TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第15話「ジュラの森大同盟」【感想コラム】

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第15話「ジュラの森大同盟」【感想コラム】

今回から新OPとED、どんどん増える仲間たち!オークたちがジュラの大森林に侵攻してきたのには、やむを得ない理由があったことを知ったリムル。これから彼らをどう扱うべきかを話し合う場で、リムルが提案したことは…

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第15話「ジュラの森大同盟」のあらすじ

王を失ったことでオーク軍の侵攻は止まり、戦後処理が始まった。各種族の代表者が集まった場でリムルは、オークディザスター・ゲルドの最期に「リムル自身がオークの罪を背負う」と約束をしたと打ち明ける。

えっ、俺がやるの!?

戦後処理を行うため、それぞれの種族の代表者が集まった話し合いが開かれることになりました。要するに会議のことですが、リムルにとってはただでさえ苦手な仕事なのにトレイニーさんから議長に指名されてしまい、滝のような汗を流しながら話をまとめる羽目になります。

会議が始まってすぐ、リムルが明言したのは「オークに罪を問う考えがない」こと。オークたちがジュラの森に侵攻した原因が飢饉による飢餓であることを打ち明け、他種族でも同じ状況に陥れば同様の判断を下した可能性があることを話します。これだけでも十分な理由ではありますが、リムルはあえてこの判断が“建前”であると言い、本音として「オークの罪は全て俺が引き受けた、文句があるなら俺に言え」と男前極まりない言葉を口にしました。

自分たちで責任を取るつもりであったらしいオークの代表者たちは驚きますが、彼らの王と交わした約束であると告げられて言葉を失います。

魔物の唯一不変のルールは弱肉強食である。と言った紅丸にリムルは文句がないのかを問いかけますが、無いわけではないが次があれば同じ無様は晒さない、と返されました。鬼人たちに復讐する考えはないということですね。

リザードマンの首領はこれから15万ものオークたちをどうするつもりなのかをリムルに聞き、リムルは“皆で協力する”という理想を口にします。それはリザードマンからは水資源と魚を、ゴブリンからは住む場所を、リムルたちの町からは加工品を、そしてオークたちは労働力を互いに提供し合うというものでした。

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第15話「ジュラの森大同盟」【感想コラム】

画像引用元:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

多種多様な種族が暮らすが故に、今まで統一されたことの無いジュラの大森林。それを今のままに近い形で結びつきを作り、大同盟という相互協力関係を築くという提案です。多種族共生国家が出来たら面白いと思うと語るリムル。多民族国家であるアメリカみたいな感じを思い浮かべているのかも知れません。

同盟に参加を許されるのかと半信半疑な様子のオークの代表者たちに対し、リムルは彼らに帰る場所も行く当てもないことを分かっていると伝え「居場所を用意してやるから働けよ」と言葉をかけると、彼らは感動して涙ぐみ、揃って平伏されてしまいました。この世界のオークという種族は、非常に真面目で純朴な人々のようですね。涙もろいのも種族共通なのかも。

同盟の提案はほぼメリットしかないこともあって、リザードマンの首領も受け入れを示し、トレイニーさんもオークたちの飢えを癒すためトレント族の森の実りを提供することを提案します。そして流れるようにリムルをジュラの大森林の新たな盟主として指名し、“ジュラの森大同盟”が正式に発足することになったのでした。言い出しっぺの法則とはいえ、あっという間にトップに持ち上げられたリムル。“痛覚無効”が無ければ胃がキリキリしてそうです…

10日間のデスマーチ

現在オークたちの代表者を務めるゲルドの側近は、紅丸たちが憎しみを捨てきれないであろうと言って自らの首を差し出しました。オーガの里を滅ぼした自責の念に駆られている様子もある彼に、紅丸は鬼人全員が正式にリムルの配下となったことで役職を授けられたこと、自分は“侍大将”として町の軍事を司る事になったと話し、「有能な人材を勝手に始末するわけにはいかんだろう」と血気盛んだったのが大きく成長したところを見せてくれます。

