TVアニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』第十話「されど舞台はつづく The Show Must Go On」【感想コラム】

TVアニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』第十話「されど舞台はつづく The Show Must Go On」【感想コラム】

アニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』。第十話はご覧になりましたか?

今回、とんでもなかったですね。

TwitterやYouTubeでされていた第10話の予告を見て今回の「レヴュー」が何かしら特殊なものになることはわかりましたが、まさかあんな形になるとは思いもしませんでしたよ。

そんな予想外の「レヴュー」はもちろんですが、何より驚いたのはあの2人のやり取りですよ! もうホントにヤバかったっすわ。マジで!

ちょっとボキャブラリーが貧困になってしまいましたね(笑)

とにかく、ボキャ貧になってしまうくらいに素晴らしいものが用意されていたんです。見てない人はとりあえず見ましょう。なるべくネタバレは避けたいところなのですが、たぶん無理です。あの素晴らしさを伝えるためにはどうしても第十話の内容をある程度開示しなければなりません。

それもあって、今回の記事更新は遅れてしまいました。

先週見ることができなかったという方はYouTubeの「スタァライトチャンネル」にアクセスしてください。9/20~9/27の期間限定でこれまでのお話が無料配信されています。9/22の12:00からは第11話も公開されます。

みなさん、第10話の視聴は済んでいますか?

それでは、じっくりと第十話を見てゆきましょうね!

最後のオーディションを前にして

いよいよオーディションも大詰め。今回が最終オーディションとなるようです。オーディションに参加している9人の舞台少女のもとにいつもの通知が届きます。それぞれの舞台少女がそれぞれの想いを胸に抱き、オーディションに向き合っていました。

そんな舞台少女たちの様子を見てゆきましょう。

まず、純那ななの2人です。「じゅんななな」はキッチンでオーディションについて話していました。ヘルマン・ヘッセの言葉を語るなど、なかなかに知的な会話を繰り広げていた2人。最終オーディションに向けてやる気十分…

…かと思いきや、どこか吹っ切れたような感じでしたね。なんとなくですが、2人ともオーディションに合格できないこと、1位になれないことはわかっている。それでも”最後まで”全力を尽くす。そんな諦観のなかの覚悟を見たように思います。

双葉香子も同じような感じでしたね。ななが作ったバナナ蒸しパンを食べながらの会話には、やはりどこか諦めがあるような気がしました。

でも、「ふたかお」もなんだか吹っ切れた感じなんですよ。これは第6話の「約束のレヴュー」を経て、2人の関係性が少しずつ変わったことが影響しているのかもしれません。第6話までの2人は「姫と侍従」という関係でした。しかし、第6話で真正面からぶつかったことで「姫と侍従」でありながら「対等なライバル」でもある関係に変わっていったんです。

だからこそ、「いよいよなる日が来たんやね、ウチがトップ・スタァに」という香子の言葉に、双葉が「なるとしたらアタシだよ」と返しているんです。これまでの香子を後ろから追っていた、ただ付き従っていただけの双葉からはこんな言葉は出ませんよ。2人が対等になったからこそ、この会話なのです。

華恋ひかりまひるはどうでしょうか?

ななが作ったバナナ蒸しパンをボロボロこぼしながら食べる華恋とひかり。華恋は最終オーディションへの不安をこぼしていましたね。しゃべりながら食べているからボロボロと食べかすが落ちるんですね(笑)

一方、ひかりは黙々とバナナ蒸しパンを食べていました。リスのようにガジガジかじりながら食べて食べかすをこぼしていました。

手のかかる2人の面倒を見るまひる。もう2人のお姉ちゃんというポジションが板についていますね(笑)

そんなまひる、華恋とひかりを部屋から追い出してしまいます。その理由は、最後のオーディション前に気持ちもお部屋もリフレッシュするためでした。部屋掃除をするにあたって邪魔な華恋・ひかりを追っ払ったのかな、と思いましたがそうじゃなさそうです。

おそらく、まひるは今日のオーディションで上位争いをするであろう華恋・ひかりをリフレッシュさせたかったのでしょう。自分もそのオーディションを前にしているにもかかわらず2人のことを気遣うのはどうしてでしょう?

