ついに「白夜の魔眼」アジトへ。
新章開始です。
フエゴレオンと重要ポイント

冒頭、眠るフエゴレオンを見つめるネロ。
ネロの正体を知っていると、意味深なシーンです。アニメスタッフはブラクロが大好きだそうですので、今後は狙ってネロのシーンを挟んでくるかもしれません。
ネロの正体に関しては、原作をどうぞ。
そんなフエゴレオンの仇を取ろうと、やる気をだすアスタとノエル。
フエゴレオンは魔法帝を目指すアスタの夢を笑わず、ライバルとして認め、ノエルの背も押してくれた人物です。しかし、彼の知る何者かによって倒され眠りについています。その何者かが「白夜の魔眼」党首リヒトの正体のようだ――というのは、重要ポイントですね。
なお、さらに補足するとヤミ団長はヴァンジャンス団長を怪しみましたが、彼の素顔と魔法はリヒトとは異なっていました。そんなヴァンジャンスとヤミはライバル同士で、魔法帝からも信頼されている、というエピソードもありました。
互いに許し合えれば戦わずにすむはずなのに
弟のレオは、ロイヤルナイツに選ばれたアスタとノエルに、任せた!といいます。
けれどアスタは、ヴェットの言葉も思い出していました。
エルフは人間を憎んでいる。もし互いが許せれば、戦わずにすむはず。
けれど難しいことを考えるのが苦手なアスタは、すぐに頭がパンクし筋トレに走ります。
そこへユノたちもやってきて、いつものように張り合ったり。
決戦前夜

夜には王都でほかのメンバーとも合流し、食事で大盛り上がり。
一方、アネゴレオンと「銀翼の大鷲」団長にしてノエルの兄であるノゼルは、忍び込んでいた敵のスパイをとらえボコります。
楽しい雰囲気としんみりがあり、そして決戦へとつなげていく流れ。
決戦前夜の王道パターンですね。
スパイから得た情報によると、「白夜の魔眼」は魔法騎士団の突入作戦を把握していない様子。
そこでアネゴレオンは明日の突撃を決行します。
アスタ「オレが魔法帝を目指すのは、ここにいるみんなが自由に暮らすためだ」
そのために、アスタは「白夜の魔眼」がしようとしていることを止める決意を固めました。
「白夜の魔眼」アジト突入
翌日。
宙に浮くダンジョンが「白夜の魔眼」のアジトです。
魔力の濃い地帯に霧をまいて隠していましたが、ダンジョンの調査で発見されたようです。
まずは模型の魔法でダンジョン内のマップを把握。
チームを5つにわけ、突入することに。
アスタ、ゾラは問題児チームとしてアネゴレオンと組みます。

アネゴレオン「私は王族だの下民だの、身分の違いなどどうでもいい」
アネゴレオンが興味を持つのは強さです。
ヤミ団長が認めたアスタとゾラのことは、アネゴレオンも気になっているようです。
そして、ロイヤルナイツに選ばれたメンバーのことは全員、実力者としてとらえています。
アネゴレオン「全員気合をいれろ!」
「手あたり次第叩きのめしながら中心部を目指せ」
「負けなければ何をしてもかまわん」
メンバーを編成し指揮をとるけれど、やり方は各々に任せる。
それもまた、全員の強さを信じているからでしょうか。
さっそく正面から突入し雑魚を蹴散らすラック。
アネゴレオンとノゼルもまた、フエゴレオンの仇(死んでませんけど)として、派手に暴れ始めます。

一方、「白夜の魔眼」最後の幹部ライア。
彼もまた、襲撃を知り動き出していました。
いまだ目覚めぬフエゴレオンと、圧倒的な強さを持つアネゴレオン。
ついに「白夜の魔眼」との決戦が始まりました。
ここからどんどん盛り上がっていくので、楽しみです。
なお、エルフは人間に恨みがあり憎んでいる、ということですが。今回のラックがぼこった男のように、恨みをもって戦わっているわけではないしエルフとも関係のないメンバーもいます。「白夜の魔眼」そのものはただのテロ組織であり、その中心メンバーが人間に憎しみを持ち、なんらかの計画をたてている者たちなのです。
彼らとエルフの謎については、今後の展開が明かされていきます。