TVアニメ「 はねバド! 」第6話『最後の夏なんだもん!』【感想コラム】

TVアニメ「 はねバド! 」第6話『最後の夏なんだもん!』【感想コラム】

いよいよ始まったインターハイ予選。三年生にとっては最後の夏。なぎさや綾乃だけじゃない、部長であるなぎさを支え綾乃のダブルスパートナーとしての実力を持ち合わせる、副部長の泉理子にスポットを当てる「 はねバド! 」第6話。

「 はねバド! 」第6話 「 最後の夏なんだもん! 」

インターハイ予選が迫り、練習に熱が入る北小町高校バド部。なかでもひときわ気合が入っている理子は、なぎさに熱い思いを語る。

「全国目指して頑張る! だって、最後の夏なんだもん!」

そんなある日、予選の対戦表を見ながら盛り上がる部員たちのなかで、理子はひとり浮かない表情を浮かべていた。

インターハイに向けて

TVアニメ「 はねバド! 」第6話『最後の夏なんだもん!』【感想コラム】

画像引用元:©2018 濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会

合宿を終えて、いよいよ夏が迫る。インターハイ予選に向けて、ユニフォームを新調しようと提案する顧問の 美也子先生。

だんだんとインターハイムードになってくる中で、副部長の理子は 最後の夏なんだもんと気合を入れるも、どこか不安げな雰囲気でした。

「立花コーチが来て、綾乃ちゃんも入部して、マネージャーまで入ってくれて…なんか今年の北小町は今までと違うような気がしてるの」

と、いつでも部全体のことを見渡し、縁の下の力持ち感が理子は強いです。

夏を前により一層、なぎさの熱血指導にも力が入ります。
なぎさも理子が実力を持っているのにどこか消極的なところを気にしているのか、思い切り声を出させるスパルタっぷり。

「もういっちょ来ーい!」と内股で叫ぶ理子本当にかわいいんすよ!

トーナメント表の結果も発表され、理子の相手は去年ベスト4で中学のときに一緒だったという因縁の相手。

その事について綾乃が、

『ふーん…それじゃ厳しいかなー』

あれ?こんなキャラだったか…?前回から若干、不穏な影を感じる綾乃ですが…どうも様子がおかしいような…。

そんな綾乃のツッコミに対しても。「ホント…最後なのに運が悪いよね」と、やはりどこかネガティブな理子に、なぎさも頑張ると言ったのは嘘なのかと詰め寄る。私はなぎさのようにはプレイはできないと、諦めている節を覗かせる理子。

なぎさや綾乃といった全国区のプレイヤーが目の前にいると、頼もしい反面自分との実力差がハッキリとあることに理子は苦しんでいるのかも知れません。

瞬間の攻防

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画像引用元:©2018 濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会

3年生の最後の夏、インターハイ予選が幕を開ける。

新ユニフォームも支給されて北小町のメンバーも準備万端。
OPで既に登場している、この新ユニフォームがロボットアニメでいう新しい機体が完成したようなワクワク感が出ていていいですね。

なぎさや綾乃、そして薫子といった本命組は順調に勝ち進み、いよいよ理子の試合。

しかし緊張からか、いきなりのサーブミスからのリターンを決められ完全に相手に主導権を握られてしまいます。11点を取られてからのインターバルで、うまく緊張をほぐす健太郎。

「イヤな流れになったら、違うことを考えて一旦頭をリセットしよう。そして気分を落ち着かせてコートに戻る」

なんだこの有能コーチ!!この一言で落ち着いた理子は、これまでのラリーの位置を確認。妙に相手のフォアに打たされていたことに気づきます。

敢えて空いてるフォアサイドとは逆をつく理子の攻撃は次々と決まっていきます。フォアサイドをわざと空けてたのは、相手がバックハンドが苦手だから…。その弱点をうまくついていきます。

「バドミントンはずる賢く」を実践する理子。力強い本格的なラリーもいいんですが、こうした頭脳戦というか、一瞬、一瞬で目まぐるしくスピーディに攻防が入れ替わる心理的な読み合いも、これぞバドミントンという感じが伝わってきます。

3年間

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画像引用元:©2018 濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会

相手の弱点や攻め方がわかり、ここからかという時、相手側もフォアとは逆をつく攻めにすぐさまカットスマッシュで対抗してきます。

同じ腕のふりで繰り出されるカットスマッシュは守備側にとってはギリギリまでどちらが来るかわからずに対応が遅れ、相対的にスマッシュが速く感じてしまう。

埋まらない点差、ここからと思った矢先に相手が1枚上手だと悟ってしまい、理子の心が折れていく…。

…ちらりと目に映る荒垣なぎさの試合。

『もっと声出せー!』

理子のほうを確認して、鼓舞するようになぎさが声を張る。
理子も応えるように「もういっちょ来ーい!」

相変わらず内股。それもまたかわいい。

「ずっと必死にやってきた。だから…まだ…!終わりたくない!」

理子なりの3年間をシャトルにぶつけてがむしゃらに喰らいつく。

「望にとってはただの1試合かもしれないけど、私はこの試合に全力で…本気で…!全てを!」

理子を格下となめて、スタミナを温存するはずの相手もいつの間にかスタミナを使い果たし、お互いが全力でプレーしている。

強がり

お互いが死力を尽くした試合は、ほんの少しだけ相手が上回った。

「やっぱ、バドミントンって楽しいです!」と強がってみる理子でしたが、なぎさと二人きりになると、本当は勝ちたかったと涙する。

この二人ならではの関係と、理子の本当に悔しいという想いが伝わってくる素晴らしいシーンです。必死にやった…でも届かなかった…っていうのがまたそそります。

一方で、綾乃にはもう一人のライバルでもある薫子が近づいていきここでもバチバチの火花があがる…。

理子らしさのシーン

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画像引用元:©2018 濱田浩輔・講談社/「はねバド!」製作委員会

わりとこのアニメって、超人クラスの主人公サイドにしかスポットを当ててこなかったんですが、そんな才能と努力の天才たちに囲まれながら、必死にやってきた理子の3年間をぶつけた試合にスポットを当てた回となりました。

あの問題児部長だったなぎさと部員たちをつなぎ止めてた天使副部長ですからね、苦労は計り知れないんだろうなぁ…。

そんななぎさとのラストのシーンで、やっぱり勝ちたかったっていう悔しがるところは理子らしさが出ていて、余計に涙を誘うんですよね……。

一方で、前回の合宿で母親なんかいらないと、キャラが変わったような綾乃でしたが、やはり今回もどこかおかしな言動をすこーしずつ覗かせていましたが、この大会は彼女をどう変えていくのでしょうか…。そして相変わらず試合シーンがカットされまくるなぎさの出番はあるのか…。

TVアニメ「 はねバド! 」感想コラムのまとめ

はねバド! 各話も是非チェックして下さい!

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