そしてリムルは側近をオークたちの新たな指導者として見込み、彼に先王ゲルドの名を受け継がせました。更に、オークたちは“飢餓者”の影響で一時的に魔素が増えていたのですが、それが無くなって弱った者が死んでしまうのを避けるため、増えた魔素をリムルが食って名付けで与え直すという作業に出ることになります。要は15万人に名前を付けるという難行…部族を表す漢字と数字と性別を示すMとFで適当にでっち上げた名前になるのは仕方ありません。15万を10日で名付けるという強行軍で、終わったとたんにスリープモードになるのも当たり前です…

リムルはリザードマンの首領にもアビルという名を付けましたが、反逆の罪に問われたガビル君は自分が死罪になることを予想していました。むしろ、そうでなければ周囲に示しがつかないとも。ゲルミュッドの策略に踊らされ、種族全体を危機に陥れたことを激しく自省していたのですがアビルの下した判決は追放、しかも首領の証であるボルテクススピアを餞別として渡されます。挙句の果てに、側近の3人がガビル君が来るのを待っていました。一族の槍に恥じぬ男になるため、仲間と共にガビル君は旅立ちます…

あっという間にいろいろ決まる

オークディザスター討伐から3ヶ月が経つ頃には、オークたちが進化したハイオークたちがカイジンたちの指導を受けてメキメキと成長し、建設作業に十分な労働力となっています。リムルが何よりもまず彼らに技術を教えたのは、大森林の各地に別れて暮らすことになるのを踏まえて彼らが自分たちの力で新しい町を建設できるようにするためでもありました。

森の各地と物流をはかどらせるため、土をならして舗装した道路の建設も積極的に行うなどジュラの大森林は新しい時代を迎えつつあります。ゼネコンで働いていた経験が生きたとリムルは思っているようで、誰もが住みやすいよりよい町を作ろうと頑張っているのですが…そんな大きな変化が生まれるのであれば、警戒されるのも当然のこと。

近隣にあるドワーフの武装国家ドワルゴンの王ガゼルは以前リムルと対面したときから彼の動向を探らせていましたが、オークロードを討伐した上に15万ものオークたちを暴走させることなく大森林各地に別れて住まわせるという事をやり遂げたリムルのことを見極めるべく、自ら兵を率いて町を訪れたのです。

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第15話「ジュラの森大同盟」【感想コラム】

画像引用元:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

武力衝突は出来るだけ避けたいリムルですが、用件を聞かないことにはどうにもならず話しやすいよう人型になってガゼル王と対峙することに。回りくどい話をするよりも、剣を交わした方が人となりを見極められるということでリムルとガゼル王は手合わせをすることになります。ガゼル王の技を見事に受け止めたことで力量を認められたリムルですが、技を知っていたから止められたと説明しました。それで分かったのが、昔ガゼル王に剣を教えたのが白老だったということ。

意外な人脈から腹を割った話し合いが叶ったため、ガゼル王はリムルに盟約を結ぶことを提案します。リムルがジュラの大森林の盟主として森の全てを手中に収めれば、ドワルゴンを上回るほどの富と力を手に入れることになる。その後ろ盾となることを申し出てくれたことになりますが、それはジュラの大森林にすむ魔物たちの集団を国として認めることになるのと同じ。

しかしガゼル王は迷いなく国を認めると言い、双方にとって利益があるためリムルも断る理由はないとして盟約を受け入れます。国名を聞かれ、リムルがとっさに考えた名前は『ジュラ・テンペスト連邦国』。そしてリグルドがその場で都となるこの町の名前を『中央都市リムル』と発案、リムルが恥ずかしがりますが多数決で採用されてしまいました。

こうして、世界で初めて“魔物の国”が成り立つことになるのです。

タイトル 転生したらスライムだった件
原作 伏瀬(原作者)、みっつばー(小説挿絵)、川上泰樹(漫画版)
監督 菊地康仁
副監督 中山敦史
シリーズ構成 筆安一幸
出演 リムル=テンペスト・岡咲美保
大賢者・豊口めぐみ
ヴェルドラ=テンペスト・前野智昭
その他の情報 http://www.ten-sura.com/

 

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