今回もアニオリの補足回です。
副団長になったヤミ

若きヤミ、ヴァンジャンスと出会う。二人は同じ団で、まだ魔法帝ではなかったころのユリウスの団に所属するライバル同士。
というのが前回の内容です。
そして、数年後。
魔法帝になったユリウスは、副団長になったヤミ&ヴァンジャンスを呼び出します。
しかし、この2人が副団長って、当時のユリウスの後の「 灰色の幻鹿」の団長って誰だったんでしょう??
現在の「水色の幻鹿」はリル・ボワモルティエが団長です。
こっちのほうは副団長もよくわからないんですよね。ちなみに、判明しているほかの団員は、選抜試験で登場したフラギルちゃんです。
再び盗賊退治

ヤミとヴァンジャンスは、盗賊団退治を頼まれます。
魔道具を持ち統率のとれた盗賊たちだけど、魔法騎士団に裏切り者がいて情報を受け取っているらしい。
ということで、魔法騎士団入りする前から知っているヤミとヴァンジャンスに声をかけたのです。
魔法帝はヴァンジャンスのことを信頼している。
ここ、ポイントです。
VS盗賊

ヴァンジャンスはこれまでの情報から、次に襲われそうな場所を絞り込みます。
そして、何か所かに騎士団を配置。情報が洩れているのなら、敵は警備のいない個所を狙うはず。
ヴァンジャンスとヤミは分担し、騎士を送り込んでいない村を見張ります。
作物が豊作な村と、発見された魔道具のある村。
そのどちらかを襲うはず、とヴァンジャンスは考えました。
夜。
推測通り、ヤミの見張る村へ襲撃をかけようとする盗賊団。
ヤミはヴァンジャンスに連絡しようとしますが、なんらかの手段で通信魔道具が妨害されていました。
連絡が取れないのなら、仕方がない。
一人で正面から突っ込むヤミ。
考えるのは苦手なヤミらしい行動ですね。
魔道具に、箒で飛ぶヤミ。
原作ではなかなか見られない、アニオリならではのシーンです。
ヴァンジャンスとの関係

次々と雑魚を蹴散らし、現れたのは前回逃がした盗賊のボス。
敵は厄介な魔道具を持っていましたが、登場→CM→Bパートでもう倒されている、という雑な扱い。
しかし、ボスは隙を見ておばあさんを人質にしました。
そこへ、裏切って盗賊と組んでいる魔法騎士2人が登場。魔法でヤミをとらえてしまいます。
普段は適当なようでも、守るはずの人々を傷つける裏切り者が許せないヤミ。
限界を超え、拘束を破ろうとします。
やっぱり、ヤミは主人公属性高いですよね。
が、ヤミが限界を超える前にヴァンジャンスが到着。ヤミを救出します。
ヤミ「おせえ」
ヴァンジャンス「これでも急いできたんだよ」
ヤミ「借りができちまったな。だが借りはすぐに返す」
ライバル同士の共闘。まともに戦えばヤミが負けるはずがなく、ヴァンジャンスのサポートもこなしすぐに借りを返しました。
なお、逃げたボスは魔法帝が倒しました。
金色の夜明け、誕生

魔法帝は、これまでの功績を踏まえ、ヤミとヴァンジャンスを新しい魔法騎士団の団長に任命しました。
二人を団長にするために、あえて任務に行かせたのかもしれないですね。
魔法帝は、二人にどんな団を作りたいか訊ねます。
ヤミは魔法帝が自分にしてくれたように、身分も出身も関係ないメンバーが集まった団を。
ヴァンジャンスは最強の団を、この世界に金色の夜明けが来ることを願い、新しい団を「金色の夜明け」団と命名しました。
「金色の夜明け」はヴァンジャンスが作り、命名した。
つまり、メンバーも1からヴァンジャンスが集めた。
ここも重要なポイントです。
と、そんな昔話をして、だから負けても次頑張ればいい、と少々無理やりっぽい励まし方をするヤミ団長。
気を取り直したアスタ。
そして、アジトへアネゴレオンが現れ――。
今回は「金色の夜明け」団の誕生とヴァンジャンスに関する補足回でした。
次回からはいよいよ長編開始です。