ブラッククローバー 第80話「優等生の弟VS不出来の兄」【感想コラム】

ブラッククローバー 第80話「優等生の弟VS不出来の兄」【感想コラム】

今回のブラクロはついに

「黒の暴牛」フィンラル・ルーラケイス
       VS
「金色の夜明け」ランギルス・ヴォード

の兄弟対決です。ちなみにフィンラルは21歳、ランギルスは20歳。正確には異母弟です。

バネッサ姉さんとフィンラル

ブラッククローバー 第80話「優等生の弟VS不出来の兄」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

選抜試験はついにフィンラル対ランギルスへ。
バネッサ姉さん、フィンラルの髪を整えます。

バネッサ「次の試合、相手が相手だけに複雑よね」フィンラルは今まで、あらゆることでランギルスに勝ったことがありません

だけど、アスタと出会い、数々の死線を越えてきた今のフィンラルは強い。バネッサ姉さんや「黒の暴牛」の仲間たちはフィンラルの背を押します。

バネッサ姉さんは美人なのに、だらしない格好と酒癖のせいか、あまりモテている印象がありません。
そして、フィンラル同様に家を飛び出し本当の仲間、家族に出会っています。

実はバネッサ姉さんとフィンラルってお似合いなのでは??

兄を認めない弟

ブラッククローバー 第80話「優等生の弟VS不出来の兄」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ランギルス「兄さんがぼくに勝てるわけないのに」
フィンラル「仲間とであってオレは変わったんだ」

向かい合う兄弟。
ランギルス、見た目と口調から受けるイメージより、実は20歳と年齢が上なんですよね。

ブラクロのキャラたちは見た目よりも年上だったりします。

そして、試合開始。
チームメイトであるレオとハモンは、弟と戦いたいフィンラルを尊重。
ハモンが硝子魔法で相手のクリスタルを突き止め、レオと攻め込む作戦に。

一方、ランギルスはフッハの魔法で正面から突き進みます。

一族で優秀なランギルスは、両親からも期待されて育ちました。
対するフィンラルは魔力も身体能力も囮、親からも落ちこぼれ扱い

だけど、許嫁の女性は優れているランギルスより、フィンラルの方が跡取りにふさわしいと考えていました。

プライドが高くフィンラルを見下していたランギルスには、それはとても屈辱的なことです。

自分がフィンラルより優れていると証明するべく、フィンラルに勝とうとします。

空間魔法VS空間魔法

ランギルスの空間ごと対象を削り取る魔法。
けれど、同じ空間魔法同士がぶつかると、相殺されることが発覚。フィンラルは自分の魔法でクリスタルを守護しました。

「でかしたフィンラル!」

とレオ。

レオとハモンは相手のクリスタルの元へ移動。
待ち構えていたのは、フラギル・トルメンタ

「水色の幻鹿」に所属する女性、20歳。
雪魔法で眠気を誘いますが

レオ「オレはこの額の紋章に誓った。いつの日か兄上をこえてみせると!」

レオは気合とマナスキンで耐え抜きます。
魔力をまとい雪魔法に耐え続けるレオと、雪魔法を発動し続けるフラギルという耐久戦。

けれど、フラギルはいつまでももたないと考えます。
必然的に、勝負の行方はフィンラルVSランギルス(あとフッハ)が決めることに。

フィンラルの新魔法

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

フィンラルは苦労の末編み出した新ワザを見せます。

ホーミングする空間魔法の光弾は、速度こそありませんが、ガード不能の強制排除魔法。
触れた相手を遠くへ飛ばしてしまう、空間魔法の応用技です。

攻撃魔法は覚えられなかった、と言うフィンラル。
けれど、これはフィンラルの”人を傷つけたくないという優しさ”と、度重なる死線を越えた経験から生まれたもの。

単純な破壊力ではランギルスに劣るけれど、フィンラルだって凄いのです。

なお、飛ばされたフッハはトイレ中のヤミ団長の元へ。
もちろんブチキレるヤミ団長。ある意味破壊力もある魔法です。

ランギルスの豹変

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ランギルスを傷つけたくないフィンラルは、この魔法でランギルスを退場させようとします。
けれど、その優しさがランギルスをさらに苛立たせました。

優秀だけど人を見下すランギルスは、家族に期待される一方で使用人たちからはよく思われていませんでした。

魔力や才能では劣っていたけれど、誰にでも優しいフィンラル。彼は家族以外の人たちから好かれていました。
そのことが、ランギルスのプライドを刺激したようです。

ランギルス「兄さんがぼくに勝てることなんて、何一つないんだ」

ついにキレるランギルス。

アスタ「この禍々しい感じ、どこかで」
魔法帝「やはり……」

膨れ上がった禍々しい魔力は、「白夜の魔眼」幹部たちの使った禁術を思わせるものでした。

それでもフィンラルは、今度こそランギルスと、弟とコミュニケーションを取ろうとします。

フィンラル「やめるんだ! このままじゃお前がお前じゃなくなる」

止まらないランギルスと、魔法の撃ち合いに。

決着、そして

勝ったのはランギルスでした。
クリスタルもろとも、体中をえぐられてしまうフィンラル

ランギルス「どうだ。あんたがぼくに勝てることなんてないんだ」

ランギルスはフィンラルにトドメを刺そうとします。
そこへ、飛び込むアスタたち。

アスタ「おい」
マグナ「それ以上手を出してみやがれ」
ラック「試合なんて関係なく殺るよ」

背後ではチャーミーパイセンを含む暴牛の面々も、怒っていました。


というわけで80話でした。

フィンラル対ランギルスの撃ち合いは迫力がありました。
ラストのアスタたちもかっこいいです。

どうやら、アスタたちをあの場まで撃ち出したのはチャーミーパイセンのようです。

普段は戦闘狂なラックも、仲間のために怒ったり
「黒の暴牛」は絆が深いですね。

ここから先の展開、超重要ですよ!

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