前回までのブラクロ!
ミモザの兄がイケメンだけど気持ち悪く、アスタを否定。フィンラルは弟ランギルスに宣戦布告。
あちらこちらで火花が散っていた。
リル参戦
選抜戦、続く第4試合。
試合するチームの中に、Xを名乗る謎の魔法騎士がいました。遅れてやってきたその人物は、なんとリル・ボワモルティエでした。
リルとは
・「水色の幻鹿」団長
・19歳、最年少で魔法騎士団長になった天才
という人物です。
団長が選抜戦に参加すること
団長が参加していいのか、とざわつくも、禁止するようなルールはありません。
ちなみに、作中では触れられませんでしたが、ランギルスは「金色の夜明け」の副団長です。
・リルは成績発表で「水色の幻鹿」が最下位だったので、活躍するために
・ほかの魔法騎士たちは、”このルールなら団長に勝ち名を上げられるかも”と考え
燃えることに。
リルは年齢の近いアスタとは親しげで、ここでもアスタが目立ちます。
張り切るリル
こうして始まる4回戦。
「最高の一枚を描き上げるぞ!」
と楽しそうなリル。
「戦場というキャンバスに、素敵な絵を描こうじゃないか!」
張り切って突撃するも、あっさり敵のトラップ魔法に捕まります。
呆れる一同でしたが――。
リルの過去
4年前。
グリモワールを手にしたばかりのリルは、とにかく大好きな絵を描いていました。
しかし、リルの魔法は描いた絵を実体化させる「絵画魔法」。
膨大な魔力を持つ天才なこともあり、絵を描く度に爆発を起こし、人々から恐れられていました。
しまいには、母からも「あなたなんて産まなければよかったのよ!」と言われてしまいます。
ただ絵を描きたいだけのリル。
けれど思ったように描けず、化物扱いされ、悩み苦しむ日々。
けれど、全力で自分に向かってきた執事の言葉により、リルは好きに絵をかける場を見つけます。
それが魔法騎士団でした。
大好きな絵を思いっきり描くために
リルは大好きな絵を自由に、思いっきり描くため魔法騎士をしているのです。
だから、全力で魔法をぶつけあい、絵画魔法を放つことのできる場は、最高のキャンバスです。
一度に複数の属性の魔法を放ち、あっさりと勝利するリル。
リルは放った魔法で絵を描き、夢中でした。
リルにとって“魔法で戦う”ことは、“魔法で絵を描くこと”です。
「水色の幻鹿」が最下位だったから、というのが選抜戦への参加理由ですが、楽しむことが優先。
自由気ままに絵を描くだけでこの強さ。
まさに天才です。
そして第6試合。
クラウスさんはラック、「碧の野薔薇」プーリ・エンジェルという濃いメンバーに挟まれ、今回も苦労しそう?
というところで、今回はおしまい。
なお、リル登場シーンの背景に、コラボしている「おそ松さん」が映っていました。
次回、クラウスさんとノエルが活躍!