TVアニメ「 revisions リヴィジョンズ 」第6話 「だって、人だから・・・」【感想コラム】

TVアニメ「 revisions リヴィジョンズ 」第6話 「だって、人だから・・・」【感想コラム】

リヴィジョンズが操る化け物・シビリアンも人間だった。知らぬ間に人を殺していたことにS.D.S.の仲間たちは動揺する。そんなおり、捕らわれていた大介の叔父・幹夫が生還した。叔父から情報を得た大介は、親友の慶作とともに、彼の母を救うため勝手に捜索に出るが── 

動揺するメンバーたち

前回ミロとチハルの会話にありましたが、今回ミロから大介たちに改めてリヴィジョンズとシビリアンの正体が告げられました。

世界がパンデミックに襲われた後、人類は抗体を持つものと持たないものに別れました。前者が後のアーヴであり、後者がリヴィジョンズです。

ウイルスの影響でリヴィジョンズたちは体の末端が肥大し、生命維持のために機械で補強することにしました。しかし脳部は定期的に取り換えなければ死んでしまうといいます。

そこで正常な細胞を手に入れ自分たちが生き残るために、リヴィジョンズはアーヴの人類を襲っているのだとミロは語ります。

ルウたちはなぜそのことを教えてくれなかったのかとミロを問いつめますが、ミロはメンバーの精神的負担を考えた組織の判断だと答えます。

この事態に動揺するメンバー(大介以外)ですが、一番ショックを受けていたのはマリマリでした。現実を受け止めきれず、その場から立ち去ってしまいます。

突如現れた謎の敵

TVアニメ「 revisions リヴィジョンズ 」第6話 「だって、人だから・・・」【感想コラム】
画像引用元:© リヴィジョンズ製作委員会

そんななかリヴィジョンズに連れ去られていた大介の叔父さんが、自力で逃げてきました。叔父さん曰く、帰還予定者達は水と食料を与えられて生きており、特段危害を加えられるようなこともなかったなどの証言を得ます。

叔父さんの情報から敵のアジトの場所がわかった大介は、母がまだ囚われている慶作と一緒に独断で、ストリング・パペットを使った探索作業に取りかかります。

捜索中、大介の前に謎の敵が現れます。最初はリヴィジョンズのシビリアンの一種かと思われましたが、リヴィジョンズ側も認識していない謎の存在だということが明らかになります。リヴィジョンズ側はこの個体を「ゲシュペンスト=幽霊」と呼んでいました

謎の敵は大介にメッセージを送りつけてきます。それは「お前はヒーローになることで周囲から称賛されたいだけだろうとか、元の時代ではひとりぼっちのお前は、この時代にいつまでもいたいのだ」など、大介の心理を突くようなメッセージでした。

感情的になった大介は戦闘によって、渋谷の街に被害を出して住民にけがをさせてしまいます。また頼みのストリング・パペットも破壊されてしまいました。その後消えてしまった謎の敵の正体はいったい何者なのでしょうか。

ますますこじれるメンバーの人間関係

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画像引用元:© リヴィジョンズ製作委員会

無断でストリング・パペットを使って捜索をしたこと、謎の敵とも独断で戦闘したこと、戦闘中に渋谷の街に被害を与えてしまったことから、大介と慶作は留置場行きになってしまいました。

一方のマリマリはシビリアンが人間だったことにショックを引きずりつつも、大介たちが暴走した時、パペットの操縦を拒否してしまったことに責任を感じていました。

そんなマリマリは大介に、「自分にストリング・パペットに乗るよう言って」とお願いしてきます。今のマリマリは心理的に大介に依存気味な感じがしますね。またそのやり取りを隣で聞いている慶作の複雑な表情も印象的でした。

大介たちの明日はどうなる?

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画像引用元:© リヴィジョンズ製作委員会

今回は大介のヒーロー像や正義感の裏に隠れていた気持ちが、かなり露わになった回でした。謎の敵に言われたメッセージを大介はどう受け取って、行動に変化はあるのでしょうか。

またマリマリの気持ちも不安定ですし、慶作との関係も気になるところです。今はリヴィジョンズとの戦闘よりも、身内のごたごたをなんとかしないといけないかもですね。

次回も要チェックです。

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