TVアニメ「 Fairy gone フェアリーゴーン 」第十話『災いの子』マーリヤの根本に残る“トラウマ”を払拭できるか…【感想コラム】

TVアニメ「 Fairy gone フェアリーゴーン 」第十話『災いの子』マーリヤの根本に残る“トラウマ”を払拭できるか…【感想コラム】

「 Fairy gone フェアリーゴーン 」第10話『災いの子』

襲撃者の正体は、妖精武器〝ガドファクス〟を持つ伝説の妖精兵、ビーヴィー・リスカーだった。統一戦争で活躍した代表的な妖精兵〝七騎士〟の一人でもあるリスカーを前に、ドロテアは圧倒される。仲間を殺され、フラタニルを奪われ、リスカーは消えた。

自分のせいで皆が不幸になる。改めて自身を見失ったマーリヤは、かつて親代わりに育ててくれた義侠団の首領・ジングルを訪ねるのだった。

災いの子

TVアニメ「 Fairy gone フェアリーゴーン 」第十話『災いの子』マーリヤの根本に残る“トラウマ”を払拭できるか…【感想コラム】

画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

列車襲撃事件から一夜明け、ドロテアのメンバーたちは仲間を殺され、フラタニルを奪われ、完全に圧倒されたという事実が重くのしかかっていた。

オズはマーリヤをかばって死んだことから、マーリヤは人一倍、悲しみと重責を背負っていた。

「妖精武器を奪われた…これはドロテアはじまって以来の大失態だ!…だが、我々は進まねばならない泥に血にまみれても…立ち止まることはできない。我々は任務を遂行する

局長のネインはメンバーたちを一喝。悲しみにも暮れている暇も、責任の所在の確かめ合いもしている暇などないのだ。

ドロテアであるため例外的に認められているが本来は違法であるはずの妖精器官が体内にの残る妖精兵の遺体は妖精省に預けられる。

「こんなことが起こるなんて思っていなかったから」

着々と進むオズの遺体の処理に、どんどんと実感がわき始めるマーリヤ。

部屋にこもりふさぎ込んでしまうマーリヤを心配するクラーラ。
ドロテアになるということは常に死を覚悟していること。それで自分を責めるのは違うことなんだと。

「私のせいで…みんな死んじゃう。誰もかれも…」

一方で、「黒の妖精書」の解析を進めるマルコ。

「かつてのミッドエンドで栄えた王国・トゥファール、これはその英知の結晶なのだから…」

ここで結構重要なことが語られます。トゥファールといえば、幼少期のころのスウィーティーの回想にでてきた都市の名前です。
スウィーティーが黒の妖精書を狙う理由は、そこにあるのかもしれません。そしてトゥファールには一体なにがあったのでしょうか。

仲間の死を乗り越えてでも立ち止まる暇のないドロテアメンバーたち。マーリヤはカルオーの視察に向かうべく移動を開始する。

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画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

次なる任務

自分の周りの人間は不幸になる、自分が災いの子だから。そう、信じていたマーリヤ。
人里から逃げるように森の中をさまよっていたマーリヤは猟師のヴィクトルに拾われることになる…。

そんな幼少時代を過ごした第二の故郷とも言うべき場所が「カルオー」だった。
そして「カルオー」は、マーリヤにとっては故郷を焼き払った忌むべき存在であるレイ・ドーンの治める地でもある。

今回のドロテアメンバーの任務はレイ・ドーンの妖精武器と人工妖精の調査。レイ・ドーンを前に思わず殺気立った目線を送ってしまうマーリヤ。

そんなマーリヤはカルオーで会いたい人がいるので会いに行きたいと提案。任務の予備日ならは時間があるからよいと許可をもらったマーリヤだが、その会いたい人とは…。

そしてフリーもまた仲間を死なせ、またも自分だけが生き残ったことに負い目を感じていたのであった。

家族と仲間

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画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

マーリヤの会いにきた人物、それは三大マフィア・ビャクレーのドンであるジングルだった。

ジングルは違法行為はしないをモットーとするマフィアで、マーリヤは一時期その用心棒(と、いう名目で仕事を与えられていた)をしていた時期がありまるで気の良いおじいちゃんのような人物。

一方で、人工妖精暴走事件の裏を探っているチェイスは、テッドにたびたびウルフランが接触していたことでアーケイムが糸を引いていたことを突き止める。

過去に大量の人工妖精を輸送していたことがあるアーケイム。突如として動き始めたかつての伝説的兵士・ヴィーヴィーリスカー。これらはすべて繋がっているのでは…?と、一つの懸念を抱くネイン。

「奴は戦争のにおいをかぎつけて、たきつける男だ…だとしたら……」

「マーリヤ戻ってこんか?」

なにかわけありと察したジングルは、そう声をかける。自分のところにいたときは「災い」なかったじゃないかと。

「我々を人はマフィアと呼ぶ…でもわしは血によらぬ家族だと思っている。お前には必要なんじゃないか?」

と、そこへマーリヤを心配するドロテアメンバー全員が結局、ジングルの元へ。

「マーリヤをドロテアに誘ったのは俺です、だから俺には責任があります

そう説明するフリーに、ジングルは怒り込めて発する「それは覚悟か?」と。

ビャクレーの人間たちを家族だと考えるジングルにとって、覚悟のない責任という言葉を出すフリーが許せない、と同時に家族同然のマーリヤを預けるだけの力量があるのかを見極める。

「覚悟はあります…。いざというときにマーリヤのために体を張るくらいの覚悟はある

「俺たちは家族じゃない、背中を預け合う仲間だ。理屈ぬきで仲間のためなら体を張れる」

それはフリーの本心からの言葉だったのだろうが…マーリヤにとっては「また自分のせいで誰かが死ぬのでは」という悪魔のことば。

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画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

「私は肝心なときに守られてばかりで…」いまだに自分に自信がもてないマーリヤ。

「マーリヤ…逃げるな。俺たちのために逃げ出しりしなくていいんだ」

その言葉にマーリヤも心底、救われた。そしてマーリヤにいつもの笑顔が戻るのだった。

そして、ドロテアメンバーはレイ・ドーンから首相に向けて“親書”をあずかる。
ドロテアメンバーたちの見えないところで巨悪は静かに動き始めていた。

不安の払拭と前進

災いの子として自分を蔑んでいたマーリヤを「それは目を背けて逃げいているだけなんだ。俺たちのために逃げなくていいんだ」と、自身への“覚悟と戒め”、そしてマーリヤの“不安の払拭と前進”を促したフリー。

今回はマーリヤにフォーカスを当て、マーリヤやもといドロテアメンバー全員が前へと進むお話でしたね。というか、もうフリーさんあれじゃ娘を自分にくださいといってる恋人みたいな感じだったな。恋愛要素へのシフトは…ないかな?

そして、今回明らかになったのは「妖精書」の中身がトゥファール王国に関連している内容であることが示唆されましたね。スウィーティーも大きくかかわってくる人物の一人でしょうか。

トゥファールは妖精に関するなんらかの実験や、ものすごい重要な情報あり、それをやばいと思ったら誰かに消された。しかし、その情報が黒の妖精書に書かれている…という感じですかね。

人工妖精を裏で手を引いているのはウルフランであり、さらにウルフランはシュバルツと接触をしており、首相を殺したがっているのはたしかですが…シュバルツ陣営の動きも気になりますね…。うーん、来週はかなり大規模にストーリーが動き出しそうです。

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2019.01.10

Fairy gone フェアリーゴーン アニメ情報