TVアニメ『アニマエール!』第12話「One for All , All for One」【感想コラム】

TVアニメ『アニマエール!』第12話「One for All , All for One」【感想コラム】

『 アニマエール! 』最終回ッ!

日々の癒しとなっていた本作ですが、ついに最終回です。今回は、こはねたち5人がチアの大会に出場しますよ。かねてより練習をしていましたから、その成果を出すときですね。

でも、なんだかこはねの様子がいつもと違うような…

一体どうしちゃったのでしょうか?

ちょっと不安な最終回、見てゆきましょう!

大会会場にはたくさんの選手が!

大会会場にはとても大勢の選手がいました。20人以上いると思われるチームから、こはねたちのような少人数のチームまでよりどりみどりといった感じでしたね。

カラフルな衣装に身を包んだ人が多かったこともあり、場はとても華やかでした。

周りのチームや選手たちをみて「みんなにハグして回りたい気分だよ〜」と言うこはね。放っておいたらやりかねませんね。宇希がこはねに抱きついて止めていましたが、あれは完全に役得ですね。そんな宇希に花和の的確なツッコミが刺さっていました。

観客席にはさらに多くの選手が座っていましたね。ステージでは中学生のチームが演技を披露していました。

ここでチアの理念「頑張っている人を応援する」が現れましたね。ステージで演技をしているチームを他のチームの人たちが応援しているんです。チアではお互いに応援しあうことがあたりまえらしいです。なんかこういうのイイですよね。

競技だから競い合うけれど、互いに応援しあえる。

こういう互いに想いあう気持ちって大事ですよ。

一歩踏み出すひづめ

TVアニメ『アニマエール!』第12話「One for All , All for One」【感想コラム】
画像引用元:©卯花つかさ・芳文社/アニマエール!製作委員会

リハーサル直前にひづめと花和がもともといたチームと遭遇。ちょっと不穏な空気が流れましたね。

前のチームの人とぎこちない会話をするひづめ。双方ともにどこか居づらそうな感じでしたね。

そんなときに助けてくれたのが、こはねでした。ひづめの背中を優しく後押し。その後押しにひづめの心も軽くなります。宇希、虎徹、花和の3人もとてもイイ表情を浮かべていました。これぞ仲間って感じですね!

チームの人たちがひづめに謝り、ひづめも周囲が見えていなかったことを謝ったことで両者は和解。第1話から語られてきたわだかまりがちょっとは軽くなったのかな?

あと、こんなシーンでも通常運転の根古屋姉妹が最高でしたね。ちょっぴりシリアスな空気であってもお構いなしに振る舞う2人。途中、背景と同化していました(笑)

こはね、笑顔ができなくなる!?

前回のラストから若干様子がおかしかったこはねですが、今回それが前面に現れました。

なんと!

こはねの笑顔がぎこちなくなってしまったのです!

笑顔が専売特許みたいになっているこはねなのに、その笑顔はガッチガチ! およそこはねの笑顔とは思えないものでした。本人は「大丈夫!」と言いますが、表情からは大丈夫な様子が伺えません。一体どうしちゃったんだ?

その答えはすぐにわかりました。こはねは大会に参加するにあたって「ひづめが変わったことを見せられるように、ちゃんとチアしなきゃ」と考えていたのです。間違えないように、失敗しないようにといったことで頭がいっぱいになり、表情もガチガチになってしまったというわけです。

 

こはね… ホントに優しい子なんじゃ~!

 

不安を抱えて本番に臨むこはねを支えてくれたのは、チームの仲間でした。これまではこはねがひづめや宇希、虎徹、花和を支えていた部分が多かったですが、最後の最後にこはねがみんなに支えられましたね。

演技中、スタンツで落ちそうになったときもひづめがしっかりと支えてくれました。このときのひづめのセリフ「いつか言ったでしょう? あなたを支えるくらい訳ないです!」はとても良かったですね。これ以上ないくらい素晴らしいタイミングで差し込まれたセリフだと思います。

応援してくれるみんなに支えられて笑顔を取り戻す

TVアニメ『アニマエール!』第12話「One for All , All for One」【感想コラム】
画像引用元:©卯花つかさ・芳文社/アニマエール!製作委員会

スタンツから落ちそうになるも、なんとか落ちずに済んだこはね。チームのみんなが支えてくれたから、スタンツを成功させることができました。

そんなこはねがステージの真ん中から見たのは、大歓声の観客席でした。観客席にはバスケ先輩や家庭科部の部長さん、秋常さん、暁音くんなど、これまで応援してきた人がたくさんいました。観客席で応援してくれている人たちは、こはねが率先して応援してきた人たちです。こはねは応援してきた人たちに応援をされていたのです。これぞ「One for All,All for One(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」ですね!

みんなの応援に気づいたこはねの顔には、いつも通りの満点笑顔が戻りました。それと同時に、「みんなでチアを楽しむ」といういつものチアも戻ってきましたね。そうそう、このチアこそこはねの、5人のチアですよ!

でも、結果は予選落ち。それでも、とにかくチアを楽しんでいることは伝わってきました。それは根古屋姉妹にも伝わっていました。上手とか下手とかではなく、純粋にみんなでやるチアを楽しむ。これがこはねたちのチアなんですよ。

こはねの不調に一時はどうなるかと思いましたが、事が円満に着地して良かったですね。

『 アニマエール! 』第12話「One for All , All for One」の感想

TVアニメ『アニマエール!』第12話「One for All , All for One」【感想コラム】
画像引用元:©卯花つかさ・芳文社/アニマエール!製作委員会

2018年秋アニメ『アニマエール!』もいよいよ終わってしまいます。

でも、こはねたちのチアはまだまだ終わらないようです。EDがバックに流れるなか、さまざまな活動をしている様子が描かれていましたね。バスケ部の応援やイベントステージへの出場、暁音くんが所属するサッカーチームの応援から、家庭科部での試食や漫画研究部の手伝いまで、相変わらず幅広く活動していましたね。

今後の活動がチラッと描かれつつ、最終話の幕は閉じました。あの終わり方なら第2期もできそうですし、今回放送された12話で見てもかなりきれいにまとまっていたと思います。

今回で日々の癒しが終わってしまうと思うと明日以降心配ですが、とりあえず『アニマエール!』とっても面白かったです!

日々の癒しをありがとうございました!

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