TVアニメ『 東京喰種:re 』第2期 第20話「めざめた子 incarnation」【感想コラム】

TVアニメ『 東京喰種:re 』第2期 第20話「めざめた子 incarnation」【感想コラム】

前回TVアニメ『 東京喰種:re 』19話「紲 proof」では、遂に金木研と霧嶋董香が世に言う「出来ちゃった婚」している裏で、旧多二福がピエロメンバーに「ラスボス『竜』を用意する。」と言って神代利世っぽい人物を眺めながら、不敵な微笑をして終わる。みたいな感じでした。

何と言っても才子ちゃんが、大人なら場合によっては「口を閉ざして言えない様な事」を言いそれを承認する瓜江久生とのやりとりと。文字通り身体も心も一つになった、金木研と霧嶋董香の幸福感溢れる雰囲気。と黒磐夫妻に降り掛かった絶望感。その裏で、最終ステージの為に動く旧多二福とピエロメンバー。色んな感情が入り乱れる愛憎渦巻く展開でした。

そして、それぞれの「野望」「遺志と理想」成就の為。組織の首領となる金木研と旧多二福。

話数を重ねる度に、より展開が解り難くなっていると思いますが皆さんは大丈夫でしょうか?筆者は、原作とアニメとのストーリー展開の違いというか、アニメの進む速さに少し戸惑っていますが、そんな事は置いといて・・・。

それでは、今週も振り返っていきましょう。

TVアニメ『 東京喰種:re 』第2期 第20話「めざめた子 incarnation」あらすじ

局長・旧多の下、喰種だけでなく、彼らと接点のある民間人に対しても厳しい弾圧を始める等の強硬手段に出た〔CCG〕。これにクインクス班の米林才子(よねばやし さいこ)等〔CCG〕内にも反発する者が現れますが、旧多二福は喰種排除の手を緩めようとしない。瓜江とベテラン捜査官の黒磐巌(くろいわ いわお)は、旧多二福の暴走を止める為に査問にかける事を決めますが、局長室で彼等の前に現れたのは…!?そして遂に、多くの喰種が身を隠す黒山羊(ゴート)のアジトが見つかり、〔CCG〕による大規模な掃討作戦が始まりました――!!

クーデター

金木研と霧嶋董香の結婚披露宴が執り行われている24区黒山羊(ゴート)のアジト。そこに六月透率いる〔オッガイ〕が現れ、戦闘に入る喰種達。一方その頃、CCG本局では旧多二福を査問にかける為に行動を共にする2人の捜査官・瓜江久生と黒磐巌の姿がありました。旧多二福に同行を求める2人に対して「あなた方に質問したい。」と話す旧多二福ですが…

証明に必要なモノを2人に質問し、「それは…証人ですよ。」と言う旧多二福の傍から現れる帆糸ロマ&死堪(シコラエ)。確かに真実を語る必要も無く、証人が居れば白にも黒にも自分の思い通りに出来る。というのは、解らなくもないですが。それって、あくまでも自身の仲間が無事な事が前提であって、死んでしまっては意味が無いと思うんですけど?って感じですよね~

場面が24区戦闘に戻った時の「トーカちゃん!みんなを連れて避難を!」「カネキ!」の夫婦の会話、あれって結婚したので董香ちゃんも「金木」性ですよね?笑 いくら今まで金木と呼んでいて慣れていたとしても、新婚でいきなり名字で呼ばれる。しかもとっさの事なので無意識で悪意無く呼ばれるとか。金木クン残念!

TVアニメ『 東京喰種:re 』第2期 第20話「めざめた子 incarnation」【感想コラム】

画像引用元:©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会

SSSレート:うろんの母

本局、旧多二福・帆糸ロマ&死堪VS瓜江久生・黒磐巌。

瓜江久生にトドメを刺されたと思っていた瓜江久生に、坊ちゃん。喰種と人間の「共通の敵」って何だと思う?と聞き、退屈よ。と言いながら、異様なオーラを放ち真の姿に変身する帆糸ロマ。必死に応戦しながら心の中で、黒磐巌に文句を言う瓜江久生ですが…

瓜江久生っていつも一回倒されてから強くなりますが、一回失神するか暴走しないと強くなれないんですか?

