『プリパラ』よりもゆったりとした展開が続いたプリチャン。しかし、4クール目に入ってから物語の軸である「トッププリ☆チャンアイドル」に触れ、先の気になるシリアス展開が続きました。
アンジュさんとみらいの気持ち
トッププリ☆チャンアイドルとして、みんなの前に立ちキラキラを与え続けたアンジュさん。
アンジュさんの存在は、みらいにとって憧れです。
あんな様は「いつか越えてみせますわ」と闘志を燃やすけれど、みらいは「アンジュさんみたいになりたい」と思うように。
みんなに楽しんでもらえると、自分も幸せになる。
それがみらいです。
だから、自分以上にみんなを楽しませられるアンジュさんの存在は、大きいのです。
けれど、アンジュさんは次の世代のことを考えていました。
[kanren postid=”112621″]アンジュさん、引退宣言
ついに引退を発表したアンジュさん。
世界中にファンがいるアンジュさんの引退には、多くの人が驚きショックを受けます。
ここに来て初めて、みらいは”アンジュさんのことを実はよくわかっていなかった”ことに気づきました。
なんとか居場所を突き止め、アンジュさんの本音を確かめることに。
学生時代、アンジュさんの夢は”トッププリ☆チャンアイドルになること”でした。
けれど、夢は叶った。そして、「ミラクルキラッツ」「メルティックスター」という次の世代の輝かしいアイドルも見つけた。
だから、みらいたちに大好きなプリチャンを任せ、自分は次の夢――デザイナーへの道を進む。
アンジュさんは言いました。
[kanren postid=”119116″]憧れの人が描く次の夢
・夢を叶えたから、次の夢へ行く
・大人でも新しい夢を追える
ということですね。
アンジュさんが決めたことなら、応援するべきなのか。
みらいは迷います。
アンジュさんは、次のトッププリ☆チャンアイドルを決めるべく「ネクストプリンセススペシャル大会」を開きます。
けれど、これが終わってしまったらアンジュさんは引退する。
「この大会って、アンジュさんのかわりを探すためのものなんだよね?」
「この大会が終わったら、アンジュさんは本当に引退しちゃうんだよね」
「私、こんな大会に出る気にならない」
そんなみらいを、デザイナーズセブンのカレンさんが後押しします。
アンジュさんが自分で次を決めたように、みらいにもアンジュさんと一緒にプリ☆チャンアイドルをしたいという想いがあります。
自分の気持をぶつけるには、同じ高さまで行くしかない。
みらいは決心し、大会へ出場。
[kanren postid=”119953″]夢を叶えても、まだ先がある
アンジュさんとあいらさんによる圧倒的なパフォーマンスに対し、「ミラクルキラッツ」×「メルティックスター」による「ミラクルスター」のステージで勝利します。
もうたどり着いてしまったトップの世界。
しかし、そこで望んでいたはずの次の世代に敗れ、悔しさを感じるアンジュさん。
トップは終わりではなく、先があった。
そのことを知ったアンジュさんは、引退を取り消し、みらいたちのライバルとなるのでした。
どんな困難があっても、「やってみなくちゃわからない」で乗り越えてきたみらいたち。
みらいの描くトッププリ☆チャンアイドルとしての形には、いまだ答えは出ていません。
「なってみなくちゃわからない」。だから「なる」と決めたみらい。
一方、トップとなり夢を叶えてしまったアンジュさん。しかし、夢には続きがあった。
とはいえ、6VS2で勝ったわけなので、まだまだ個々の実力はアンジュさんが上。
トップは終わりじゃない。
だから、もっと上を目指すアンジュさんと、みんなを楽しませてながら自分のなりたいトッププリ☆チャンアイドルを探していくのだろうみらい。
アニメ2年目で、みらいがどんなアイドルになっていくのか、楽しみです。