熱血アニメ列伝その35-4 いつだって…貫き抗う言葉は一つ!「だとしても!!」『 戦姫絶唱シンフォギアAXZ 』

熱血アニメファンの方々、一ヶ月ぶりのご無沙汰です。

酷暑の影響が、思ったよりも自分の体に及ぼしていたのか、9月は暑さが一段落してほっとしたのか、若干体調を崩し、日常を何とか送るだけの日々でございました。

ようやく、諸々が日常に戻ってきたので、またあにぶさんのこちらのコラムもたくさん書いていきたいと思ってます!よろしくね!

一ヶ月ぶりのご無沙汰な、今回の「熱血アニメ列伝」。前回で予告した通り、現時点(2018年10月)でのシンフォギアシリーズ最新作『戦姫絶唱シンフォギアAXZ(アクシズ)』をお送りします!

まずは、やはりいつもの通り……あらすじから!……な訳だ。

だけど私はここにいる!『 戦姫絶唱シンフォギアAXZ 』のあらすじ

戦姫絶唱シンフォギアAXZ
画像引用元:©Project シンフォギアAXZ

前作、『戦姫絶唱シンフォギアGX』での事件、通称「魔法少女事変」で、錬金術師キャロルの目論見を何とか退けた、主人公「立花 響(たちばな ひびき)」達。その時から、数週間後がこの物語の始まりのタイミングになります。

響は、とある物と大格闘の真っ最中でした。どんな錬金術師やアルカ・ノイズよりもある意味で超手強い強敵……そう、それが「夏休みの宿題」!

親友であり通ってる学校(私立リディアン音楽院高等科)の寮のルームメイトでもある「小日向 未来(こひなた みく)」とじゃれあう様な平穏な日常をつかの間味わっている響。

しかし、その日常は簡単に「非日常」のステージの幕開けを迎えてしまいます。

未来と共に夏休みの登校日で夏休みの宿題が終わるの終わらないのと嘆いている響の元に、響達、シンフォギア装者達の所属する国連の組織「S.O.N.G.」のヘリが到着。響はとある国へと向かう事になります。

それが、南米の軍事政権国家「バルベルデ」。

今期の始まりのステージの舞台。ここでは軍事政権が、前作で登場した「アルカ・ノイズ」を使役して自国民に対して不等な弾圧をしていて、「S.O.N.G.」が武力介入することになります。

軍事拠点を次々と制圧していく響達、シンフォギア装者の三人(主人公、響の他には「風鳴 翼(かざなりつばさ)」、「雪音(ゆきね)クリス」がいます)。

しかし、その裏でこのバルベルデで暗躍している錬金術師達がいました。

それが、サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの三名の「パヴァリア光明結社」に所属する錬金術師達。

「パヴァリア光明結社」は、欧州に端を発する、錬金術師達の秘密結社です。この作品においては、「フロンティア事変」「魔法少女事変」での事件にも関与していた、真の黒幕と言えます。

更に、「パヴァリア光明結社」の「統制局長」と目される「アダム・ヴァイスハウプト」も出現。

今回の敵であるサンジェルマン達は「神の力」の顕現を目的としていて、その為の様々な企みで戦闘も激化していきます。

「神の力」はどのようにしてこの世界にもたらせれるのか?響達は、その目論見を防ぐ事が出来るのか?

4度目のステージの幕は、こうしてあがったのでした……!

最終兵器は主人公の「人を思う心」!その優しさが何より熱い!

画像引用元:©Project シンフォギアAXZ

『 戦姫絶唱シンフォギアAXZ 』のあらすじ、いかがだったでしょうか?

毎回、このシンフォギアシリーズのあらすじは、かなり苦労して執筆している、(頭の悪い)筆者ですが、今回もかなりうんうん唸りながら、前項のあらすじを何とか書き上げることとなりました。

に、しても。この手のアニメの戦闘能力のインフレは大抵シリーズ毎に増大していくものと、相場が決まっておりますが(個人の感想です)。

このシンフォギアシリーズも、「おお、とうとう神の力と来たか!」という感じで、かなり戦いのスケールが大きくなっていってる印象を受けますね。

最終決戦は、微妙に「いつもの決戦仕様」と違うものを出してきたり、「絡め手」なパワーアップが描写されていて、スタッフの方々のインフレに対してのバリエーションの苦労が垣間見えるようにも思えます。