やはりまひるもなんとなく自分が1位になることはできないというのを悟っていたんでしょうね。純那・なな・香子・双葉と同じような諦観をまひるにも感じました。

絶対王者と永遠の2番手

真矢クロディーヌはというと、自主練をしていました。

自主練をしようと思ってレッスンルームに来たクロディーヌ。でも、そのレッスンルームには先客として真矢がいた。そんなシーンでしたね。

 

主席と次席。

 

トップ・オブ・トップとして99期生の頂点に君臨し続ける真矢とその背中を追い続けるクロディーヌ。常に高みを、同じところを見すえている2人だからこそ考えることも似てしまうようです。多くを語らずとも互いが言いたいことをわかっているような、そんな会話をしていました。

Aパートから良質な「真矢クロ」、頂きました。

今回、かなり飛ばしていますね。キッチンでの「じゅんななな」に膝枕「ふたかお」、そして「ひかまひかれん」。『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の公式カップリング揃い踏みです!

いやぁ… 最高ですな。

約束のデート、約束のあの場所へ

TVアニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』第十話「されど舞台はつづく The Show Must Go On」【感想コラム】

画像引用元:©Project Revue Starlight

部屋から追い出された華恋とひかり。2人はその後、約束のお出かけをしていましたね。そうです。第4話でした「今度は一緒に来ようね」という約束です。

第4話での華恋とひかりによる東京追いかけっこで巡った水族館や東京タワーに行ったんですね。このあたりの詳しいことは第4話を見返してもらいたいところです。

水族館でクラゲを見て、前に行くことができなかった「東京タワー水族館」に…

完全にデートですね。はい。

「じゅんななな」「ふたかお」「ひかまひかれん」「真矢クロ」と百合の波状攻撃を受けた視聴者に対するもう一撃。超王道の公式カップリング「かれひか」を投下!

もう視聴者の、いや筆者の体力はゼロです… こんなの百合のキャパオーバーじゃないですか…

それに今回の「かれひか」、かなーり濃厚でした。「東京タワー水族館」のお土産コーナーでの一幕。あれはダメですね。尊さ100%です。

舞台「スタァライト」を観たのち、それぞれがつけているブローチを交換した場所。そこで”あの日”の約束を思い出す。これから臨むことになる最終オーディションを前にして舞台少女としてのルーツを再確認したんでしょう。

華恋とひかりが「私たち」として幼き日の2人の前に立つという演出が本当に素晴らしかったです。”あの日”から時が流れ互いに成長したことを感じさせるのはもちろんですが、成長した2人が「私たち」になって約束を果たす段階になったことを表しているんですよ。

それがね、イイんですよ!

第10話、Aパートからハイカロリーですね。もう腹八分を超えて満腹です(笑)

「終わり」を意識させるセリフたち

第10話のAパートは妙に「最後」という言葉が使われていたように思います。実際に、Aパートでは「最後」という言葉が3回使われていました。その3回はどれもAパートの前半に登場しており、第10話の早い段階から視聴者に「最後」であることを示していたような印象を抱きました。

ちなみに、「最後」という言葉を発したのは純那、なな、双葉です。

また、華恋・ひかりの水族館巡りデートの最後、夕暮れのベンチのシーンでも「最後」を感じさせるような演出がありましたね。華恋の「(東京タワー水族館に?)また来ようね、ひかりちゃん!」という発言に対して、「華恋、いつか…また…」とどこか歯切れが悪そうに答えるひかり。

どうしてこのタイミングで「華恋、また一緒に来よう!」と明朗に答えることをしなかったのでしょう?

どうして画面に映った幼いひかりの目元は暗く伏せられていたのでしょう?

デート最後のシーンだというのにそこには不穏な空気が漂います…

 

こうした言葉やシーンから筆者は「最後」であることを意識させているように感じました。まあ、オーディション最終日だからということもあってより「最後」を感じたのかもしれません。

それでも、上記で示したあれこれは視聴者に対して「最後」であることを、転じて「終わり」を意識させるための仕組まれた演出だったのではないかと思えてなりません。

みなさんはどう思われましたか?

