TVアニメ『 アニマエール! 』第10話「くつ下と夏合宿」【感想コラム】

TVアニメ『 アニマエール! 』第10話「くつ下と夏合宿」【感想コラム】

チアリーディング部5人での活動が板についてきた第10話。本格的な登場が少し遅かった花和もすっかり馴染んでいますね。

今回は久しぶりの文化部応援が描かれていましたね。チア同好会当初の活動は、およそチアとは程遠い恋愛相談や家庭科部での試食でしたから、ある意味では原点回帰的な感じもしますね(笑)

また、Bパートでは5人での合宿が描かれていましたよ。ちなみに、一応水着回でした。水着回、待ちわびていた方もいるのではないですか?

こんな感じに見どころ盛りだくさんな第10話、早速見てゆきましょう!

振り回されるタイプのツッコミ

「アニマエール!」は登場キャラクター、特にメインの5人の日常を描いた物語です。チアを中心とするゆるっとした日常のなかで描かれるキャラクターたちが魅力的ですよね。

そんなキャラクターたちには一定の役割があります。そう、ボケツッコミです。

こはねとひづめは基本的にボケ。宇希はほとんどツッコミですが、こはねが絡むとボケに転じることもあります。虎徹はボケもツッコミも程よくこなしていますね。

…とまあ、こんな感じにキャラクターごとにボケとツッコミを担っており、キャラ同士の掛け合いのなかでボケとツッコミの応酬が繰り広げられるわけです。原作が4コマ漫画である本作は、ボケとツッコミによるやり取りが特に顕著ですよね。

 

そんな本作において、花和はボケとツッコミのどちらでしょうか?

 

彼女も基本的にはツッコミだと思います。ですが、ひづめが絡むと途端にボケに転じます。特定条件下においてのみボケに転じるという点だけを見れば、宇希と似ているかもしれませんね。

ですが、花和は宇希とは明確に異なっています。宇希のツッコミは誰かのボケをある程度冷静にさばいているのに対して、花和のツッコミは振り回された挙句、口をついて出たツッコミなのです。

今回で言えば、花和はこはねとひづめに振り回されていましたよね。

こういう振り回されて輝くキャラクター、ある種のポンコツキャラはかわいいんですよ。ホント、かわいいっすわ~。

漫研を監視!? デッドラインを乗り越えろ!

TVアニメ『 アニマエール! 』第10話「くつ下と夏合宿」【感想コラム】
画像引用元:©卯花つかさ・芳文社/アニマエール!製作委員会

第10話Aパートでは、漫画研究部の応援が描かれていました。

いや、正確には漫画研究部の監視ですね(笑)

締切が近づき、絶賛修羅場中の漫研を応援、もとい監視するために馳せ参じたチア部。久しぶりの文化部応援会ですね。花和にとってははじめての文化部応援なので、とても戸惑っていましたね。「これってチアなの?」という心情がありありと伝わってきました。

監視とは言っても、やることは二徹している漫研部員が寝落ちしないか見張ることだけです。ひづめも感じていましたが、思いのほかやることがないんですね。忌憚なく言えば、””なんです(笑)

あまりにも暇なものだからでしょう、こはねが漫画を読み始めてしまいました(笑)

そんななかでも自分にできることを見つけて動く5人。特に虎徹が頑張っていましたね。登場当初は引っ込み思案で恥ずかしがり屋な女の子だったのに、今では積極的に手伝いをしたり、提案をしたりしているんです。

 

虎徹の成長がすごいですね!

 

ほかには、モデルとして漫画に登場するポーズを取っていましたね。こはねと宇希の恋人つなぎやひづめと花和の「あすなろ抱き」を見ることができました。

 

いやはや、眼福眼福~♪

 

みんなで合宿、そして水着!

TVアニメ『 アニマエール! 』第10話「くつ下と夏合宿」【感想コラム】
画像引用元:©卯花つかさ・芳文社/アニマエール!製作委員会

Bパートからは合宿です。夏、合宿、海。そこから導き出される解は…

 

水着回!!!

 

ついにやってきました。『アニマエール!』の水着回。チアの衣装にも水着のようなものがいくつかあったので、すでに見たような気になっていましたが、そんなことはなかったですね。

きっと、海水浴を楽しむ5人の姿が見られるんだろうなぁ、と思っていました。みなさんもそうでしょう?

でも、残念でした! ガチ合宿です(笑)

知人の道場でガッツリ練習をし、砂浜はランニングに利用! 足腰を効率的に鍛えることができるんです。ひづめのまじめ天然が炸裂していました。

一応、水着姿を拝むことはできたんですよ。できたんですけど、足元はスニーカーというなんともあべこべで不思議な姿でした。水着にスニーカーの取り合わせははじめて見ましたよ。

ひづめの個人的作戦

今回の合宿は、チア部としてのスキルアップを主な目的としていました。しかし、ひづめにはそれとは別に個人的な目標がありました。

それは、花和ともっと仲良くなることです!

ひづめ曰く、「はなわさんは私を避けている」らしいのですが…

 

いやいや、それは違うでしょ(笑)

 

避けているというよりは、花和がひづめのことを尊敬しすぎておかしくなっちゃっているだけなんですよね。まあ、ひづめは花和が言うところの「察せない先輩」なので、仕方ないのかもしれませんけど。

ひづめは花和との距離を縮めるためにいろいろと試みます。ですが、それらはことごとく失敗。ひづめは不器用すぎるんです。そういうところもかわいいんですけどね。

そういうときこそ、仲間のフォローです。こはね、宇希、虎徹が2人を支えてくれました。そのおかげで、ちょっとは近づいたかな?

アニメ『 アニマエール! 』第10話「くつ下と夏合宿」の感想

TVアニメ『 アニマエール! 』第10話「くつ下と夏合宿」【感想コラム】
画像引用元:©卯花つかさ・芳文社/アニマエール!製作委員会

今回は漫研の応援と合宿、そしてひづめの仲良し大作戦(?)が描かれていました。

今回は5人がバランス良くかわいかったですね。みんなに見せ場があって、みんなが程よく絡んでいたので、とてもまとまりがあったように思います。

あとは、宇希が(こはねの)恋人とかお母さんとか呼ばれていたのが面白かったですね。それぞれの呼ばれ方に対する宇希の反応が最高でした。

さて、次回はいよいよ11話です。次回予告を見る限りでは、また新たなキャラクターが登場しそうですね。瓜二つな見た目をしていたので、おそらく双子のキャラクターが登場するのでしょう。

そのあたりにも注目しつつ、次回を楽しみに待ちましょう!

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