帆糸ロマ&死堪&旧多二福のひょうきんな会話が少し笑えました。

2代目VS2代目

金木研がオッガイに囲まれたその時、雷鳴と共に「邪魔ですねぇ…どいてもらえます?」と言いながら現れる鈴屋什造。ここにかつての仲間。「2代目有馬貴将:鈴屋什造」VS「2代目隻眼の王:金木研」の火蓋が切って落される――!!

閃光の如き速さで金木研と戦う鈴屋什造って凄くないですか?金木研は「半喰種」しかも和修出身で、切り札的存在みたいな回想まである、神代利世の赫胞を移植され。かの「マッドサイエンティスト:嘉納明博」に最高傑作とまで賛美された存在。一方、鈴屋什造もCCG捜査官として、「有馬貴将を継ぐに相応しい人物」と評価されるぐらい。戦闘能力もセンスも卓越した存在ではあるけども、元々はただの人間。そういった意味では、鈴屋什造が身体能力的に勝ち目が無さそうな分、カッコよく見えますよね。

それにしても。「アラタ:joker装備状態」の鈴屋什造が、どう見てもカラス天狗かストームトルーパーみたいな武装に見えるのは、筆者だけでしょうか?

信じていた

平子丈と戦いながら宇井郡が、なぜ有馬がこんな事を託したのか解らないと疑問を叫ぶと平子丈が

「俺にこれを託したのは信じていたからだ。どんな状況でも俺が有馬さんの為に戦うと。」

「有馬さんがお前に託さなかったのはお前を信じていたからだ。どんな状況でも正しい事の為に戦うと。」

と静かに言い…

有馬貴将が平子丈も宇井郡も違う意味でどちらも信じていた。と平子丈から語られるシーン。これが同僚の口からでは無く、有馬貴将本人の口から語られた言葉なら、宇井郡も少しは気持ちが楽になり、受け入れられたのでしょうか?いずれにせよ宇井郡にとっては、有馬貴将本人から真実を聞きたかったはずですよね。

場面が変わり。うろんの母を倒されても、瓜江久生に襲い掛かる帆糸ロマ&死堪。瓜江久生が土埃に囲まれ倒されたかに見えましたが、器用にも先程まで剣状だった赫子をカッコいい盾に変化させて攻撃を防ぎ、反撃に出るのでした。

首を切断された帆糸ロマ、首をモザイク等で隠す事も無く、ましてこちらを向き微笑んでいる様子まで描いてしまうなんて、同じアニメ・制作スタッフでも見せるグロいシーンと見せないグロいシーンの基準がイマイチ解らない。笑 このあとの「金木研が串刺しになる」場面はシルエットなのに…

スケアクロウ登場!!

TVアニメ『 東京喰種:re 』第2期 第20話「めざめた子 incarnation」【感想コラム】

画像引用元:©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会

黒磐巌の最後を看取り、どういう事か説明を求める瓜江久生の前にかかしの様な恰好をした人物が現れ。言葉を発する事無く、スケッチブックには「俺は永近ヒデヨシ 力をかしてくれ うりえ」と書かれているのでした。…

このシーンを見て多分、筆者だけでなく視聴者全員が「は?」ってなったはずですよね?このタイミングで「永近ヒデヨシ」って、ナゼ?!って凄く思いました。確か√Aで、金木研の「傷が完全に癒えていた事」と「血の味がした」発言。そして時々、金木研の心の中に響く声。この間の「金木研の心の中に出て来たシーン」これらの描写を推測するとって感じのストーリーでしたし、金木研がシーツで覆った「誰か」を抱きかかえ√Aの最終回でそれはヒデだった。というシーンもありましたし……。一回そんな描写をしたあとで、「実は生きていました。」しかも、このタイミングなので。「重要な情報を持っている。」「重要人物である。」って感じですけど。確かに、筆者としても皆さんもきっと、「ヒデは生きている。」と願っていた事だと思いますけど。

董香への想い

シーンが金木研VS鈴屋什造に戻り。六月透に両肩を刺された霧嶋董香の足元まで、オッガイ班に迫られた嫁を助けようとしますが。鈴屋什造のクインケに攻撃され倒れてしまう金木研、ここがチャンス!みたいな勢いで襲ってくるオッガイ達に赫子で串刺しにされ…

まず、ここが先程書いていた。「金木研が串刺しになる」場面です。どうですか?先程の帆糸ロマの「生首・こっち見・微笑み」シーンよりは普通でしょ?ってか、普通にこんな感じのアニメなら、当たり前に出て来て見られると思うのですが、これを「普通」と言っている筆者が頭オカシイのでしょうか?皆さんはどう思いますか?

