王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験が終わったところで、次の章へ入る前にアニオリの補完です。
今回は今後の展開にも関わる、ヤミ団長とヴァンジャンス団長の物語です。
放心状態のアスタ

ライバルであるとユノと戦えず、先を越されてしまったアスタ。
今週も放心状態。
みんなが励ましてくれるけど、反応は薄く。
試験に合格し、「白夜の魔眼」殲滅の部隊に選ばれれば、またクールイケメン(ユノ)に追いつける。
と、マグナに言われても反応が薄いアスタ。
合格するかどうかは、むしろマグナのほうが気になってドキドキでした。
そこでヤミ団長は、風呂に入って気分転換をすることに決めます。
拒否するアスタを無理やり連れていき、みんなでお風呂タイム!
女湯のシーンも登場しますが、やたらと色の濃いお湯です。
ヤミ団長の過去

ヤミ「こうしてると、昔のことを思い出すぜ」
と、昔話をはじめるヤミ団長。
この回想はアニオリですが、重要な補完です。
まだ若かった頃のヤミ団長(といっても今も28歳なので若いです)は、田舎の山中で釣りをしていました。
空腹のヤミの前に現れたのは、近くの村に住む人々。
村人たちは、作物を奪いにくる盗賊団に困っていました。
辺鄙な村にまで魔法騎士団の手は回らず、偶然近くに来ていた修行中のヤミに依頼をすることに。
3食と昼寝場所の提供だけで仕事を受けるヤミ。
ヴァンジャンスとの出会い
夜。
「おっぱらうだけじゃまた来るかもしれねーから」
と、盗賊団をひとりひとり倒していくヤミ。
敵は数で圧倒しようとしますが、それを堂々と正面から破っていきます。
と、そこへまだ団長ではなかった頃のヴァンジャンスが登場。
ヤミはヴァンジャンスとはじめて会いましたが、息をあわせて戦います。
盗賊団はボス以外を殲滅。ボスは逃しましたが、これで村は安全です。
2人はライバル
当時の「水色の幻鹿」団は“灰色”で、今の魔法帝であるユリウスが団長を務めていました。
ヤミはそんなユリウスの下につく団員で、ヴァンジャンスは最近入った変な仮面の新人です。
異国の人間で大暴れしているヤミは有名で、初対面なのにヴァンジャンスはヤミのことを知っていたのです。
今は行く道が違っていても、きっと同じ道を行く。
と、ヴァンジャンス。ヤミはヴァンジャンスをライバルとして認め、以後競い合うようになるのでした。
現1位の団「金色の夜明け」団長のウィリアム・ヴァンジャンス。
元最下位である「黒の暴牛」団長のヤミ・スケヒロ。
ふたりはともに魔法帝との間に信頼関係があり、ともにライバル同士だったのです。
まさに、1世代前の主人公!
という感じですね、ヤミ団長。
そんなヤミ団長の故郷についてはいまだ謎ですが、少年時代についてはPS4版の『ブラッククローバー カルテットナイツ』で触れられています。漫画版も出ていますが、ゲームも面白いのでオススメです。