にも人気者でした。体育の時に、バスケットボールをしていて、そのボールが光希の顔面に当たって医務室に運ばれました。光希が目が覚めると親友の秋月茗子(あきづきめいこ)が心配そうな顔をしながらみていました。
光希が茗子に「ごめんね、もうだいじょうぶだよ」って言いました。
しばらくすると今度は、遊が様子を見に来ましたが、眠っている光希にキスをしてしまいました。筆者は“おいおい、いきなり何をするねん”って思いながら見ていました。
さすがに光希は、ビックリしていましたし、少し戸惑っていました。
中学時代の後遺症
その翌日の朝、遊はリビングで新聞を開いて何事もなかったように装っていましたよね?
でも光希は、何度もその光景が浮かんできて、遊を見ながら「アイツの気持ちが、理解出来ない」って不安に絡まれました。筆者も、当然のごとく遊が何を考えているのか判りませんでした。
学校に行っても、遊は相変わらず、クラスの女子と一緒に喋っていましたよね。
光希と茗子は、その様子をみながら呆れて見ていました。が、一人の男子が光希の方をじっと見つめていました。その男子は、中学時代から光希の事が好きだった須王銀太(すおうぎんた)でした。
光希と銀太は、中学時代には相思相愛でしたが、銀太が光希から貰ったラブレターをクラスの男子に見せていた所を茗子も一緒に偶然にみてしまっていました。光希は、ショックを受けて泣きながら家に帰ってきました。
筆者は、“何て惨い事をするねん”って怒りながら光希が可哀そうだと思い胸が張り裂けそうになりました。それから光希は、銀太と仲直りしていますが、銀太の事は友達にしかみえなくなってしまいました。
暫くして光希と遊は一緒に暮らしている内にお互いに好意を持ち、やがて付き合うようになりました。でも、そこから二人には様々な困難が待ち受けていました。
再婚したご両親は、偶然にあったのではなく実は、大学時代からの同級生でした。それを遊が、知ってしまいました。
そんなある日、光希が遊のアルバムの中から一枚の写真、彼女と一緒に仲倹しく写っている写真を見てしまい、そうとうなショックを受けてしまいました。
また遊も、遊で引き出しに入っていた赤ちゃんの写真を見て、自分達は血縁関係がある事を知ってしまいました。そして遊は、光希に別れを告げ、1人で上京してしまいます。
筆者の人生と重なって見えしまう『 ママレード・ボーイ 』
筆者もこのアニメの主人公と同じで、高校のときに、両親が離婚し、母親と再婚した義父との折り合いが悪く、何度か父親の所に逃げようとしましたが、出来ませんでした。徐々に母親との仲も悪化してく「最悪な状況」の中、筆者は、一日も早く自立したいと思っていました。
親の離婚は、子供にとって深い傷となって一生残っていくものなのです(泣)
それでは、後半はどのような展開になっていくのでしょうか?
文章:あそしえいつ TY