TVアニメ『 盾の勇者の成り上がり 』OPテーマ『RIZE』のCDが2月6日に発売されました!曲調が好みなので、買おうか考えているところです。
TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第4話「暁の子守唄」のあらすじ
二度目の波が去ったのも束の間、メルロマルク城で開かれた祝宴のさなかに尚文は元康から決闘を挑まれてしまう。奴隷を使役するのは勇者にあるまじき行為であるからして、即刻、ラフタリアを解放せよというのが元康の言い分なのだが……。
盾も使いよう…だけど
メルロマルク城の祝宴に渋々出席した尚文ですが、やっぱり彼の周囲には誰もいません。騎士団長が自分の活躍を貴婦人に語っていますけど、ビックリするほど大法螺ですね…錬たちの援護に行くのも間に合わなかったくせに!
尚文はまだ味覚が戻らないため、ごちそうにも興味を示さず黙々と盾のヘルプ項目に目を通します。リユート村で助けられなかった人のことが頭から離れないようにも思えますが、そんな彼に向って元康が手袋を投げてよこしました。決闘の申し込みです!本来、決闘というのは原則同じ武器で行うものなので、槍と盾では行えないものなのですが…元康がそこまで頭が回るとは思えないしなぁ。
マインがさっき吹き込んだのがきっかけなのは明らかですけれども、勇者が奴隷を使っているという事実に怒りを覚えたようでもあります。正義感が無いわけじゃないんですが、妙な方向に行きがちなのは彼女の口車に乗せられているからなんでしょうね…
しかも、王様がこの決闘を認めたために尚文とラフタリアは退出することも出来なくなってしまいました。こうなるように仕組んだマインは、尚文に攻撃力がないため勝つ方法がないと分かっていた様子、つくづく悪い方に知恵の回る女です。
尚文と元康の決闘は、国王と教皇が立ち会う正統なものとして扱われることになりました。どう考えても話が膨らみすぎ。しかし、なんで決闘の場にマインがいるんですかね…?
初手の元康の攻撃をたやすく受け止める尚文、通常攻撃では尚文の防御を抜けないと分かった元康はスキルによる攻撃に即座に切り替えます。傷を負う尚文に思わず声を上げるラフタリアですが、さるぐつわをかまされていて話せません。彼女が話すと都合が悪いとはいえ、扱いがひどすぎます…
盾を持っている以上、攻撃力は一桁レベルの上に関節技も使えないという恐ろしい無理ゲーな立場にある尚文ですが、その代わりバルーン程度なら何匹に噛まれても痛くもかゆくもないので、今回もマントの下に入れていたバルーンを元康に噛みつかせることに。そんなにダメージはなくても痛いのは痛いらしいので、もう3匹いたバルーンを取り出して元康にけしかけます。
双頭黒犬の盾のスキルとエアストシールドでダメージを与え、バルーンごとシールドプリズンに閉じ込めるなどして、今の自分にできる最大限の嫌がらせを立て続けに繰り出す尚文。…というか、元康お前いくらなんでも防御力低すぎない?
どう見ても尚文が優勢ですが、客席からは不満の声が聞こえてくるためさっさとケリをつけようとバルーンを元康の顔と股間にけしかけようとする尚文。そこへいきなりマインが魔法で攻撃してきました。どこからどう見ても反則なんですが、尚文の意識がマインに向いたのを機に元康の攻撃がまともに入り、倒されてしまいます…
絶望に陥るも…
マインの横槍があったことで、不正があったとして決闘の無効を訴える尚文ですが、賛同してくれる者はいません。王様は元康の勝利を宣言し、「流石は我が娘マルティが選んだ勇者よ」と声を掛けます、なんとマインの正体はこのメルロマルクの王女マルティでした!
婦女暴行疑惑の一件が異常に大きく取り沙汰されたのも、マインが王女だったからこそ。そして娘可愛さに事実をわざと捻じ曲げた王に尚文は怒りを隠せず、盾の様子が明らかにおかしくなっています。“盾の勇者”だけを嫌悪する人々を前に、尚文は絶望を感じざるを得ません。
そしてラフタリアの奴隷紋が解除されようとしますが、尚文の眼には出会った時のままの幼い彼女が見えていました。そう、尚文の認識障害はラフタリアが成長していることにさえ気付けないほど深刻なものだったのです。
盾を捨てても再び装備されるという現状に、尚文が心からの絶望を感じたことで“カースシリーズ”が解放されてしまいますが、自由になったラフタリアはまず元康に平手打ちをかますと「この卑怯者!」と叫びました。元康は奴隷=酷使される、という考えが頭にあったようですが、ラフタリアは尚文がどれだけ自分を大切に扱ってくれたかを話し、元康に尚文と同じことが出来るのかと迫ります。
さらに樹と錬はマインが魔法を使ったのに気づいており、錬はそれが風魔法だったために分かりづらかったようだと語りました。さらに樹は、貴族たちは王によって黙らされていると指摘します。王族が自ら決闘のルールを汚したことで、急激に不信感を募らせる2人。
ラフタリアはいまだ立ち上がらない尚文のもとへ歩み寄りますが、カースに侵食され始めた尚文は彼女の言葉に耳を貸そうとしません。ラフタリアは遂に炎を上げ始めた尚文の盾に触れ、「この盾は、私を何回も守ってくれました」と語りかけます。
自分の行動は自分のためのものでしかないという尚文に対し、ラフタリアはそれでも彼の行動でたくさんの命が救われたと言い「私は、この世界中の誰よりもナオフミ様を知っています」尚文を抱きしめながらそう語り掛け、「私はあなたの剣。たとえどんな苦難があろうとも、付き従います」と“波”の直前に告げた決意を再度宣言するのでした。
「ナオフミ様が誰も信じられなくなっても、私は信じてます。私を救ってくれたナオフミ様を…いえ、“盾の勇者”様を」
ラフタリアからの厚い信頼を受け、尚文はようやく彼女に本当の意味で心を開き…そして、美しく成長したラフタリアの姿を正しく認識出来るようになるのでした。
錬と樹は彼女が尚文に寄せる信頼が心からのものだと納得したようですが、側でマインがないことないこと吹き込みまくっている元康は尚文を疑い続けます。手早く元康をマトモにするには、マインを何とかしないといかんのですが…下手に地位が高いせいで手が付けられないのが現状。
尚文はほんの1ヶ月前には幼かったラフタリアが、若い女性と言えるほどの姿になっていることにまだ戸惑いを隠せません。亜人は幼い成長期にレベルを上げると、比例して肉体も急激に成長するという特徴があり、その特徴が魔物や動物と同じために人間ではないと言われて差別されているのです。
ラフタリアが朝食に作ったサンドイッチを口にした尚文は、味がすることに驚きました。1ヶ月ぶりの味のある食事、ついに尚文は心の傷を乗り越えたのです…!
ちょっと補足?
この4話で原作の第1巻分が終了、コミカライズ版は2巻の途中になります。次回はこの作品のロリ枠兼ムードメーカーが加入するので、お楽しみに!
題名 | 盾の勇者の成り上がり |
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原作 | アネコユサギ(原作者)、弥南せいら(小説挿絵) |
監督 | 阿保孝雄 |
キャラクターデザイン 総作画監督 | 諏訪真弘 |
シリーズ構成 | 小柳啓伍 |
出演 | 岩谷尚文・石川界人 ラフタリア・瀬戸麻沙美 フィーロ・日高里菜 |
公式サイト | http://shieldhero-anime.jp/ |
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