最終日の「レヴュー」は特別仕様!

第10話の予告を見た方ならある程度予想はついていたと思いますが、今回の「レヴュー」はこれまでに行なわれてきた「レヴュー」とは異なるものになりました。筆者も第10話が放送されるまで「特別な『レヴュー』」ってなんだ? どんなんなるん?」と考えて過ごしたものです。

そんな特別仕様の「レヴュー」とは…

 

「レヴューデュエット」、いわゆるタッグマッチでした!

 

オーディション最終日の段階で1位になることができる舞台少女が4人。華恋が飛び入り参加をしたことによっていろいろと予定がおかしくなってしまったらしく、その調整のために「レヴューデュエット」が導入されたようです。

やっぱり、華恋の飛び入り参加はイレギュラーな出来事だったんですね。ななが対応しきれなかったのも無理ないですね。

タッグマッチということは、2人対2人です。チームはどのように決めるのでしょうか?

チーム決めは実に単純、上位2人である真矢とひかりがその後に続くクロディーヌと華恋を選ぶという方法でした。しかも、その選び方はドラフト制!自分がペアを組みたいと思った舞台少女に向けて上掛けのブローチを投げるというなんともカッコいいドラフト制でした。

そんなドラフト制の結果はわかりきっていますよね?

 

【ひかり・華恋 v.s. 真矢・クロディーヌ】となりました!

 

まあ、物語の展開を考えると、これ以外の組み合わせはあり得ないですよね。幼き日の約束を叶えるために頑張る2人と、さらなる高みを目指して頑張る2人。それぞれのペアが成立するのはある意味必然ですよ。

「ひかかれ」と「真矢クロ」。下から這い上がってきた”挑戦者”と主席と次席に君臨し続けてきた”王者”。

とってもアツい戦いが幕をあけました。

タッグマッチの見どころはコンビネーション!、作画も半端ない!

TVアニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』第十話「されど舞台はつづく The Show Must Go On」【感想コラム】

画像引用元:©Project Revue Starlight

さて、今回の「レヴューデュエット」における見どころはさまざまにあります。そんななかで筆者がイチオシしたいのがそれぞれのペアによるコンビネーションです。

これまでに執り行なわれてきた「レヴュー」はどれも1対1のタイマンバトルでした。これはななが経験してきた幾重ものループのなかでも同様です。オーディション最終日であっても1対1でした。

第10話で実施されたタッグマッチは作品世界線においても、作品そのものにおいてもはじめての試みとなるわけです。誰も体験したことがないし、見たこともない「レヴュー」。それが「レヴューデュエット」なんです。

そんな「レヴューデュエット」だからこそできたこと、見られたものが各ペアのコンビネーションです。今回の「レヴュー」で描かれた連携プレイは息をのみましたね。

特に筆者が激プッシュするコンビネーションプレイは真矢・クロディーヌによる大回転斬りです。2人が手をつなぎ回転することで生じる遠心力を利用した力強い円形の斬撃となっていましたね。

この大回転斬りの素晴らしいところは3つあります。1つ目は戦術として優れているところです。今回の「レヴュー」はタッグバトルです。もちろん個々で戦っている場面も多くありますが、その戦いはチーム戦です。そのことを理解しているからこそのコンビネーションプレイ、それがもっとも顕著だったのが大回転斬りなんですね。

真矢とクロディーヌの息があっているからこそできることではあるのですが、2人が「レヴューデュエット」の特性を即座に理解して連携技を使ったところ。ここがGoodなんですよ!

