TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第1話「暴風竜ヴェルドラ」【感想コラム】

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第1話「暴風竜ヴェルドラ」【感想コラム】

投稿サイト『小説家になろう』から書籍化された人気作「転生したらスライムだった件」がついにアニメになりました!

スライムと言えば『ドラゴンクエスト』の可愛いらしい姿を連想する方も多いと思われますが、元になったTRPGでのスライムは物理攻撃に強かったり、酸を帯びていて武器や防具を痛めたりする難敵として設定されており、楽に勝てる相手とはとても言えません。

この作品は、そんな“強いスライム”をスライムの視点から描いた物語です。

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第1話「暴風竜ヴェルドラ」のあらすじ

37歳で彼女のいない歴=年齢のサラリーマン、三上悟は後輩をかばい通り魔に刺されてしまう。そして意識が戻るとスライムになっていた。暇にあかせて周囲の草を食べまくったりしつつ、周囲が見えないまま洞窟の中をさまよっているうちに何者かにぶつかって―?

スライムってすげー!

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第1話「暴風竜ヴェルドラ」【感想コラム】

東京大空襲の最中、空から降る焼夷弾の雨のなかを逃げまどう母子。崩れてきた建物によって母親を見失った幼い少女は、不可思議な動きをする炎にまかれ……

時代が移って現在の東京。会社員の三上悟は後輩を通り魔からかばい、ナイフで刺されてしまいます。傷の痛みと出血のショックで意識がもうろうとする中、後輩に家のPCのHDDを壊すように依頼したりしますが、その脳裏には“スキルを獲得”するという不思議な声が響いており、30歳でDTなら魔法使いなら、40近い自分は賢者や大賢者になれるんじゃないかととりとめのないことを考えているうちに意識を失いました。

意識を取り戻してみると、何も見えず、聞こえず、言葉を発することさえ出来ません。感触から病院にいるわけではないと察するものの、触れた草を溶かして吸収したことで本格的に異変を意識することに。弾力のある体を認識して形を確認したところ、水信玄餅そっくりの半球状であることが分かったことから、人間の自分が死んでスライムに転生したことを理解するのでした…

それから結構な時間が経ったものの、相変わらず目は見えないまま。暇つぶしのために周囲の草を食べて過ごしていましたが、ある日突然、疑問に答える形で死ぬ前に聞こえた不思議な声が話しかけてきました。その正体は、彼の獲得したユニークスキル“大賢者”。本来は疑問や会話の応答は出来ない能力ですが、彼に合わせる形で特殊な進化を遂げたのです。

とりあえず“捕食者”について聞いてみると、「捕食して体内に取り込んだ物を解析し、スキルを獲得できる」能力であり、「解析が終われば擬態することも可能」で「捕食した物質を胃袋に収納し、解析不能なものであれば隔離も出来る」ということを教えてもらいました。えらく優秀な能力であることに驚きつつ、ためしに食べた草の解析をしてみると「ヒポクテ草」という薬の素材になる貴重な薬草であることが瞬時に分かります。

他にやることもないので、ヒポクテ草を大量に食べて体内で薬を作成。ついでに洞窟内の鉱石も貴重なものであることが分かったので、そっちも手当たり次第胃袋に収めていくことに。スキルと知性のおかげで、自分の胃袋をアイテムボックスとして活用出来るんですね。

調子に乗っているうちに深い水の中に落ちてしまったので、水を捕食して高速で吐き出すことで脱出を図りますが勢いが強すぎて吹っ飛んでしまうことに…

ドラゴンだけどアホの子疑惑

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第1話「暴風竜ヴェルドラ」【感想コラム】

吹っ飛んだ先にあった“何か”に激突してダメージを負ったものの、痛覚無効で痛みもなく、自己修復能力であっというまに治ります。便利すぎる身体に自分で感心していると、誰かの声が聞こえてきました。

口がきけないのに返事をしろと言われて「うっさいハゲ!」とキレ気味に考えたところ、思考で会話していたため逆に怒られることに……ビビりながら目が見えていないことを伝えると、見えるようにする代わりに「自分の姿を見ても怯えるな」「そしてまた話をしに来い」と奇妙なことを言われます。

なんでも、「300年前にここに封印されてから、暇で仕方がない」んだそう。魔力感知と言うスキルを使い、周囲の魔素を感じることで視覚を得ることを教わったので実行してみると、この洞窟内が大量の魔素で満ちていることもあってか、あっさりとスキルをゲット出来ました。

そして声の主を見てみると、なんと相手は巨大なドラゴン!この世界に4体しか存在しないという竜種の1体、暴風竜ヴェルドラと彼は名乗ります。

人間だったのがスライムに生まれ変わったと身の上話をすると、ヴェルドラは「極めて稀な生まれ方をしたな」と言いました。異世界から渡ってくる人はたまにいるそうですが、異世界からの転生者と会うのは彼が初めてなんだとか。普通は、魂だけだと世界を渡るのに耐えられないとヴェルドラが教えてくれます。

日本人がこの世界にいる可能性を考え、会ってみたいと言えばあからさまに寂しそうにするヴェルドラを見て、放っておけない気がしたので会話を続けることに。世界最強の存在が、こんなに分かりやすくていいんでしょうか…

そもそも、「ちょっとうっかり街をひとつ灰にしちゃってな」って、うっかりの規模がでかすぎるわ!!そのうっかりのせいで彼を討伐するために人間の勇者が現れ、戦いに負けて封印されたということらしいです。

若い少女だった勇者は自分のことを“召喚者”だとヴェルドラに語ったんだとか。召喚者は召喚主に逆らえないよう魔法で魂に呪いを刻まれると聞いて憤慨するものの、この世界では弱肉強食が絶対の真理であると諭されました。ゲームのように思えても、厳しい現実なのでしょう。

300年も封印されているヴェルドラの寂しい胸のうちを思い、友達になることを申し出るとツンデレみたいな反応で受け入れてもらえました。いい年して“友達”という発言をしたことに互いに照れるとか、似たような性格のマイペースマンであることが分かりますね…

こうして、元人間現スライムの波乱万丈な日々が幕を開けるのでした。

タイトル 転生したらスライムだった件
原作 伏瀬(原作者)、みっつばー(小説挿絵)、川上泰樹(漫画版)
監督 菊地康仁
副監督 中山敦史
シリーズ構成 筆安一幸
出演 リムル=テンペスト・岡咲美保
大賢者・豊口めぐみ
ヴェルドラ=テンペスト・前野智昭
その他の情報 http://www.ten-sura.com/

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