前回は、パスポート事件がありましたがなんとか見つかりました。(報瀬が預かっていたのを忘れていただけ。)でもこの事でまた、4人で行くと再確認が出来ました。
今回はいよいよ船に乗って南極大陸に向かうのですが、大変な試練が待ちうけていました。そんな4人を(負けないで)筆者と一緒に応援していきましょう!
この船で行くのですか
本当にこの船で行くの。
この少ない隊員で行くの。大丈夫なの。本当に南極まで行けるの。こんな不安の声が4人から聞こえる。
大丈夫よ。絶対に行くよ。と言う隊員みんなの想いが、どこから来てるのか?
筆者は考えてみました。いろいろとやらないといけない事もあると思いますが、それより何よりも、大切な事、それは三年前にに一緒に行ったけども一緒に帰る事が出来なかった報瀬の母を会いたいという、無理な事は分かっているそれでもいい。そんな強い隊員みんなの気持ちだと思います。4人にはそんな事言わないですけど。
4人の自己紹介の中で
4人の中で筆者が、良いなと思ったのは、それぞれ、この南極まで行こうと思った理由が語っていた事だと思います。
中でも、報瀬が語った理由が心に響きました。最近あまり話する事が得意でないので3人は心配していたんです。でも日向がポンと背中叩きます。それから語り始めました。最後に「母が言ってた宝箱を自分の手で開けたいと思います。みなさん、一緒に南極に行きましょう」と言った。とても堂々と語った。
筆者はすごいなぁ。あの子がこんな堂々とみんなの前で話が出来るなんて、と思いながら見ていたんです。(笑)
長い船旅が始まります。彼女たちを襲う船酔い
南極大陸に向け出港しました。そこで4人を待ち受けていたのは、船酔いでした。今までこんな長い間の船に乗る事をした事ない(あたり前ですがね。)船がゆれるたびに、頭がクラクラ、吐き気、でも食べないと体力がもたないというのは、キツイですね。
さて、どうなってしまうのでしょう。そんな時報瀬は「強くなればいい、それ以外の選択肢がない」と言いましたが、マリが「そんな事はないよ。今までいっぱい選択肢はあった。みんなが選んだんたよ。」と言ったことで、自分たちで選んだから(頑張れる、頑張るぞ)心が折れかかっていたんですけど、又、前向きになっていきました。そして船酔いからも脱出する事が出来ました。
マリの言葉は、なかなかいい言葉だと思いますが、だってその通りだと思いませんか?誰かに行けって言われたのではなくて自分で何か目的があって行こう思った。ひとりひとり理由は違いますけども。
ますます、楽しみが増えましたね
4人が、よりいっそう強い仲間意識と言うか、絆が出来てきたような気がします。それは、南極に行くと言う同じ目標に向かっているから、みんなと一緒なら頑張れる。と思いますよね。
この先もずっと一緒にまだまだ続きますが今回はこの辺で次回も楽しみにしてくださいね。
文章:あそしえいつK.M
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