TVアニメ『 ドメスティックな彼女 』第12話 「ごめんね。愛してる」【感想コラム】

TVアニメ『 ドメスティックな彼女 』第12話 「ごめんね。愛してる」【感想コラム】

学校にバレてしまった2人の関係。夏生を守る為に、陽菜が取った手段は――。

TVアニメ『 ドメスティックな彼女 』第12話 「ごめんね。愛してる」あらすじ

全ての罪を1人で引き受けようと、夏生にも話さずに異動を決める陽菜。状況を知り、慌てて陽菜に確かめようとする夏生だったが、陽菜の部屋はもぬけの殻だった…。

言い逃れ出来ない状況

校内で呼び出しを受けた陽菜は、先生のもとへ向かう。

呼び出された理由は、ある「写真」の件だった。写真には“夏生と陽菜がキスをしている”姿が映し出されていた。

夏生との関係が学校側にバレてしまい、言い逃れも出来ない状況に陽菜は言葉が出ない。藤井夏生にも事実確認をすると言う先生の発言に、陽奈は土下座しながら…。

「私はどうなっても構いません。どんな処分でも受けます。でもお願いします…この事はどうか…どうか…」

夏生の人生を守る為に、陽菜は自分を犠牲にするのだった…。

察しの良い桐谷先生

TVアニメ『 ドメスティックな彼女 』第12話 「ごめんね。愛してる」【感想コラム】
画像引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

屋上にいる陽菜に後ろから近づく桐谷。陽菜が笑顔で“最後の挨拶”をすると、桐谷は「知られてしまったんですか?上に」と陽菜に尋ねる。

桐谷は、夏生が書いた小説を読んで、陽菜と夏生が恋仲だと察していたようだ。

桐谷は陽菜に、“萩原が教師だった頃に、当時生徒である貴方に特別な感情を抱いていた”と話す。

「人を好きになってしまう気持ちは歳の差・立場関係なくどうしようもない部分がありますしね」と口にする桐谷に、陽菜はどんな状況でも、この気持ちは止められなかったと泣きながら告げるのでした。

落ち込んだ時、頼りになるのは親友

TVアニメ『 ドメスティックな彼女 』第12話 「ごめんね。愛してる」【感想コラム】
画像引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

陽菜からの別れの手紙を読んで、部屋に引きこもってしまっていた夏生。そんな夏生の部屋を文哉が訪れる。陽菜が夏生に“思いを詰め込んだ”手紙を、文哉は発見して読む。

その手紙を読んだ文哉は、生気の無い夏生の胸倉を掴み…。

「返事くらいしろよぼんくら!いつまでも寝たふりしてんじゃねえ!」

「先生がどんな覚悟で別れたか分かってんのか!?先生が全部1人で泥被って辛い決断したのは自分の事で、お前の夢が汚されるのを恐れたからだろ!!」

「お前がそんなんじゃ、先生のしたこと全部無駄じゃねえかよ!!」

文哉の心からの叫びが夏生に届き、夏生は涙を流しながらも前を向く決意をするのだった――。

TVアニメ『 ドメスティックな彼女 』第12話 「ごめんね。愛してる」感想

TVアニメ『 ドメスティックな彼女 』第12話 「ごめんね。愛してる」【感想コラム】
画像引用元:©流石景・講談社/ドメカノ製作委員会

まぁ、修学旅行中に何してんだよって感じでしたので、写真に撮られていても文句は言えないですよね…。夏生を守る為に、陽菜が身を犠牲にしたのは残念でした。年上と立場と言う物が有るので、そうなるのは分かりますが…本当に夏生が役立たず過ぎて…。

陽菜と夏生の関係性に気付いていた桐谷は、流石でしたね。

そして、陽菜と付き合っていた萩原も、昔同じように恋心を抱いていたと言う事実。これにはびっくりでしたね。立場は違えど、陽菜は同じ状況になってしまっていたのですね…。

しかし、桐谷が発言した「人を好きになってしまう気持ちは歳の差・立場関係なくどうしようもない部分がありますしね」と言う言葉が物凄く良かった。胸を打たれました。かっこいいです桐谷先生!

そして、そんな桐谷先生を遥かに超えるかっこ良さを持っているのが…文哉!!

文哉の行動と言動は、本当にいつも素晴らしいですね…こんな親友が居たら、絶対に大事にしたいと思えますよね!

夏生は、周りに恵まれているのに、自分では何もできないと言った感じなので、見ていて少し腹立たしいです。

今回で『ドメスティックな彼女』は最終回ですが、消化不良な終わり方だと感じましたね。展開も早かったですし、終わり方も2期に続かせるような終わり方でした。

この終わり方だと、2期をやらないと「うーん」ってなる視聴者の方が多いのではないでしょうか…。あまり納得出来る形ではないように感じました。

最後は少し消化不良でしたが、第1話から第12話まで『ドメスティックな彼女』を観て、心より楽しむ事が出来ました!

『ドメスティックな彼女』に携わったスタッフの皆さんには感謝で一杯です。スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!

そして、週刊コラムを読んで下さった皆様も本当にありがとうございました。

『ドメスティックな彼女』第2期放送を心待ちにしております。

続いて欲しい、続かせて欲しいです…お願いします…!

文章:Kyouei-サイコ高橋

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