感動アニメといってもたくさんあります。「CLANNAD」や「Angel Beats!」や「四月は君の嘘」など例をあげだしたらキリがないほど涙がでるあります作品があります。今回のコラムでは、その中でも私個人が一番涙して心を打たれた作品をご紹介したいと思います。そのアニメは、
「 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない 」
です。2011年4月よりノイタミナ枠で放送されたアニメです。全11話で略称は「あの花」です。2012年に漫画化、2013年には劇場版が公開、2015年には実写ドラマとして放送されるなど、社会現象と言われるほど人気が高かった作品です。
作品紹介
宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道の6人は小学生時代は、みんな仲良しグループ。それぞれあだ名で呼びあい「超平和バスターズ」という名のグループを結成して秘密基地に集まって一緒に遊ぶ間柄でした。
しかしグループの中の一人、本間芽衣子が突然不慮の事故で亡くなってしまいます。
その事をきっかけにグループ内に距離が生まれてしまい超平和バスターズは決別。メンバーそれぞれに本間芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、中学校卒業後の現在では、相互の連絡などまったく無くなってしまうほど疎遠な関係となっていました。
高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた主人公の宿海仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えてほしい」と頼まれます。
彼女の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太でしたがその存在を無視できず、困惑しつつも彼女の願いを探っていく事になります。
それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた仁太達は再び集まり始め、それぞれ抱えていた思いをぶつけあいながら絆を少しずつ修復していくのです。
登場人物(キャスト)
宿海仁太=じんたん(CV:入野自由さん)|幼少時は田村睦心さんが担当
本間芽衣子=めんま(CV:茅野愛衣さん)
安城鳴子=あなる(CV:戸松遥さん)
松雪集=ゆきあつ(CV:櫻井孝宏さん)|幼少時は瀬戸麻沙美さんが担当
鶴見知利子=つるこ(CV:早見沙織さん)
久川鉄道=ぽっぽ(CV:近藤孝行さん)|幼少時は豊崎愛生さんが担当
『 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない 』の見どころは?
一度崩れてしまった関係が徐々に修復していく所が見どころですね。久しぶりに会ったかつてのグループメンバーに本間芽衣子が今目の前にいる事を打ち明けても誰にも信じてもらえず、逆にみんなの反感を買ってしまいます。久しぶりの再会は最悪でした。
仁太が本気で芽衣子の願いを叶えようと必死に努力していく様にみな心を打たれ一緒に芽衣子の願いを叶えるために行動していき、途中何度も衝突はありましたが、メンバーが絆を取り戻して乗り越えていく光景はとても心が打たれました。
そんな中で見どころとしておすすめするのは、やはり何といっても一番の見どころは「ラスト」シーンです。
私は涙なしでは見る事ができませんでした。今までの蟠りや行き違いなどが問題にならない程、とてもスッキリしたラストです。
こればかりはぜひアニメの方をご覧になってください。
最後に
私個人の、ですが今まで見た感動アニメの中で一番泣ける作品でした。何度見ても泣ける作品となっており、初めて見てから数年も経過するの1年に1回は必ず見てしまいます。
皆さんもこの記事を読んでぜひ「あの花」に興味をもってもらえたらいいなと思います。感動したい、泣きたい、頑張る気力がでない、という方にはぜひおススメの作品ですよ♪
文章:小日向そら