『グリザイアシリーズ』 日下部麻子 の名言から読み解く最高にカッコイイ生き様とは!?

『グリザイアシリーズ』 日下部麻子 の名言から読み解く最高にカッコイイ生き様とは!?

グリザイアシリーズがアニメ化されてから、気づけば約3年が経ちますね。放送終了してからもずーと筆者の心に残った名言の数々をみなさんにご紹介させて下さい。

このコラムは人生を前向きになりたい、胸を熱くさせてくれるような名言に触れてみたい、そんな方にオススメしたいです!

あれ、これ、自分でハードル上げてね?ヤバくない?不安になってきた私のことは置いといてください(笑)

グリザイア3部作の中で、グリザイアの迷宮、グリザイアの楽園に登場した「 日下部麻子 」にスポットを当てていきたいと思います。

アニメでは、“カプリスの繭”というエピソードで主人公「風見雄二」の少年時代を支え、彼は麻子を“師匠”と呼んでいます。

グリザイアの物語全体からすると、麻子の登場はほんの少しですが、それでも彼女の存在はかなりのキーマンであったことは間違いないでしょう!

アニメを見られてない方でも、一緒に共感していただけるような名言に出会えるかもしれません!ぜひ、楽しんでいただければと思います。

日下部麻子は心の師匠

まず、日下部麻子ってどんな人なの?知らないぞ!という方もいらっしゃると思いますので、簡単ではありますが紹介させてください。

日下部麻子は「CIRS」の特殊工作員で女性です。世界的なテロリスト「ヒース・オスロ」の強襲作戦に指揮官として参加する事となります。その作戦で地下に監禁され、傷だらけで酷く衰弱していた「風見雄二」を発見します。

のちに雄二の保護者となって、一緒に暮らすことを決めます。

日々の生活を共にする中で、雄二が麻子から教えてもらった“強く生き抜くための教え”いうなれば、雄二を一人前の男に育て上げた“師匠の名言”の数々。それこそが、彼女の良さであり、最高にカッコイイ生き方だと思っています。

それでは、本題にはいっていきましょう!

日下部麻子 の名言、それは生き様!

いよいよ、日下部麻子の名言集のような形でふれていこうと思います。それと合わせて、個人的な感想も書かせていただきました。では、どうぞ!

「とにかく本を読め。そして、気になったことがあったら試せ。それが生きた知識となってお前を生かす糧となる。」

 私も同じように言われたことありましたけど、雄二のように素直に受け入れることはできませんでした。本から知りえた知識を鵜呑みにするのではなく、自分でためしてみる事が大切。

「正しく使えば”力”間違って使えば”暴力”正しいか間違いかを決めるのは己自身!力を使わないこともまた威力!全ては志って奴よ!」

力を持っている者はいつ、どこで、なんのために使うのか?その見極めこそが大切だと。私はあえて使わないことが威力だなんて、考えてもみませんでした。勉強になりました。

「たった一つの道でいい、究めてみろ。一つの道を究めるためには、様々なことを学ぶ必要がある。そして必要だからと学ぶうちに、いつの間にか自分に向いた学び方を覚える。例えそれがどんな道であろうと、その道を究めた人間というのは、他の何をやるにしても自分の得意分野に置き換えて物事の要領を得る。」

何事も究めると聞くと長い道のりだと感じますが、仕事をしていたり、趣味に没頭している時って、自分でも気づかないうちにその道を究めるために歩んでいるのだと思います。

私も何か一つでいいので、誇れるくらいには究めたいものです、はい。

この言葉は、雄二が“師匠”と呼ぶキッカケになった名言です。

「何も考えずに出来るやつが天才、考えた上で努力を惜しまないやつもまた天才になれる」

真っ先にイメージした人物は雄二の姉「風見一姫」は前者。弟の雄二は後者だと感じました。あえて秀才という言葉を使わず、どちらも天才。麻子はどちらだったのでしょうね?彼女の人生観の深さからして、努力を惜しまなかったのではないかなと思っています。

