前回のブラクロ。
アスタたち、「白夜の魔眼」アジトへ突入。ヤミ団長はヴァンジャンス団長に呼ばれる。
一方、「黒の暴牛」アジトにも襲撃。
ゴーシュ、ゴードン、グレイVSラデス、ヴァルトス、サリー。
ピンチの中、アジトの中から男が現れた。
というわけで、「黒の暴牛」最後のメンバー登場です。
アジトを操る男

アジトから出てきた男に対し、
ゴードン「不気味だ」
ゴーシュ「お前がいうな!」
と、今週もゴードンを理解しているゴーシュ。
男「ぼーくーのーなーまーえーはー」
男はゆっくりしゃべりだし、ラデスは邪魔者を殺そうと死霊に襲わせます。
しかし、「黒の暴牛」アジトは形を変え、敵の魔法を回避。
アジトの内装が時々変化するのは、彼の魔法だったのです。
アジトの持ち主
ラデス「どんな能力だかしらねーが、建物をガチャガチャするだけじゃ攻撃も防御もできねーよ!」

完全にフラグです。
魔法で硬質化したアジトを操る男は、アジトの変形により敵の魔法をガードすることも可能。
日ごろから慣れ親しんでいるものに対して、絶大な力を発揮する魔法。
それを見抜いたゴーシュは、彼がいつからアジトにいるのか疑問に思いました。
男はゴーシュたちの名前を知っていました。
男・ヘンリーは、「黒の暴牛」アジトの持ち主でした。
生まれつきの病で寝たきりだったヘンリーは、両親が帰ってこなくなったことから、死をまつのみでした。
そんなところへ、団長になったばかりのころのヤミ団長が登場。
アジトにしたいから屋敷をくれと言います。
ヘンリーは屋敷から出られないうえに、他人の魔力を吸収しなければ死んでしまう病にかかっています。
なので、待ってくれれば自分は死ぬから、とヤミ団長に言います。
けれど、ヤミ団長はこのままアジトで生きていてもらう、とヘンリーに言いました。
組替魔法 黒の暴牛号
ゴーシュたちの魔力を少しずつ吸って生きながらえてきたヘンリー。
ヘンリーはずっとゴーシュたちのことを見ていましたし、ゴーシュたちのことを会ったことはなくても仲間だと思っています。
だから、大切な仲間や仲間たちの居場所を守るべく、ラデスたちに立ち向かいます。
ラデス「そのガタガタの建物ごとぶっこわしてやる」
ヘンリー「組替魔法 黒の暴牛号」
変形したアジトは、巨大ロボのような形に。
ゴードン「最高だ、ぼくの親友」
ゴードンさん、早くもヘンリーを親友認定!
巨大アジトロボとゲル怪獣

ヘンリーはみんなの魔力のおかげで動けるようになりました。
けれど、近くにいると魔力を吸ってしまうため、そばにはいけませんでした。
だから時々アジト内を徘徊し、幽霊と間違われていたのです。
そんなヘンリーのことを知っているのは、氣を感知できるヤミ団長とアスタのみ。
アスタは魔力もないので吸われることがなく、たびたびヘンリーのもとへ遊びにいっていました。
ヤミ『いつか動けるようになって、仲間を守りたいときにでも、それ羽織れや』

と、渡されていた「黒の暴牛」ローブ。
ヘンリーは仲間のためにローブをまといます。
解剖大好き魔法実験大好きのサリーは、ヘンリーの魔法にも興味を覚えます。
10分間のみ魔力を10倍にする裏魔道具を使い、ゲルを巨大化させヘンリーと戦うことに。
まるで怪獣VS巨大ロボです。
連携の勝利
しかし、アジトの物理攻撃は、ゲルのモンスターには通じません。
ゴーシュ「オレを見ろ!」「鏡魔法ミラーズブリゲイド」

ゴーシュはグレイを大量に増やし、
グレイたち「「マジックコンバート!!」」

グレイの魔法でゲルを植物に変えました。
植物にはゴードンの毒が通用し、あっという間にゲルは朽ち果てます。
そこへラデスが襲い掛かるも、巨大アジトのカウンターパンチがさく裂。
見事な連携です。
リヒト、動く
サリーのマナも限界になり、勝負は見えたかと思いきや。
アジトの魔石を手に入れてしまったヴァルトスが登場。
ラデスたちは撤退していきます。
戦いにこそ勝利しましたが、魔石を奪われてしまったゴーシュたちでした。
なお、アジトとマリー人形はボロボロ。
残る魔石は2つ。
それを手に入れるべく、ついにリヒト自らが動き始めました。
というわけで、「黒の暴牛」最後のメンバーが登場し、ゴードンとみんなの絆も深まった防衛戦。
ブラクロはチーム戦も熱いです。
そして次回、ついにアネゴレオンがご活躍!!