TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』第6話「旅の道連れ」人工妖精暴走事件の首謀者は内部の犯行!?【感想コラム】

TVアニメ「 Fairy gone フェアリーゴーン 」第六話「旅の道連れ」人工妖精暴走事件の首謀者は内部の犯行!?【感想コラム】

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』第6話「旅の道連れ」

皇帝、首相、二人の大公を迎え、盛大に行われる終戦記念式典が迫りつつある最中、試験配備されていた軍の新型人工妖精の暴走事故が起こる。 調査にあたるドロテアの面々。妖精の保全や行政を担当する妖精省、軍を管轄する軍部省も事態を重く見て動き出す。 さらに黒の妖精書〝黒の四〟に関する新たな情報が入り、マーリヤは同僚のクラーラと共に手がかりとなる男を追う。

終戦記念日を前に起きた人工妖精暴走事件

過去回想-

今回はいつものヴェルたちの過去回想とは違い、シュヴァルツ・ディーゼとレイ・ドーンたちの過去回想へ。
統歴496年。9年前、統一戦争において重要な役割を果たして特別に領地を与えられた「五公」と呼ばれる存在。

しかし、暗殺未遂からの自殺、戦って死亡、処刑にて死亡とさまざま事情から今やシュヴァルツとレイ・ドーンの二人だけに。

戦争が終わっても平和を保つために、だれかが戒めとして死んでいく…「まだ戦争は終わっていない」とつぶやいたフリーの言葉が蘇る

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』第6話「旅の道連れ」人工妖精暴走事件の首謀者は内部の犯行!?【感想コラム】
画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

そして10度目の“終戦記念日”を迎えようとしていた。

街中では「ゼルン1型」と呼ばれる新型の人工妖精が配置されていた。終戦記念式典で大々的にお披露目する目的だったが……。

しかし……。響き渡る悲鳴、操作するための笛も受け付けず…新型妖精兵は暴走し人々を襲い始める。

異変に気付いたフリーとマーリヤは暴走した人工妖精から市民を守り、なんとかは他の妖精兵を使い暴走を止めた。

妖精技師のグリフをはじめ、人工妖精の暴走の原因を探るが変なところもなく、わからずじまいだった。

一方で、前回まで必死に守り続けていた「黒の妖精書」がようやく偽物だということに気付いたフリーたち。

またしても「黒の妖精書」の情報を手にいれたという情報を仕入れ、向かったのはマーリヤとクラーラの珍しい女性コンビだった。

「地図が頭に入っているのに迷います?」

出来の違いを見せつけるマイペースなクラーラさんさすがだ…。さらに、情報屋に会うため屈強な男たちのいる酒場にやってきた二人。尻込みするマーリヤをよそにどんどんと進んでいくクラーラ。

情報屋からは女二人と舐められたのか…前金を踏み倒そうと襲われる二人……だったが…さすがのドロテアの二人。可憐さとは裏腹に見事男たちを撃退してみせるのだった。

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』第6話「旅の道連れ」人工妖精暴走事件の首謀者は内部の犯行!?【感想コラム】
画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

前半パート。

人工妖精の謎の暴走という不穏展開から始まった今回。人工妖精を暴走させた謎の人物は一体誰なのか…そしてその目的とは?

そして再び「黒の妖精書」を追い、派遣されたクラーラとマーリヤ。クラーラはサポート役の妖精だし、どうなのかと思ったけどさすがドロテアに属すだけはあります。

明かされるクラーラの過去

一方で新型人工妖精の暴走事件をフリーたちだったが、相変わらずなんの手がかりも得られない。

「内部の者じゃないと軍の人工妖精に細工するのは不可能だ」

そう言ったチェイスは、元同僚?に呼ばれてどこかへ行ってしまう。そして街を調査するセルジュもなにか引っかかるなぁ…となにか違和感を感じているようだ。

情報屋から再度、オークションに「黒の妖精書」が出品されたという情報が入り、オークションの会場に急行するクラーラたち。

すでにその妖精書はダイスという人物によって落札された模様で、クラーラたちはそのダイスを尾行する。

そんなダイスを追う人物は、ドロテアだけでなく、スゥイ―ティーと、ダミアンの二人も追っていた。乗り込んだ列車の中でダイスを捜すクラーラとマーリヤ…しかし…どこにもダイスはいない。

「そういえば私とクラーラ、二人だけの任務は初めてだよね…どうしてクラーラはドロテアに?」

戦争で家族を亡くしたクラーラ。戦場で一人でいたところを局長・ネインに救われたクラーラはそのままドロテアに志願したという。

「私は生まれたときからお父さんもお母さんも知らなくて」

「それなら私は…幸せですね。だって…思い出はあるもの」

列車は次の駅に着き、まかれそうになる二人だったがなんとかダイスを捕まえることに成功する。

それでもダイスは一切「黒の妖精書」について語ろうとはせず、手を焼く一同。暴走事件の手がかりもなくお手上げな状態のフリーとマーリヤの前に、アクセルが現れる。

「ダイスか…あいつはその筋じゃあ有名なやつさ…あいつの得意のクライアントは…」

そして「黒の妖精書」を追うスウィーティーは、ギルバート・ウォーロックなる男のところにたどり着くのだった。

後半パート。

マーリヤとクラーラのコンビは大成功でダイスを捕まえましたが、あまり多くの情報は得られるずといった感じですね。
そして少し触れたクラーラの過去と「私は幸せ」発言は、マーリヤの心にどのように響いたのでしょうか。

「黒の妖精書」を巡るあらたな攻防

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』第6話「旅の道連れ」人工妖精暴走事件の首謀者は内部の犯行!?【感想コラム】
画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

「黒の妖精書」を巡る攻防第三章の始まりといった感じの回でしたね。

終戦記念日が近づき少しづづ活気ずく街で起きた怪しい人工妖精暴走事件、そして「黒の四」と呼ばれる妖精書が出回った事件。

この両面が動き始めたという回で、次回以降いっきに話が進展していきそうです。

一番鍵なのは、内通者の存在ですね。

人工妖精が軍の人間しか知らないものだと発言した以上、軍の中の裏切り者あるいは最重要関係者ということになるでしょう。

その人物とその目的が今後はキーワードとなってくるでしょう。

そして新たなキーパーソン・ギルバートの存在と「黒の四」「黒の三」と呼ばれるものの詳細ですね。う~ん、単にページ数とかなんでしょうか。次回以降の展開に期待です。

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Fairy gone フェアリーゴーン アニメ情報

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