「自分のためには引き金を引けなくても構わない。だが、他人のためなら迷わず引き金を引ける男になれ・・・いいな?」

自分可愛さのあまり全く真逆になってしまいがちな私なのですが、本当にこの言葉のように心がけていれば、最高にカッコイイです。

「誰かに期待をするな、期待するから失望もする、出来ることもしないで文句だけを口にするようなクズにはなりたくないから私達は汚れることを覚悟した、違うか?」

私の記憶では、このセリフはアニメでは出てきてなかったように思います。かなりキツイ物言いですが、確かに口だけの人間にはなりたくないものですよね。

でも、なぜか私の心にクリティカルヒットしました・・・。

次に紹介させていただく、名言は2つ合わせて見ると意味が分かりやすいかもしれません。

「面倒クセェのが人生だろ?楽しめよ」

アニメでは、ワンシーンでしかこの言葉を発しません。ですが一番お気に入りです。

誰が言っても同じだろっと思いますよね。でも、私はとんでもなく共感しましたし、極端なこと言えば、全部面倒クセェが人生楽しんだ方の勝ちだと言いそうで、すごく麻子らしさを感じました。

「人生って奴は、無駄を楽しむもんだ。無駄を重ねてきた奴の方が、生きるのが上手い。楽しい人生って奴だ。」

単に人生は無駄なんだよ!と言い放っているわけではなく、そのくらいの心持ちの方が人生楽しめるよというくらいに受け取ってください。

麻子からすると人生はめんどくさくて、無駄だと思えることが多い。だけど、それすらも楽しむことが出来れば、楽しい人生を謳歌出来るんじゃないか?ってことですかね! 

なかなか…考えるほどに深みのある名言ですよね。

雄二から時より感じる麻子の教え

『グリザイアシリーズ』 日下部麻子 の名言から読み解く最高にカッコイイ生き様とは!?

ここからは、一言ではありますが雄二にとって日下部麻子は、やっぱり大きな存在だなーと感じたセリフを紹介します。雄二のセリフから抜き出すならココだ!と思ったのがこの名言です。

「困難に直面した時、人間のとれる手段なんて、諦めて逃げるか、努力して立ち向かうかこの二つぐらいしかない。諦めちゃえば楽だけれど、格好悪いだろって師匠は言うんだ。必死に生きて、無様にもがくのは、全然格好悪いことなんかじゃないんだって俺に教えてくれたんだ

 そのままじゃねーか!と言われてしまいそうですね。

雄二が日下部麻子から教わったのは、自分で考えて努力を惜しまないような生き方を身につけてほしい、そんな想いだと思います。このセリフからその教えがうまく受け継がれているなーと感じました。

そして、さらに麻子は特殊工作員という特別な立場で描かれています。裏の世界を生きる者として1人を守るために大多数を殺す、そんなミッションもあったでしょう。

そのためなのか?「この世はクソ溜めだ」「世の中は自分に厳しすぎる」と冷めきった表現することがあります。

 でも、だからこそ

 

“おい、雄二。お前はそんな世界でどう生きていく、私はこう生きる。”

 

私は雄二のセリフから、麻子の強い意志がうかがえました、しっかり受け継がれているってところも胸が熱くなりますよねー。それに雄二だけじゃなく、私たちも確かにそうかもしれないと心に響きませんか?

日下部麻子 が雄二の人生を変えた

さて、みなさんここまで大丈夫でしょうか?あと少しだけ、お付き合いください。それが何かとは言えませんが、グリザイアシリーズのストーリーに大きく影響を与えたのもほかならぬ日下部麻子の言葉でした。

一人十殺!多勢に対する無勢に際し、1人で10人の敵を屠るまで玉砕は許さんと! だが今は時代が違う! そこで一人十衛! 貴様は国民10人の生命を救うことと引き換えに初めて死を許される!!

このセリフには、雄二がその後の人生に大きく影響を与えた名言でございます。

もしかすると、グリザイアの果実はこの瞬間から始まったのではないでしょうか?

ってくらい大事な言葉だったと思います。

やっぱり、 日下部麻子 は最高にカッコイイ!

私は日下部麻子の名言に生き様を感じました。言葉ひとつ、ひとつがカッコイイとすっかり心を奪われてしまいました。もちろん、キャラクターとしても大好きです!

みなさんはいかがでしたか?

説教臭いような言葉もありましたが、ここに紹介させていただいた名言をポジティブになんとなく良いこと言っているなーと共感してもらえて、さらにみなさんの中でちょっと見てみようかな?と思ってくださる方がいれば、大変うれしく思います!

グリザイア:ファントムトリガーもアニメ化されるらしいので、心待ちにしております。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

文章:あそしえいつYH

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