TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第22話「迷宮攻略」【感想コラム】

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第22話「迷宮攻略」【感想コラム】

「 転生したらスライムだった件 」は23話が本編最終回で、24話25話は番外編のアニメ化になります。そのため今回からクライマックスと言っていいでしょう、リムルは子供たちの運命を変えられるのでしょうか?

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第22話「迷宮攻略」のあらすじ

自由学園に在籍するシズの教え子たち、彼らはやがて死ぬ運命にあった。だが、リムルはシズのように上位精霊を宿らせれば子供たちを救うことができると考える。リムルは必ず救うという決意を胸に、子供たちとともに上位精霊がいるという「精霊の棲家」へと足を踏み入れていく。

重くて硬い相手はどう対処する?

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第22話「迷宮攻略」【感想コラム】

画像引用元:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

シズさんの心残り。それは自由学園に在籍している、この世界に召喚された5人の教え子たちのことでした。召喚されたのが肉体の未成熟な子供だった場合、魂に内包された膨大な魔素エネルギーを制御することが出来ず、最長で5年以内にエネルギーの暴走によって肉体が崩壊し死に至ると知らされたリムル。

しかし、彼らと同じ年頃で召喚されたシズさんが生きながらえたことも知っている彼は、シズさんが上位精霊であるイフリートを身に宿していたことを考え、子供たちにも同じように上位精霊を宿らせることが出来れば魔素エネルギーを制御して生き延びることが叶うのではないかと思い至ります。そして、上位精霊の住むという“精霊の棲家”へと向かうのでした。

“精霊の棲家”へと通じる洞窟の入り口を前に、リムルは子供たちに覚悟が出来ているかを問いかけます。入ったら二度と戻れないかもしれない、というのはこの世界の冒険者にとっては常に付きまとう思いでしょうし、それをふまえた上で洞窟の探索を行うのは冒険の基本でもあるのでしょう。彼らが無事に生き延びることが出来たなら、冒険者となる未来もありえるのですから。

内部は一見したところ一本道なのですが、方向感覚を狂わせる罠があちこちに仕掛けられているらしく人間の持つ感覚だけでは進むことも戻ることも出来なくなる可能性があるという複雑なもの。大賢者の助けがあるリムルは脳内でマッピングしつつ移動しているようですが、一本道に見える迷宮とはかえって怖いですね。

警戒を怠らないリムルですが、突然複数の笑い声が響いてきました。迷宮内を淡々と進む様子が気に入らないらしく、『もっと怖がってくれないとつまらない』と言います。直接脳内に聞こえるような声に対し、子供たちは不安そうですがリムルは堂々と上位精霊に用があることを告げ「出来たら邪魔しないで案内してほしいんだけど」と話しかけると、声の主はゴーレムを倒すという試練を課してきました。

リムルはランガに、自分に何かあったときは子供たちを連れて逃げるように言い、彼らを守るように頼むとひとりで前に出て大賢者にゴーレムの鑑定を依頼します。その結果、全身が魔鋼製のうえ、魔素エネルギー量から考えるとスカイドラゴンより強いと分かりました。…スカイドラゴンは一撃で済んだので、視聴者には物差しとして不十分な気がしますが。

ゴーレムの攻撃は速さもあり、油断すると死ぬこともありえると声の主は言ってきます。しかしリムルは冷静に、かなり重そうな相手であること、総金属製なので黒雷は地面に流れてしまうであろうこと、剣では斬れそうにないことなどを攻撃を回避しつつ観察して対策を練り、「おい、今のうちに謝るなら許してやる。だがそうしないなら、こいつを壊すけどいいんだな?」と確認を取りました。声の主は自信満々ですが、リムルは操糸妖縛陣で動きを止め、ヘルフレアで跡形もなく燃やし尽くします。

声の主が隠れている場所も見抜いていたため、大人しく出てくるように言ったところ…飛び出してきたのは、手のひらサイズの妖精!?

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第22話「迷宮攻略」【感想コラム】

画像引用元:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

アホの子妖精、実は…

妖精に何者なのかを聞いたところ、「我こそは偉大なるっ」で思いっきり舌を噛んでしまいのたうち回ります。ヘッポコいなぁ…OPではあんなに悪役っぽく目立ってるのになぁ…

彼女は妖精の女王にして、“十大魔王”のひとり“迷宮妖精”のラミリス。身体は小さいし、ノリはいいし威厳はないしで到底魔王とは思えないのですが、これでもミリムと同じ“最古の魔王”の一柱なのです。