2つ目は作画の良さです。第10話の「レヴュー」はコンビネーションを行なっているシーンに限らず作画がいつにも増して良かったように思います。これまでの作画も素晴らしいものではありましたが、第10話に関してはその良さがより顕著に出ていましたね。製作陣の気合を感じました。

そんな作画の良さをフルに活かした大回転斬り、特に真矢とクロディーヌの2人が手を取り合って回転する一連の動作の作画には舌を巻きました。訳わからんレベルの作画の良さだったと思います。

あとは、大回転斬りの斬撃に至るまでのモーションと斬撃のエフェクト。これらからしっかりと2人が力を込めて斬っていることや斬撃そのものの威力を感じました。

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』における「レヴュー」のシーンは、ほかのアニメで言うところの戦闘シーンに該当します。これは筆者の個人的な意見になりますが、良い戦闘シーン、特に人間による戦闘シーンというのはキャラクターが力を込めている様がキチンと描かれていることや、攻撃に至るまでのモーションと使用している武器の特性を反映した威力表現が細かくされていること。それによってキャラクターが一定レベルのリアルさを持って動き、戦っているようなシーン。それが良い戦闘シーンだと考えています。

ここで言う「一定レベルのリアルさ」は「現実であり得ないことはダメ」というものでは決してありません。別に現実的にはちょっと無理がある跳躍をしたり、「その高さから飛んだら足折れるよね?」という高さから余裕で着地したりすることは全然問題ありません。

むしろ、そういうアニメだからこそできる夢に溢れたアクションは大好物です!

 

筆者が気にするのはそうした夢のあるアクションをするキャラクターが跳躍時にしっかりと踏ん張っていたり、着地時に関節を正しく使っていたりすることです。

つまるところ、超人的なアクションをするのは大歓迎だけど、曲がらない方向に腕が曲がったり、予備動作とその結果として発生したアクションに整合性を感じられなかったりするのは嫌だということです。

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』は筆者が気にするこのあたりのことを何も気にさせないどころか、いつもいつも期待の斜め上を軽く超えてゆきます。今回放送された第10話の「レヴュー」は今年見た戦闘シーンのなかで1、2を争う、少なくとも5本の指には入るレベルの戦闘シーンだったと筆者は思っています。

 

最後に3つ目ですが、単純にカッコいいところですよ!

 

1つ目と2つ目の素晴らしいことに関しては長々と語りましたが、3つ目は単純明快です。見た感じがカッコよかった。ただそれだけです。

大回転斬りによって発生する円形の斬撃エフェクト、連携技としての大回転斬りだからこそできるコンビネーションスピン。そして、斬撃後の真矢・クロディーヌが魅せたスタイリッシュなポーズ。

 

カ、カッコいいィィィ!

 

こんな斬撃見せられたら痺れちゃいますよ。心の奥深くにある中二心がうずいちゃいます(笑)

第10話はイチオシした大回転斬り以外にも、素晴らしい部分がいっぱいあります。それを語りだすとキリがありませんのでここでストップしておきますね。

怒涛の「真矢クロ」ラッシュ!

第10話の「レヴュー」。至るところに「真矢クロ」が溢れていましたね。Aパートでもなかなかな「真矢クロ」を見せていただきましたが、Bパートはすさまじかったです。

そんな「真矢クロ」パートは大きく分けて2か所ありましたね。かなり長くなると思いますが、2か所の素晴らしさ、尊さについてじっくりと語ってゆきます。

まず、1か所目。大回転斬りの直後、階段の上で軽く抱き合い顔を近づける「真矢クロ」。そのときに心のなかで交わされたダイアローグです。このダイアローグでは互いが互いのことを理解していることがよくわかりましたね。

そのダイアローグは以下のようなものでした。

クロディーヌ「わかる、わかるわ」

真矢「あなたがどう動いて、どう飛ぶのか」

クロディーヌ「アンタについていけるのは」

真矢「私についてこられるのは」

真矢「西條クロディーヌ」

クロディーヌ「天堂真矢」

…ね。もう完全に2人の世界ができているんですよ。2人が互いに認め合っていて、それを「レヴュー」のなかで再確認したんでしょうね。

あ、一応言っておきますが上記のダイアローグはすべて心のなかで話したことですよ。一切声に出していませんからね。

つまり、声に出さずとも想いが通じ合っているということですよね?

あぁ、これはたまらんですね!

