『ふしぎなメルモ』は1971年に手塚治虫さんが子ども向けのアニメーションです。手塚治虫さんといえば『鉄腕アトム』とか『ジャングル大帝』が有名ですが、筆者は『ふしぎなメルモ』が大好きです。
キャンディーを食べたら…大人になったり、赤ちゃんになったりするなんて夢のようだと思いませんか?
『 ふしぎなメルモ 』あらすじ
ある日、主人公の女の子メルモと幼い弟たちを残して、母親は交通事故で亡くなってしまう。
天国に行った母親は、神様から、「1つだけ望みを叶えてあげよう。」と言われて、「生き帰らせて欲しい。」と頼むが、「それは出来ない。」と言われました。
その代わりに作られたのが、赤色と青色の“ミラクルキャンディー”です。
赤色を1つ食べると10年若返り、青色を1つ食べると10年歳をとる“ミラクルキャンディー”がメルモに与えられました。
そのキャンディーを使って、メルモがいろんな困難を乗り越えていきます。
ミラクルキャンディー
みなさんは、どうでしょう?ミラクルキャンディー欲しいと思いませんか?
筆者は子どもに戻り遊びたいとか、若返って恋がしたいとか…色々と楽しみたいので欲しいです。
ミラクルキャンディーは使い方によって、いろんな生き物になれる可能性があるのですごいですね。でも、他の生き物になって、なかなか元に戻ることが出来なかったらって思うと少し怖いです。
メルモは面白く優しい子
メルモは母親を亡くして寂しかったと思うけど…母親代わりになり、トトオとタッチのために頑張って優しいお姉さんですよね。
初めてメルモが青色のキャンディーを1つ食べて、体が大きくなっていく時に、胸が大きくなって…何が起きているのか、わけが分からないまま大人になったシーンが、とっても可愛くて面白いと思いました。
母の愛から生まれた
母親が幼い子供たちを残して亡くなってしまったという無念と、これから先どうやって子どもたちが大人になるのか…と案じる。そんな母親の愛を、神様が形にしてくれたのがミラクルキャンディーだと思います。きっと母の愛が無かったら、このミラクルキャンディーは作られてなかったでしょうね。
現在では、親が子どもを虐待したり、育児放棄したり、挙句の果てに、殺してしまうというニュースが毎日のように報道されています。とても心が痛いですね。
メルモの母親みたいに、子どもたちに対して愛があれば…ニュースのような事は、少なくなるのではないかと思います。
文章:あそしえいつK.M
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