TVアニメ『 メジャーセカンド 』その13【連載】

TVアニメ『 メジャーセカンド 』第13話「睦子の憂うつ」【連載】

『 メジャーセカンド 』第12話では、三船ドルフィンズは初戦突破することが叶いました。念願の勝利によって監督が号泣したシーンは、筆者も胸を打たれました。

ところで翌週の2回戦に向けて、三船ドルフィンズは不安材料を抱えることになります。初戦の試合アンディが負傷し、全治10日間と診断されたからです。

そんな中、チームの初戦突破を、ベンチから、見守っているしかなかった睦子。

睦子とチームメイトの心境は、如何に?

それぞれの想い

睦子が、一回戦を飛び入り出場した光に向かって、「二回戦も来るんだよね」と念押しの質問をします。

光は、案の定、睦子の質問に対して、肯定的な返事をしました。アンディが負傷した今となっては、光の力を借りるしかありません。

チームメイトである卜部の反応はと言えば、「これから二回戦に向けて、特訓して来い」と光に発破をかけます。

光がチームの一員として、戻ってこられて、ほっと一安心できるシーンですね。

「離れて初めて得られたこと!」

キャッチャー大吾とピッチャー光の新造バッテリー。課題克服のため、二人で特訓を重ねます。その合間の休憩時、光が黙って引っ越しをしたことを大吾に謝りました。大吾は、光が居なくなっても、ずっと光の背を追いかけるかのように練習に励んでいたのです。

大吾:「いつか光の球を完璧に捕ってやるって練習を頑張ってこられた」
光:「一回野球を離れたことで、本当に野球がやりたいと思えた」

と、お互いの気持ちを伝えあいました。

ここのシーンは、筆者が好きな場面です。お互いに離れたからこそ、得られたものがあり、最高のバッテリーとして試合に臨みたいのだと思いました。

毎回見ていくたびに、成長を見せてくれるので喜びが倍増します。

そして改めて大吾と光は、最強のバッテリーを目指すと宣言しました。

二回戦に向け特訓開始

卜部は、次の対戦相手を偵察に行きました。そのチームの投手は、スローボールを駆使して、相手をノーヒットノーランに抑えました。

余興で言いますが、このピッチャーを見た時、小学生にしては背が高いし老けていたので、筆者はちょっと笑ってしまいました。

その翌日、卜部が大吾の家に尋ね、偵察に行ってきたことを大吾とそこに居合わせた睦子に報告しました。卜部が初めに見せたのは、アイドルの写真でした。

この展開には驚きましたが、卜部にもこうした一面もあったのかと思うと、ちょっと安心しました。「イーファスピッチ」でノーヒットノーランを達成していたと、卜部は偵察で得た真相を伝えました。

卜部は大吾を座らせ、さらに睦子を打席に立たせました。卜部は、睦子に「振っていい」と言いました。

そして、卜部の球をジャストミートで打ち返した睦子!!

睦子のバッティングを見て監督は、驚きを隠せずにいました。卜部が実力を見て、スタメンで出すべきだと提案します。だが入団したばかりの自分が出るのは問題と反抗する睦子。

睦子の憂うつ

睦子は、勝利したチームメイトを見て、自分も活躍したいと思うようになりました。そこに大吾の母(薫)と光の父(寿也)が来ました。薫は睦子の隣に座り、「応援頑張っていたね」と褒めてもらっていましたが…。

睦子は「チームメイトのおかげ」と自分の真意を隠してしまいました。

睦子の気持ちもわからなくはないですね。皆が活躍しているのに自分だけ何もできない悔しさや、羨ましいという気持ちになりますよね。

大吾と練習する時、楽しんではいるものの何か物足りなさを感じる睦子。しかしその後、卜部と大吾は、睦子の潜在能力の高さを知ることになります。監督も睦子の実力に、言葉が出ないぐらい驚きます。卜部が睦子を試合に出すべきだと言い出します。

睦子は、皆が三年間もしているのに自分が入ることで誰かが出られなくなると断りました。

翌日、睦子は監督達の目の前で守備練習をすることになりました。本当は出来るし試合に出たいのにも関わらず、わざと下手くそに見せる睦子。大吾達は、うまいはずの睦子がミスを連発するので不思議がります。

チームの事を考えるのはいいのですが…それなら睦子が何のためにドルフィンズに入ったのか、わからないですよね。

今後、睦子は試合で活躍してくれるのでしょうか!

TVアニメ『 メジャーセカンド 』第13話「睦子の憂うつ」感想

今回は睦子が色んな場面で、自分と葛藤する様子が描かれていましたね。

本当は、自分も試合に出て活躍したいと思っているのに、正直になれない睦子が居ましたね。確かに、筆者が睦子の立場だったら、チームメイトに申し訳なくて正直な気持ちは言えないと思いました。

そんな睦子の複雑な思いが、交錯していく様子を見ると筆者も胸が苦しくなりました。そして大吾と光ペアーには、毎回驚かされます。

二人がお互いの気持ちを語るシーンは、一番好きな場面です。親友としてライバルとして、最高のバッテリーだと筆者は思います。

これから試合でどんな活躍を、してくれるか楽しみですね。そして今後の二人にも注目です。

文章:kyouei- 薔薇

メジャーセカンド 感想 のまとめ

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