TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第5話「英雄王ガゼル・ドワルゴ」【感想コラム】

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第5話「英雄王ガゼル・ドワルゴ」【感想コラム】

ファンタジー世界にキャバクラがある。というと普通は違和感が物凄いはずなんですが、この世界は地球から来た人も結構いるので、その人たちの中に発案者がいるなら納得できてしまうんですよね…最初は一店だけでも、流行れば類似の店が出来るのも当然ですから。

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第5話「英雄王ガゼル・ドワルゴ」のあらすじ

鍛冶屋・カイジンのピンチを救ったリムルは、エルフの店で祝杯を挙げていた。そこに現れたのは、カイジンを目の敵にして無理難題を押し付けた大臣のベスター。彼がリムルをばかにしたため、カイジンはベスターを殴り飛ばしてしまう。
この争いは、国王の前で開かれる御前裁判にまで発展してしまった。

イヤミったらしい大臣とかあるある

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第5話「英雄王ガゼル・ドワルゴ」【感想コラム】

画像引用元:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

製作に2週間かかる20本のロングソードを5日で納品するという無理難題をリムルの複製能力で間に合わせることに成功したため、打ち上げとしてお酒を飲みに来たという話の続きなんですが、リムルはカイジンのオリジナルの出来が良かったために量産が出来たと言います。やっぱり、複製はオリジナルと全く同じというわけではなさそうですね。

カイジンもあっという間に複製されたことには複雑そうですが、次は簡単に複製できないような物を作ってみせると意気込む辺りに確かな職人魂を感じさせてくれます。

エルフのお姉さんに“運命の人”を占ってもらうことになったリムル。やっぱり異世界でもこういう話題はお酒の席の鉄板なんでしょうね。人じゃなくてスライムだったりするんじゃないかと内心で不安がるリムルでしたが、水晶玉に映ったのは数人の子供たちと1人の美しい黒髪の女性。日本人のように見える彼女は一体誰なのでしょう?

そこへイヤミったらしい口調で話しかけてきたのは、カイジンに難題を押し付けてきた大臣のベスター。普通なら今頃は汗水たらしながら剣を打っていないといけないのもあり、ねちっこい口調で納期をアピールしてきますが品物はリムルの手助けで既に納品済み。無理だと分かっていて発注をかけたとリムルに感づかれ、第一印象も悪いところに「上品な店に魔物を連れ込んだ」とカイジンに言い放ち、店のママさんにまで難癖をつけ始めました。お姉さんの膝の上にいるリムルにお酒をかけるという暴挙に出ますが、気配りの人であるリムルは自分よりもお姉さんのドレスが濡れなかったか問いかけるという大人の対応に出ます。

が、カイジンの方がブチ切れて手を出してしまいました。客であるリムルに失礼を働かれることに我慢ならなかったのでしょうが、大臣に手をあげた影響も考え、国を出る覚悟も決めていたようですね。それでも、暴行事件は暴行事件なので警備隊に逮捕されて裁判まで拘留されることに。

牢屋の中でカイジンがベスターとの関係について話してくれたのですが、実は彼は王宮騎士団のひとつである工作団の団長を務めていた過去があり、ベスターはその時の副官だったというのです。庶民の出でありながら騎士団長の座についたカイジンを、侯爵家という高位貴族の生まれであるベスターが敵視するのも分からなくはありません。

衝突の絶えない中、功を焦ったベスターが推進していた“魔装兵計画”がある事件を起こして失敗。軍の幹部を抱き込み、その失敗を全てカイジンに押し付けたため彼は責任を取る形で軍人を辞めて職人となったのだそうです。その後も何かというと無理難題を押し付けてくる辺り、本当に目の敵にしている様子。しかし、カイジンはベスターが悪人というわけではないと言います。功を焦ったのも、全ては王に認められたいという思いが先走ったからなのだとか。そこまで言われる程の国王とは一体どんな人物なのでしょう?

賢君にして英雄、ガゼル・ドワルゴ王

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第5話「英雄王ガゼル・ドワルゴ」【感想コラム】

画像引用元:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

カイジンとべスターの間の揉め事が大きくなったためか、御前裁判という重い意味を持つ裁判が行われることになりました。国王が裁判長を務めるこの場では、自由な発言が許されるのは伯爵位以上の貴族のみとなり、当事者であっても王の許しなく発言することは認められず、言葉を発した時点で“有罪”とされる非常に厳格なものです。

そのため、裁判の当事者には代理人が弁護に当たる決まりなのですが、当の弁護人がベスターに買収されていて思いっきりデタラメな罪状を並べ立てられてしまいます。裁判官によって有罪とされ閉廷される直前で、ガゼル王が口を開きました。

カイジンに息災であるかと声をかけ、再び仕える気があるかと問いかける王に対し、カイジンは既に自分は主を得、その契りは自らの宝である故に王の命令があろうと手放す気はないと堂々とした答えを返します。その答えを受け、ガゼル王はカイジンたちに国外追放の罰を言い渡しました。判決を言い渡す際の王の表情に、寂し気なものをリムルは感じ取ります。カイジンがどれだけ王の信頼を受けるに足る部下であったのか、それを言外に実感させられるものがありました…

カイジンたちが去った後の法廷にて、ガゼル王はベスターとの対話に臨みます。王はベスターがカイジンに嫉妬するあまりに吐いた全ての嘘を、魔装兵事件の時から既に見抜いており、そして、裁判官に持たせていた“完全回復薬(フルポーション)”を見せるのでした。

ヒポクテ草を原料とするこの薬ですが、ドワーフたちの技術の粋を集めたとしても98%の抽出が限界。しかし、リムルは自らの体内で100%の抽出を可能にする存在だったのです。ベスターの行動がリムルとの繋がりを絶ってしまった、そのことを責められた彼は幼い日に王の役に立ちたいと願ったことを思い出します。カイジンに嫉妬したときからか、あるいはもっと以前に道を誤ってしまったことを自覚したときからか…王の期待を裏切ってしまったことに愕然とするベスターに、ガゼル王は「二度と余の前に姿を見せるな」と罰を言い渡し、それと共に今までの忠誠を「大儀であった」と労うのでした…

極めて腕のいい職人を4人も村に迎える目途がついたリムルでしたが、ガゼル王はリムルの特異性に気付き暗部に動向を監視する命を下します。暴風龍ヴェルドラに匹敵する脅威として認識されることになるリムルですが、本人は自分がどんな影響を周囲に与えているのか全く気付いていません。この先どうなることやら…

タイトル 転生したらスライムだった件
原作 伏瀬(原作者)、みっつばー(小説挿絵)、川上泰樹(漫画版)
監督 菊地康仁
副監督 中山敦史
シリーズ構成 筆安一幸
出演 リムル=テンペスト・岡咲美保
大賢者・豊口めぐみ
ヴェルドラ=テンペスト・前野智昭
その他の情報 http://www.ten-sura.com/

 

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