さて、1か所目からかなり高火力でしたが本番はここからですよ…

2か所目は真矢・クロディーヌペアの敗北が確定した後の一連のシーンです。このシーンに関してはTwitterでも相当の盛り上がりを見せていましたね。そりゃあ、あんなものを見せられたら盛り上がらざるを得ませんよね。

そんな第10話のハイライトとなったシーンは、クロディーヌの情熱的な一言からはじまります。

 

「負けたのは私、私だけよ!」

「天堂真矢は負けてない!誰にも」

 

完全にネタバレになりますが、真矢・クロディーヌペアが敗北したのは真矢の上掛けが華恋に落とされてしまったからです。

トップ・オブ・トップとして99期生の頂点に立ち続けた真矢の敗北。それを認められないクロディーヌが涙ながらに放った言葉が上記のものです。

これ以降、クロディーヌがフランス語で話しはじめ、それに真矢がフランス語で返すシーンが流れます。尊さが臨界突破したのはこのシーンでした。ちょっと長くなりますが、フランス語での会話を以下にすべて記載しておきましょう。

 

※()内はフランス語

私の真矢が…こんな所で負けるわけがないの

(Ma Maya à moi…Impossible qu’elle perde maintenant comme ça)

負けてない…天堂真矢は――

(Maya……n’est pas la perdante―)

――その通り

(―Exactment)

私は負けていません

(Je n’ai absolument pas perdu)

このレヴュー、私達より…

(Ces deux-la……)

あの二人が――スタァライトしていただけのこと

(ont juste eu plus de―Starlight que nous à cette Revue)

私は負けていません…だから――

(Rien n’est perdu……donc―)

立ちなさい…『クロディーヌ』

(Léve-toi “Claudine”)

あなたとなら私はもっと高く羽ばたけるのですから

(Avec toi―je peux aller toujour plus loin et encore plus haut)

泣き顔も可愛いですよ…私のクロディーヌ

(T’es mignonne aussi quand tu pleures……Ma Claudine)

ほんっと…ヤな女!

(Méchante……va!)

 

えっっっっっっ!

 

みなさん聞きましたか?

この2人、とんでもない発言してましたよ!

 

”私の真矢”が…こんな所で負けるわけがないの」

「泣き顔も可愛いですよ…”私のクロディーヌ”

 

あぁ、ヤバいですね。

ヤバい、尊い、すごい、尊い、ヤバい。

「真矢クロ」の過剰供給ですよ! めちゃくちゃ嬉しいし、製作陣には感謝してもしきれませんが、これは完全に「真矢クロ」推しや百合スキーの視聴者を殺しに来てますね…

尊さのレベルがリミットブレイクしちゃってます。筆者はテレビの前で叫びましたよ(笑)

まさか、公式からここまで上質な、いや最高級の「真矢クロ」が提供されるなんてまったく予想していませんでした。

すみません、少し冷静になります。

「レヴュー」敗北後の「真矢クロ」。これの素晴らしいところは、まあいくつもあるのですが、一番わかりやすいところはお互いがお互いのことを”私の”と言っているところですよね。

私の○○」、これを人に対して言いますか? こんなセリフを言うのは告白のときくらいじゃないですか?

特に、真矢が言った「私のクロディーヌ」。あのセリフに至るまでの言葉を加味して言わせていただきますが、あれは誰が何と言おうと告白でした

あなたとならもっと高く羽ばたける泣き顔も可愛いというなんとも歯が浮きそうなセリフをポンポンと放たれた真矢様。それらを経た「私のクロディーヌ」です。告白以外の何でもないでしょうよ!

真矢の告白を受けたクロディーヌ。キミもやってくれたよね。「ほんっと…ヤな女」と口では言っていますが、その表情見ましたか?

完っ全に惚れ顔でしたよ!

もう、ガッツリ恋に落ちてましたよ!

まさに“Fall in love”、頬の赤らめ方や視線のそらし方なんてどこからどう見ても恋する乙女のそれでした。

「ヤッベェ、クロちゃんめちゃんこカワイイ!」と思ったのも確かですが、それ以上に「嘘… 真矢様にあんな表情見せちゃうの!?」という驚きのほうが強かったです。

真矢・クロディーヌの2人は負けてしまいましたが、その散り際にとてつもない「キラめき」を放ってくれましたね。

 

最高でした~

 

