TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第6話「君が選んだこの世界」【感想コラム】

TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第6話「君が選んだこの世界」【感想コラム】

今回も古賀朋絵の思春期症候群“ラプラスの悪魔”でございますよ!

1人は恥ずかしいし、クラスから浮きたくないと空気を読めるからこそ、ウソをついた。

でも、咲太へ積り積もる気持ちだけは本物なんですよね…もう、周りの空気や顔色なんて気にしないで思いました。

それと、この回であんな可愛い妹に一度でいいから起こされたい願望が熱望へランクアップしました。ありがとうございます!

そんな第6話を見ていきましょう!

TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第6話「君が選んだこの世界」のあらすじ

恋人のふりも約束の最終日7月18日を迎えます。古賀との関係は残すところ、七里ヶ浜で海水浴デートが終われば、きっぱり別れようと2人で決めていた。

1つの嘘から始まったこの日々は、楽しいだけじゃなかった。だから―――

バニーガール先輩、再び!

TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第6話「君が選んだこの世界」【感想コラム】
画像引用元:©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

出来ることなら麻衣と同じ大学へ通いたいと言う咲太に麻衣が勉強を教えることに。

しかし、咲太のモチベーションが低いと感じ、バニーガールの衣に着替えます。いつ見てもエロいです。

実はあの先輩と咲太のケンカを横目に見ていたらしく麻衣は

「あの子のためにケンカまですると思わなかった」

この発言と少し不機嫌そうな様子からやきもちを妬いたみたいでしたね。

机にうなだれて、ため息交じりに「私の機嫌取りしなさいよ」と言われ「麻衣さん、好きです」と真顔の本気で返す咲太の感じ好きです。

2人の別れは握手で…

古賀と咲太の間で“恋人役は1学期が終わるまで”という約束の最終日。終業式を終えて七里ヶ浜へ海水浴デートに向かいました。

海の家で一緒にかき氷を食べたり、砂の城を作って笑い合う普通のカップルのような時間が流れ、最高の思い出の締めくくりは夕暮れに染まる海と砂浜並び座り込むとお別れの握手を交わして、古賀は前から考えていた別れる理由を話します。

「先輩は結局、桜島先輩のことが好きであたしに愛想つかされてフラれました。」

約束を守り、何の後腐れもないすっきりした別れそのものでした。

その翌日、せっかく夏休み、いつもより長く寝ようとしていた咲太を起こしに来た。妹のかえでから「夏休みは明日から」と言われて飛び起き、時計に表示された日付は7月18日。再びループしていた―――

なぜ、もう一度繰り返したのか?なんて言うまでもないって感じでした。

本当は咲太と付き合いたい、そんな古賀の恋心が起こしたループ。別れる日も決めて心積もりしていたものの、この想いだけは簡単に断ち切れるものじゃなかったのでしょうね。

むしろ、咲太が好きという気持ちは大きくなる一方で、必ず別れることは決まっているこの葛藤を抱えながら過ごしていたのかなと感じました。

嘘と本当が入り混じるこの想い

TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第6話「君が選んだこの世界」【感想コラム】
画像引用元:©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

7月18日が繰り返されるならと真っ先向かったのは古賀のところでした。

ただ、前回とは少し状況が違っていました。それは彼女が「ループしてない」と話したことです。咲太は戸惑った表情を見せますが、双葉との話し合いで導き出した1つの答えは

“古賀はウソをついている”

それから7月18日の海水浴デートを2回、3回と繰り返し同じように過ごします。

そして、迎えた4回目はこれまでとは違った内容でした。

江の島をめぐり、神社へ足を運び、ハートが描かれた縁結びの絵馬に2人の名前を書き込んだ後、海を一望できる高台までやってくると咲太はついにこう切り出しました。

「古賀、もう嘘は終わりだ」

いつもとは違う咲太の雰囲気を察した古賀は「なんの話?」とぼけますが、何回繰り返しても麻衣への気持ちは揺るがないと咲太は伝えます。

すると、古賀はずーと我慢していた想いを打ち明けます。

古賀はすんなり別れるつもりで、思い出として笑い話するんだと自分に言い聞かせるように話すと咲太は「もう自分に嘘をつくことは無い。だから、もう我慢する必要ないんだ」と優しく言葉をかけます。

この言葉で古賀の張り詰めた心が弾けたようにありのままを話し始めます。

「先輩のバカ、バカ。嫌い、大嫌い!」

と言い込み上げてきた想いを叫ぶ

でも…でも…好き…私は先輩が好き。大好きーー!!」

咲太の優しさは古賀の中で“好き”になっていく、自然な感情だけに偽ることはできないし、だからといって、きっと想いを伝えても叶わないと分かっているけど、それでも自分の気持ちを伝えた古賀にもう胸がギューッと締め付けられるような感覚でした。

咲太も真っ向から受け止めて、「よく頑張ったな」この返しに泣けてきました。

TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第6話「君が選んだこの世界」の感想

TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第6話「君が選んだこの世界」【感想コラム】
画像引用元:©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

さて、今回で古賀朋絵の思春期症候群“ラプラスの悪魔”は解決しましたね。

優しさとは時と場合によって、ずるいと言われてしまうこともあるわけで…突然、降り出した雨が太陽に照らされてキラキラ光っていた。あの場面も綺麗だなーと見入ってしまいました。

それと、告白後に待っていた予想外な展開の連続で、ビックリし過ぎて何度も見返しました。

まさか、あのループはそういうことだったのか!尻を蹴り合ったあのシーンにそんな意味があったのか!最後の締めくくりに至るまでホント良かったです。

麻衣から好きと言われたことがなくて、言ってもらいたい咲太に不意をついたご褒美でしたね。2人の関係が進み、青春感が増したように思います。

そして、咲太が初恋の相手と語っていた「牧之原翔子」も登場していました。

どうストーリーに関わってくるんでしょうね!次回は「青春はパラドックス」です。

文章:あそしえいつYH

転生したらスライムだった件の各話も是非チェックして下さい!

TVアニメ『 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』第6話「君が選んだこの世界」【感想コラム】
最新情報をチェックしよう!