リムルが友人であるミリムの名前を出してラミリスと比較すると、ミリムを「なんでも力で解決しちゃいまーす♪」な理不尽の権化と呼び、可憐な自分と比べるのは失礼だと怒りだしました。…まあ、ミリムは魔王の中でも最強と呼ばれているので「ミリムに比べて弱そう」とか言うのは…仕方ないかもしれませんが。

ミリムと最近知り合って友達になったというと、ラミリスはリムルのことを“ジュラの大森林の盟主”になったスライムだと気付きます。なんで分かったのかを聞いてみれば、超久々にやってきたミリムが「マブダチが出来た」と自慢していたそうで…話を聞いたリムルは、ラミリスが魔王というのを信じてもいいのかもしれないと考え、疑っているのを怒られました。

落ち着いて話を聞いてみると、ラミリスは試練で怪我をさせるつもりも殺すつもりもなく、ビビらせてちょっと楽しんで、颯爽と登場して助けることで尊敬されるつもりでいたと言い出します。なんというマッチポンプ…

リムルが壊したゴーレム・エレメンタルコロッサスはラミリスが拾ってきた部品を使って自作したもので、地の精霊で重量を操作し、水の精霊で関節を動かし、火の精霊で動力を発生させ、風の精霊で熱を調整するという精霊工学の結晶というべき高性能な代物だったと言われました。それを聞いてリムルが思い出したのは、かつてドワルゴンでベスターが進めていて失敗したという“魔装兵”のこと。心臓部の製作が出来ずに失敗し、捨てられていた魔装兵の外殻を拾ってきて復元したとラミリスは言います。天才アピールがうざいと内心で辟易するリムルですが、魔国連邦に来てからのベスターを見ているため彼の才能が本物であることも分かっており、その彼が完成させられなかった研究を形にしたラミリスの能力に感心しました。

リムルはラミリスに、頼みを聞いてくれたら新しいゴーレムを用意すると取引を持ち掛けます。子供たちの抱える事情をすべて打ち明け、上位精霊を宿らせるため精霊の女王に逢いたいと告げたところ…ラミリスは自分がその精霊女王だとさらっと返しました。リムルは魔王が精霊の女王をやっていることに疑問を呈しますが、実はラミリスは元々精霊の女王で、堕落して魔王になってしまったというのでした。(後々詳しい事情が明かされますが、これは本当のことです)

また、ラミリスは魔王レオンとも関りがあり、彼はある調べ物のために過去の上位精霊を呼び寄せて契約を結んだのだとか。それを受けて精霊女王であるラミリスはレオンを勇者と認定し、精霊の加護を授けたと言います。なぜ勇者であったはずのレオンが魔王になったのかまでは知らない様子ですが…勇者が魔王になってしまうケースが存在する世界であることにリムルは驚きます。

TVアニメ『 転生したらスライムだった件 』第22話「迷宮攻略」【感想コラム】

画像引用元:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

そして、本題の上位精霊を子供たちに宿らせることについての話ですが、ラミリスは魔王ではあるものの、聖なるものの導き手。迷宮妖精であり、精霊の女王として勇者に精霊の加護を授ける役目を担う存在。自らは公平に世界のバランスを保つ者であるとリムルに宣言しました。召喚に協力するという本気モードの彼女は、確かに精霊女王としての威厳を感じさせます。

ラミリスはトレイニーさん達が昔は小さくて可愛い精霊だったと言い、接点がないと聞いていたリムルが不思議がると、ラミリスは自分が前世の記憶を残したまま転生している存在であると話し、トレイニーさん達がそのことを知らないんじゃないかと言いました。ずっと昔にはぐれてしまったそうですが、元気にしているなら会いたい様子。

迷宮の最深部である“精霊の棲家”へたどり着いたリムルたち。自然エネルギーに満ち溢れた場所であることから、リムルはヴェルドラの洞窟を思い出します。上位精霊のことを尋ねると、上位精霊には自我があるため呼び出しに応じてくれるかは気分次第だと教えられました。もし来てくれなかったなら、どうすればいいのかをケンヤが質問すると「エネルギーを切り取って新たな上位精霊を生み出せばいいんだよ」と告げられます。

未来を切り開くため、リムルとラミリスの力を借りて5人の子供たちはいよいよ精霊との契約に臨むのでした…

タイトル 転生したらスライムだった件
原作 伏瀬(原作者)、みっつばー(小説挿絵)、川上泰樹(漫画版)
監督 菊地康仁
副監督 中山敦史
シリーズ構成 筆安一幸
出演 リムル=テンペスト・岡咲美保
大賢者・豊口めぐみ
ヴェルドラ=テンペスト・前野智昭
その他の情報 http://www.ten-sura.com/

 

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