前回までのブラクロは
・魔女の森に、「ダイヤモンド王国」「白夜の魔眼」襲撃
・アスタの腕が治り、VSファナ→ノエルの協力もありサラマンダーを落とす
・ファンゼルVS教え子のラドロス
同じく教え子であるマルスが動き、ファンゼルを助ける
ラドロスの使う吸収と反射の弱点は、アンチ魔法のアスタ!
というわけで今回もアスタがキーとなる感じです。
[kanren postid=”112885″]ファンゼルたち乱入
まだまだ元気なサラマンダーとファナ。
説得を試みるアスタ。
そこへ、ラドロスを引き連れたファンゼル&マルス乱入。
各勢力が一箇所に集まりました。
サラマンダーの圧倒的な魔力を前に、アスタにラドロスを戦わせるのは無理だと判断するファンゼルでしたが、すぐに策を思いつきます。
サラマンダーの吐き出した火球に対し、「こっちに跳ね返せ!」というファンゼル。
ファンゼルはアスタが弾いた火球の軌道を、風で動かしラドロスに当てました。
吸収がもつもうひとつの弱点は、吸収しきれないほどの魔力をぶつけること。
墜落するラドロス。
オレはお前の敵ではない

かつては敵として現れたマルスでしたが、アスタに対し、「オレはお前の敵ではない、信じろ」と言います。
カルテットナイツをプレイした方なら、何度も聞いたセリフですね。
そんなマルスは、過去にダイヤモンド王国に殺し合わされ、自分が殺めてしまったはずのファナと再会。
大切なファナが生きていたと知り、「ファナー! オレだ! オレだファナ! わからないか!」と呼びかけます。
けれど、ファナはマルスなど知らないと攻撃。
さらに、ヴェットの時と同様、当たり一面を吹き飛ばす自爆魔法の準備に入ります。
※マルス初登場のダンジョン編まとめもどうぞ
[kanren postid=”87626″]今度こそ助けたい
ファナを殺めてしまったマルスは、後悔からか、あきらめモードに。
しかし、アスタに「生きてあの子を助けろよ」と言われ我に返ります。
人間を憎みながら死んでいったヴェットを、力不足で止められなかったアスタ。
自分が弱かったがため、ファナを救えず殺めてしまったマルス。
二人は今度こそ救ってみせると、タッグを組むことに。
かつての敵との共闘。王道で熱い展開です。
これが本来のマルス
ファナの放つ炎を弾きながら、接近を試みるアスタとマルス。
近づけば熱気で体が燃えそうになりますが、マルスが魔法で回復させます。
絶対に諦めないアスタを見て、マルスは思いました。
「こいつはすごいやつだ」「これほど諦めの悪いやつを見たことがない」と。
アスタからしたら、マルスは敵か味方かわからない存在です。
それでも、マルスやファナのために、ファナを救おうとするアスタ。
そんなアスタこそ、本物の騎士なのだと考えます。
アスタもまた、大切な人を救おうとするマルスを見て、彼がかつての彼ではないことを理解します。
ファナとの再会

そして、ついにアスタはファナの魔法を斬って、自爆をとめました。
それでも立ち上がるファナを、今度はマルスが抱きしめました。
「オレを許してくれ!」
ファナを救えず、ダイヤモンド王国に言われるがまま、生き残るため殺し合わされ、殺めてしまった過去。
今度こそ助けたいというマルスの気持ちを受け、ファナの中で二つの記憶が揺れ動きます。
・マルスと共に過ごした、ファナとしての記憶
・人間に騙され殺された、エルフの記憶
「一緒に外の世界を見に行こう!」
かつてファナとした、守れなかった約束を口にしたマルス。
ファナはついに三つ目を破り、エルフではなく、ファナとして正気に戻りました。
「うん、約束だよ」
こうして二人は、ようやく本当の再会を果たしたのでした。
というわけで、ダンジョン編から引っ張っていたマルスとファナのエピソードに一区切りが付きました。
マルスにはファナの力も宿っていて、それゆえにファナと同じ魔法が使えるのですが、ファナも自分の魔法を使い続けられるのはどういう現象なのでしょう。
一件落着のように思われますが、予告にもいた通り、ラドロスは倒されていません。
まだまだここからが熱い魔女の森編ですよ!
まだ女王がいることもお忘れなく!