この戦闘的なインフレも勿論「熱い!」のは当然なのですが……。

今作を見ていて、最も胸を打ったのは、第一作でも思った「響ちゃんええ子やあ……」の延長線上にあるような、彼女の思いや優しさの描写でした。

今回は、戦闘のスケールが増大していくのにも合わせて(何しろ神の力、ときたもんだ)、敵の力もまさに強大。

響達、味方側も色々なパワーアップ策や、対抗策を講じ、それによって様々な力を得ていたりもしているのですが。

何より、今回(主に話の展開上)最も影響を及ぼしたのは、この「主人公響の相手を思う心」によるところが大きいように感じました。

敵のとあるキャラクターがこの響の心によって、最終決戦の味方側の強大な助力となる……こんな展開こそ、個人的な「最大熱血」度を感じる部分だったりもするのですよね。

響の真っ直ぐなところ、とかメンタルな部分がどんなシンフォギアの物理的なパワーアップよりも、強大な力となる!そんな展開が、個人的には、超がつく大好物展開でございました。

小ネタ的な部分での特撮リスペクトがまた熱い!

画像引用元:©Project シンフォギアAXZ

今回、終盤で主人公響が、とある状態になってしまい、それを何とかする展開があるのですが。その部分が、どう考えても某アニメ監督が監督された特撮怪獣映画のアレな展開に見えたことに始まり。

そもそも、その響のとある状態がまんま、某「光の巨人」的な雰囲気のビジュアルだったり。

敵側の雑魚モンスター「アルカ・ノイズ」の一部のデザインが、その「光の巨人」の出てくる作品の有名な怪獣、星人のそれにかなりオマージュを感じたり……。

以前のコラムでもこのシンフォギアシリーズにおいて、「平成ライダー」などへのリスペクトを感じる部分が多々見受けられた話はしましたが。

今回は、明確なオマージュ(下手したら、ちゃんと許可取ってるかも?レベルの)を見受けられて、スタッフの方々の特撮作品へのリスペクトをむちゃくちゃ感じる作品になっていましたね。

以前からこのシンフォギアシリーズのコラムで話している事ですが、今回のこの一連のコラムを書く発端になったのは、とある方からの推薦をいただいたからなのでした。

その方は、筆者「あすかつぐよし」の特撮好きを、あるいはご存知で、依頼してくださったのかなあ?と言うのを今回も感じたところでございます。

シリーズはじめての「つづく」表記!また2019年の春にお会いしましょう!

画像引用元:©Project シンフォギアAXZ

今回の『 戦姫絶唱シンフォギアAXZ 』のコラム、いかがだったでしょうか?

現時点(2018年10月)の段階での、最新作。その最終回を見た時に、結構驚いたことがあります。

そう、それが最後に現れた「つづく」の表記!

実は、今までシンフォギアシリーズは全て「完」の文字で、そのシリーズの作品が終わっていたんですよね。

今回の「AXZ」で初めて「つづく」と明確に次作がある事が視聴者に伝える形で終わった訳です。

(ところで「……な訳だ!」って台詞を、今回の「AXZ」で登場する敵の錬金術師の一人「プレラーティ」が口癖として使っている訳ですが。ついつい、自分もツイッターとかでそんな表記を使ってしまっています(笑)。ちょっと中毒性ありますよね、この台詞)

そんな訳で、今回までのシンフォギアシリーズ、「35-1」~「35-4」までの表記でお届けしていきましたが、当然ここで終わってしまう訳にはいきません!

次回は、2019年の春からの『 戦姫絶唱シンフォギアXV 』放送後、「熱血アニメ列伝35-5」と言う形でお贈りする予定です!

筆者がうっかり死なない限りは、今度はリアルタイムで毎週見て、(もしかしたら?)最終作かもしれない次作を、今までのコラム以上に熱く!真っ直ぐに!一直線に!書いていきたいと思いますので、それまで約半年近く、お待ちいただけると幸いです。

とあるキャラクター達に秘められた設定が、次作にどんな影響を及ぼすのか?あのキャラクターは果たしてまた○○になってしまうのか?それを彼女は容認出来るのか?

張られた伏線の多くを考えると、妄想が果てしなく広がっていきますね。XVも本当に楽しみです!

と、いう事で今回のコラムも

つづく!

……な訳だ!

(でも、次のコラムは「36」として、別の作品のコラムをあげる予定なので、そちらもお楽しみに☆)

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