ブラッククローバー 第60話「離反者の贖罪」【感想コラム】

ブラッククローバー 第60話「離反者の贖罪」【感想コラム】

前回の ブラッククローバー では、仲間との連携でファナに一撃を決めたアスタ。

今回はファンゼルとダイヤモンド王国のターンです。

八輝将のマルスとラドロス

元ダイヤモンド王国軍の参謀にして、教育係だったファンゼル
彼が向かい合うのは、ダイヤモンド王国の幹部・八輝将のマルスとラドロス

マルスとラドロスは、ファンゼルの教え子でした。

「君たちはもう、昔の君たちではないんだね」

ファンゼルは二人を止めるべく、立ち向かいます。

ブラッククローバー 第60話「離反者の贖罪」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ほしいものは無理やり奪っていく

ラドロス曰く、ダイヤモンド王国の王は危篤だそうです。
魔女の女王の力があれば助かるそうです。そこでダイヤモンド王国軍は、魔女を皆殺しにしてでも、女王の力を手に入れようとしています。

ほしいものは力で手に入れる

それがダイヤモンド王国のやり方であり、それを否定して亡命したのがファンゼルです。

ファンゼルは襲いかかる敵の配下たちを倒します。

魔女たちを指揮するマリエラと、魔道具で魔女のゴーレムを強化するドミナントも加わり、戦いは優勢。
けれど、ラドロスは以前にクローバー王国を襲った八輝将とは違い、強敵です。

魔法を吸収

僕はたくさん殺したい――そう言って笑うラドロスは、快楽殺人鬼のように見えます。

かつてのマルス同様、ダイヤモンド王国の洗脳を受け、好戦的で残忍な性格になっているのです。

教育係だった頃のファンゼルは、マルスとラドロスに“力を正しいことに”使ってほしいと思っていました。

だから、間違った兵器になってしまった教え子を止めるべく、全力の攻撃をするファンゼル。

しかし、ラドロスは苦しむふりをして、ファンゼルの魔法を吸収しました。
魔法を吸収し、その力を放射する――ファンゼルの知らない、ラドロスの新しい力。

ラドロスはファンゼルの魔力で、ファンゼルの大切な人を奪うのだと言います。
自分の配下ごと、周囲を吹き飛ばすラドロス。

マルスが動く

ファンゼルはドミナントを守りますが、ダメージを受けてしまいます。

「あなたが先生の大切な人ですか。やけちゃうなぁ」

ラドロスはそう言って、ドミナントを殺そうとします。

「僕は認められたいんですよ」

ラドロスは言います。

認められ、出世するために、邪魔するものは排除し、自分のために力を振るう。
ある意味純粋な欲求ゆえに、(そもそも洗脳されていますが)説得は不可能。

そこへ立ちはだかるのは、アスタと戦い記憶を取り戻していたマルスです。

切り札はやっぱりアスタ

ブラッククローバー 第60話「離反者の贖罪」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

関係ない人を傷つけたくない。
そんなマルスは、かつてのファンゼルの教えを受け、「オレの力は救うためにある」と、ファンゼルたちを魔法で回復させます。

任務は女王の確保。だから、それ以外のものを巻き込みたくはないマルス。
けれど、マルスのしていることは反逆行為。

それを嬉しく思い、ラドロスは「合法的にマルスをやれる」と興奮します。
出世のためには、マルスの存在は邪魔なのです。

マルスはファンゼルたちを連れ、その場を離脱します。

吸収と回復の魔法を持つファンゼルを倒す方法は二つ。

①吸収の許容範囲を超えた攻撃をする
 女王なら可能かも?

②アンチ魔法

というわけで、マルスたちはアスタの元を目指します。
しかし、アスタはファナとの戦闘中でした。


混ざってきましたね。

いよいよ次週、マルスとファナの再会です!!

それにしても、ラドロスは清々しいくらいの悪役ですよね。

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