「 賭ケグルイ×× 」第１話では、指切りギロチンで夢子さんは本当に心からギャンブルを自己陶酔し、妄さんはとにかくギャンブルだけ楽しんでいたけど、蟲喰さんは恐怖に飲み込まれて泣きじゃくる…。夢子さんは恍惚の表情を浮かべたと妄さんはイッテしまいそうなのに蟲喰さんは声がこわばるって、顔に恐怖をにじませると言うところが筆者は思わず息を呑みましたね。
今回は、状況説明と新キャラの大量投入で物語の展開と蟲喰さんの本家の当主になる為、夢子さんとギャンブル対決をして…。
それでは、「賭ケグルイ××」第２話です。
夢子さんはギャンブルを楽しみたい！
蛇喰夢子さんも末端ながらも百喰一族に連なる者だという事実が判明しました。しかし、他の分家の百喰一族たちは基本的には夢子さんの存在をあまり重要視しておらず、一番の標的とするのはあくまでも当主である桃喰のみです。夢子さんの様子を見る限りでは、百喰一族の当主の座にはあまり興味があるようには思えません。ひたすらギャンブルを楽しむことしか考えていませんよね。
第１話にタイムスリップしていく演出で、この演出があったことで第１話が一気にフラッシュバックしました。視聴者のことを考えた粋な演出で驚きましたね。
大泣きの妄さん
夢子さんは偶然にも当たりを引き続けないという奇跡のゲーム展開に燃え上っていたが、それをルール違反で最後に二本の紐を同時に切ってしまい、妄さんはルール違反の上に夢子さんに絶交を言い渡されました。
夢子さんと妄さんはギャンブル時に見せる二人の狂気は似ているようで、その本質はまったく違い、今回の妄さんのような行動は彼女がもっとも忌み嫌うものです。独りよがりな妄さんの反則のせいで、ギャンブルの一番の醍醐味を台無しにされた夢子さんは痛烈な言葉で妄さんを罵倒しました。
「二度と私の前に姿を現さないで下さいませ、不快です」
ブチ切れた夢子さんのきつい言葉で、妄さんは大泣きです。さっきまでギャンブルで「ハァハァ」興奮していた人とはまるで別人のようです。夢子さんの顔の表情は「ゴミを見る目！」や「殺してやる！」みたい顔つきで、妄さんは夢子さんを超大好きだったのにショックで…大粒の涙を流しましたね。
夢子さんを怒らせるところは、妄さんは相変わらず浅はかだと再認識できます。最後に紐を二本切った妄さんが夢子さんに嫌われていて、このキャラはこういうキャラなんだと感慨深くなって、その調子でもっと絡んで軽蔑されまくってほしいですね。
夢子さんの敬意
一方で、夢子さんは指切りギロチンに勝利するんですけれども、蟲喰さんには違う一面を見せるんですね。敗者である蟲喰さんに対しては、妄さんに対する汚物のような態度ではなく、蟲喰さんは夢子さんの挑発の中で泣きつつも奮い立ち、最終的には敗北したものの意地を貫いた姿勢を夢子さんから称賛され、彼女を相応に認めましたね。
だから、たとえ相手がイカサマをしていたとしても、最後までギャンブルをやり抜いた人間に対しては敬意を払うんですね。夢子さんの場合はギャンブルの勝敗よりも、そのギャンブルでいかにわくわくする方が重要です。
ＴＶアニメ『 賭ケグルイ×× 』第２話「百喰一族の女たち」【感想コラム】
今回は、蟲喰さんが途中から本当に哀れな気持ちなってしまいました、あの変わり者二人とギャンブルしてしまうなんて可哀そうですね。展開的にギロチンの鉄が外されてないことは見ている視聴者にも伝わるよう作られていたけど、それが尚更蟲喰さんを惨めにしていた感じがありましたね。その狂ってる態度がこの賭ケグルイの良きところなんです！！
賭ケグルイ××２話だけどなぜか１話と逆さの方がいい気がして、放送する順番を間違えたんやないってくらいの内容ですね。夢子さんの顔は凄いですね…あの妄さんをさげすむ感じとか面白い、指切りギロチンをギャンブルと呼ぶにはいかがなものかと思うが、妄さんのキャラを活かした内容と思います。
夢子さんと芽亜里さんには出会って早々抱きつくのに、妄さんには露骨に嫌な顔をする扱いの差に筆者は笑ってしまいました。妄さんはこのまま去っていくのでしょうか？
顔は「賭ケグルイ」の中では百花繚乱で飛び交っていますね。もうこの作品の醍醐味になっていますよね…無い回の方があり得ないし、“女の狂気”はホラーの域に達していますね。
まさか、気づきませんでしたが蛇喰夢子さんも苗字にも‘喰’の文字が！！
夢子さんの隠された謎についてもこれから明かされていくんでしょうか？彼女・会長との関係性が物語のカギとなりそうな展開ですね。
次回も夢子さんと百喰一族のギャンブルはさらに面白くなりそうですね。
文章：あそしえいつＩＩ
