前回の『 ブラッククローバー 』のポイント
・ヤミ団長とヴァンジャンス団長はライバル同士、ユリウス現魔法帝と信頼関係がある
そして今回は、対「白夜の魔眼」部隊「王撰騎士団(ロイヤルナイツ)」の結成です。
選抜試験編では大活躍したユノと、悔しい結果になったアスタ。
そんな2人が――。
アネゴレオンは冗談が嫌い

開幕から「黒の暴牛」アジトへ乗り込んでくるアネゴレオン。
「黒の暴牛」のアジトのドアはよく壊されますね。
ヤミ「大変だ猛獣が侵入した」
と茶化すヤミ団長をつかみ、フエゴレオンの見舞いの礼として酒を渡します。
アネゴレオン、冗談は嫌いで義理深いです。
メレオレオナ「ついでだ、つれていく」
と、アスタ、ノエル、ラックをつかむアネゴレオン。
連れ去られていくラックに対し、笑うマグナでしたが、「こいつらはロイヤルナイツ選抜試験合格だ」と言われ、驚きます。
マグナとラックのライバル関係

マグナが落ちたことに一瞬残念そうなそぶりをみせたラックですが、すぐにマグナを挑発。
マグナも「何回転んでも立ち上がってやる」とすぐに対抗。
ライバルであるラックを超えるべく、バネッサ姉さんと特訓をすることに。
「だから無事にもどってこいよ」と、送り出すマグナ。
そんな仲間たちの生き生きとした姿に、
ヤミ「どいつもこいつもいい顔してやがる」
嬉しそうなヤミ団長。
ヤミ団長が作り、集めた団のメンバーですからね。
ゾラも暴牛メンバー
なお、キノコの人やフラギルちゃんも合格。
もちろん、ユノ、ミモザちゃん、クラウスさんもいます。
アスタ「どうだユノ! オレは置いてかれてなんかいねーぞ!」

すっかり立ち直り、張り合うアスタ。いつものアスタに対し、ユノもいじりかえします。
そんなロイヤルナイツの団長は、アネゴレオン。
16人のメンバーの名を呼んでいきます。
最後に現れたのは、遅刻した男ゾラ。
ゾラがまとっているのは「黒の暴牛」のローブでした。
彼は魔法騎士団を憎んでいたころ、次々魔法騎士をしばいていき、ヤミ団長と出会い敗北したのです。
ヤミ「お前なかなかおもしれーからやるよ」
と、ヤミ団長はローブをゾラに渡しました。
アスタやミモザちゃんと一緒に戦い、魔法帝の身分は関係なく実績で評価される魔法騎士団という想いも知り、「黒の暴牛」の自分の居場所だと認めたのでしょう。
ゾラは初めて、魔法騎士団のローブに腕を通したのです。
なお、ゾラだけではなくノエルも裏口入団です。
ヤミ団長は「黒の暴牛」を身分や出身など関係ない団にしようと思い、作りました。
だから、実力と志があるわけど訳ありな人、が多く集まっているのでしょう。バネッサ姉さんも魔女の森出身ですしね。
魔法帝はヤミ団長を信頼しているので、ヤミ団長が認めたのなら大丈夫だと判断し、許可しているのだと思われます。
なので、この裏口入団は不正ではありませんね。
ついに決戦がはじまる
というわけで、同じローブをまとう一同。
ゾラ、「黒の暴牛」ローブ姿は1話ともちませんでした。
ユノ「アスタと同じローブを着る日が来るとはな。だがアスタと肩を並べるなんてありえねえ」

と言いつつも、やっぱり嬉しそうにも見えるユノ。
実際、今後アスタとユノの共闘もありますので、お楽しみに。
さらに追加メンバーとして、サポートに特化した魔法騎士やノゼルも参戦。
ノゼル、リル、アネゴレオンと団長が3人です。
「勝利以外はいらん」
と、全体の士気を高めつつ作戦の内容を説明していくアネゴレオン。
敵の最大の戦力は党首であるリヒトと、幹部のライア。
きちんと状況説明もこなし、メンバーの士気を高めるあたり、脳筋に見えて団長としての指揮力も高いアネゴレオン。
一方そのころ。
ライアは夢を見ていました。
リヒトが人間の女性と結婚し、エルフと人間を結ぶ懸け橋となる子を授かるはずだった、まだ幸せだったころの夢を――。
というわけで、ついに「白夜の魔眼」戦開幕。
エルフと人間の過去にも切り込んでいく、重要なエピソードに入っていきます。
なお、Cパートの制服姿のノエルたちは、原作イラストでも見られますよ。