EDでも畳みかけてくる「真矢クロ」

第10話ラストシーンを見て「次回以降どうなっちゃうんだー!」と思った矢先、EDがはじまりました。

毎週EDの「Fly Me to the Star」を歌うキャラクターが変わっていますが、今回は真矢・クロディーヌでした。

…まだやるのか。どこまで視聴者を喜ばせれば気が済むんだ。

歌は言うまでもなく素晴らしかったです。2人とも抜群の歌唱力を思う存分生かしていたように思います。フルバージョンを聴くのが楽しみになりました。

「やっぱり歌上手だな~」、と思いながら見たED。そのラストシーンにはフィニッシュブローが待ち構えていました。

向き合う真矢とクロディーヌ。2人にはそれぞれオレンジと白のライトが照らされて…

ちょっと待て。

なんで真矢にオレンジ色クロディーヌに白色のライトが当たっているんだ?

これまでのお話を見てきたみなさんならご存知かと思いますが、EDラストで舞台少女たちが浴びているライトの色。あれはそれぞれのキャラクターのイメージカラーになっていました。

例を挙げると、華恋は赤、ひかりは青、ななは黄、双葉は紫、香子はピンクといった感じですね。双葉と香子の2人で担当した第6話のEDでも双葉は紫色のライト、香子はピンク色のライトという風に自分のイメージカラーのライトを浴びていました。

それにもかかわらず、第10話の「真矢クロ」だけがそうではなかったのです!

真矢が浴びるオレンジ色、これはクロディーヌのイメージカラーです。反対にクロディーヌが浴びる白色、これは真矢のイメージカラーです。

さて、これはどういうことなのでしょうか?

ここからの解釈は筆者独自のもので、当たっているかどうかはわかりません。それを了承した上でお読みください。

第10話ラストでお互いの色のライトを浴びているのは、「真矢クロ」が互いに互いを高めあう関係であるということを表しているからではないでしょうか?

このように考える理由は、第10話に登場した真矢とクロディーヌのセリフにあります。

真矢はBパートの告白シーンでクロディーヌに向かって「あなたとなら私はもっと高く羽ばたけるのですから」と言っていましたね。

それに対して、クロディーヌはAパートの自主練シーンで「天才子役だの、未来のトップ・スタァだの、調子に乗っていた私を生まれ変わらせてくれた」と言っていました。

お互いの存在があるからこそ今の自分があり、これからの自分を見ることができる。2人のセリフからはそんなものを感じます。「2人で高めあってゆける」、この表現が一番しっくりくるかもしれませんね。

そんな関係性を浴びるライトの光だけで表現していることに驚いたと同時に、感嘆しました。こんなに効果的で素晴らしい演出を見せてくれたことに感謝ですね!

アニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』第十話「されど舞台はつづく The Show Must Go On」の感想

TVアニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』第十話「されど舞台はつづく The Show Must Go On」【感想コラム】

画像引用元:©Project Revue Starlight

非常に盛りだくさんで濃ゆいお話だった第10話。感想コラムも内容盛り盛りの9000字オーバーとなってしまいました。筆者のパッションが溢れた結果、こうなっちゃいました。

ラストシーン「悲劇のレヴュー」でひかりがとった行動。それが第11話以降の物語にどう影響してくるのか。今の状態からどのようにして物語が着地するのか。

これから最終回までの一番の楽しみはこれになりそうですね。

物語がどのように展開し、どのような幕引きを見せてくれるのか。もう何にも予想できません。感想コラムを書いておいて不甲斐ない話ではありますが…

とりあえず、みなさんと同じ一視聴者として素直に、そしてまっすぐ作品に向かうこと。これが今の筆者にできることだと思います。

「考察するのは見てから!」を胸に残りの2話を見ようと思います。

というわけで、今回はここまでです。

次回も楽しみですね!

TVアニメ『 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 』感想コラムのまとめ

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ABOUTこの記事をかいた人

タングステン

大学生をしながらライターをさせていただいている「タングステン」と申します。アニメ・ゲームなどに関するいろいろな記事を書かせてもらっていますが、特にアニメ楽曲の記事が多いように思います。あとは、音ゲー大好きマンなので、音ゲーのプレイレポートも書きます。拙い文章かもしれませんが、精一杯書いております。