「脳内」金木研会議~百足みたいに

オッガイ達の赫子による串刺しで気絶した金木研。一瞬、百足の描写がカットインされ。金木研の脳内では現在までの、金木研・佐々木琲世達たちが集まり、『手も足も出ない…』『解ってるだろ?僕はいつだってそうして来た筈だ。』と現状・想いを整理し、最後にシロ金木がうつむきながら、『退かない…前に進む…』と言いそして、顔をあげ『百足みたいに』と想いを自覚し言うと…

赫子のみでオッガイ達を蹂躙し、飛び散る血飛沫・首や肉片っぽいシルエットになっていましたが、筆者としては原作を読み。アニメシリーズを見て来ているのでこういったジャンルと解っている以上、シルエットにする必要は無いんじゃないかな?と思います。

ついに、リゼの赫胞が金木研に吸収されましたね。共食いを嫌っていた金木研でしたが、霧嶋董香を救いたい・暴走という事もあり、攻撃して無意識に共食いになってしまいました。まぁ喰種の身体としては共食いした方がより強靭になれるという事なんで良かったんじゃないでしょうか。

僕の勝ちだ!降竜儀成す

金木研の赫眼が赤く光り。その光が天空を穿つ程、高く伸びたその頃。CCG本局では丸手斎に頭を撃たれた旧多二福が起き上がり、「僕の勝ちだ!」と高笑いをし、そのうしろには、巨大な百足の様なシルエットが伸び、街で暴れ出すのでした…

降竜儀が完成してしまいましたね。CCG本局のビルに巻きつく姿はまさに、「塔に巻きつく竜」そのものでした。まぁ、そのあとの東京23区が停電していく様子は、ありきたりの怪獣映画みたいでしたけど。

TVアニメ『 東京喰種:re 』第2期 第20話「めざめた子 incarnation」の感想

TVアニメ『 東京喰種:re 』第2期 第20話「めざめた子 incarnation」【感想コラム】

画像引用元:©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会

とうとう、降竜儀まで来ましたね。ってまぁ、TVアニメ版。特に第2期は話が進む速度が速いし、ただ速いだけでなく所々省いて繋げているので余計に整理というか、頭が追いつかないですよね。

今回は、瓜江久生が今まで父親の死因は全て、黒磐巌たちが見捨てたからだ。と、憎んでいたのに、皮肉にも共闘し守られ。目の前で死んだ事により本当は誰のせいでも無く、幼過ぎた、心の小さかった自分自身が受け止めきれなかった事を認める。最近、ずっと「瓜江久生の成長」が話の大部分を占めていますが、他を省いてそこをやるよりは、もっとバランス考えた方が良いのでは?と思ってしまいます。

そして、金木研の這いつくばってでも霧嶋董香を守ろうとする姿もとてもカッコ良かったと思います。

竜と化した金木研も凄いと思いましたが赫子を出した姿と、放電するアラタjokerを纏った姿の鈴屋什造がまるで、「鬼神VS雷神」みたいで筆者としては良かったと思います。

金木研の「脳内会議」も好きなシーンだったので省かれてなくて良かったです。

筆者としては、原作を読んだ時に初めて「竜」という言葉を見た時はドラゴンボールの神龍みたいな姿か、ブルードラゴン・ドラゴンクエストに出て来る姿か?ぐらいにしか考えていなかったので、まさか百足みたいな姿になるとは思ってなかった事を思い出しました。

今回、TVアニメ版で初めて見た人も同じ様にビックリしたんじゃないかと思います。

降竜儀により、竜となってしまった金木研。旧多二福の思い描いた通りの「地獄絵図」の様な事態。ここは喰種とCCG、狩る者と狩られる者ではなく化け物に対抗する手段を考えないとダメですね。

それでは、今週はここまでにして次週第21話「心覚え morse」お楽しみに。

文章:あそしえいつAM

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