ここまでのブラクロアニメ
・ヘンリー登場
・リヒト動く
・「白夜の魔眼」アジトへ突入し、アネゴレオン大暴れ
今回はついに、アネゴレオンの強さがわかります。
なお、今回のエピソードは原作15巻に収録。
なにかが聞こえる
アジト内では水銀魔法の使い手ノゼルも無双中。
ノゼルいわく、調べによると敵の空間魔法使いヴァルトスは外に出ている(黒の暴牛を襲っていましたしね)とのこと。そこで味方がアジトに妨害を行い、現在敵はアジトから脱出することが不可能になっています。
ノゼルはライバルであるフエゴレオンを傷つけたリヒトを許しません。
まあ、リヒトはアジトにいないんですけど。
ユノもまた敵を次々倒していくけれど、アジトの奥が
「なにか聞こえる」
と気になります。
壁にも怪しげな模様があって……?
ライア登場
そのころ。
アネゴレオンの暴れっぷりを前に、
「やることねえええ」
と叫ぶアスタ。
しかし、そんなアスタは二人に増えていました。
アネゴ「なにを勝手に増えてるんだ貴様」
アスタ「いやオレも増えたくて増えたんじゃないっす」
魔力を感じないところまでそっくりで、見分けがつかないアスタとニセアスタ。
そこでアネゴレオンは両方燃やしました。
アスタはアンチ魔法の剣があるので、無事でした。
アスタ「なにすんスかー! 殺す気ですかァァァ!!」
アネゴ「この程度で死ぬやつを私は連れてきた覚えはないからな」
と無茶苦茶なアネゴレオン。
もう一人のニセアスタは、「白夜の魔眼」最後の幹部ライアでした。
殴って燃やす
ゾラ「おいおいなんだよこの魔力」
と、ゾラが焦るほどの魔力を持つライア。
彼はアスタたちが苦戦しまくった、ヴェットやファナと同じくらいの強さを持つ男。
ライアは模倣魔法で水を出し炎を消化すると、回復魔法で自分を治します。
ライア「この魔法はそう簡単にはかわせないよ」
ライアはヤミ団長の闇魔法を放ちますが、アネゴレオンは避けるどころか殴って魔法を破壊。
「残念ながらオリジナルの方が手ごたえあったな」
さらに、ライアをも殴って燃やします。
燼滅の魔法 炎魔法灼熱腕(カリドゥス・ブラキウム)!!
「我が愚弟の想いの分まで燃えるがよい」
炎をまとって、殴って燃やす。
シンプルゆえに強力な魔法です。
人間離れしたアネゴレオン
近接戦闘なら参考になるかも、とじっくり観察するアスタ。
(シンプルに強すぎて参考にはなりません)
しかし、ライアは何度でも回復して立ち上がります。
ライア「やっぱ今回一番メンドーな相手だね」
ライア「ただまぁ、ウチらから奪った魔力でいい気になられてもねぇ、王族さん」
次に、リヒトの光魔法を連射するライア。
模倣光魔法 断罪の光剣!
しかし、速さのある光魔法さえも、アネゴレオンは殴って燃やします。
ライア(なんだ、この人間離れした動きは)
↑今回のエピソードを一言で表したセリフですね。
リアル野人
さすがに焦り始めるライア。
ライアは炎の弱点となる水魔法や、同属性である炎魔法など、多種多彩な魔法を撃ちますが――。
「次!」「次だ!!」
すべて殴って燃やして打ち消すアネゴレオン。
なお、このシーンではライアが原作以上に多彩な魔法を見せてくれました。
どんな攻撃も正面から打ち消し、ライアをフルボッコにするアネゴレオン。
ゾラ「怪獣だな」
その暴れっぷりにゾラは言いました。
王都が息苦しくて年に300日は森や野で暮らすアネゴレオン。
マナスキンの上の領域にも達しているとも言われています。
ライアもまた
・複数の属性を扱える
・自分の高い魔力でコピーする
・なので大抵の魔法はオリジナルより強くなる
という怪物っぷり。
ヤミ団長の魔法こそ本人より劣っているといわれましたが、大半の魔法はオリジナルより上なのです。
(ファナの炎魔法は精霊がいない分、劣化しているかもしれませんが)
しかし、そんなライアを正面から「殴る」「燃やす」だけで完封するアネゴレオン。
本来のライアは優しい
ライア「クソめんどくせー。じゃあこれはどうかな」
ついに、アスタのアンチ魔法の剣さえマネするライア。
ライアの模倣条件は、相手のグリモワールに触れること。
先ほどアスタの姿になった時に、グリモワールに触れていたのです。
先のことまで考えているライアは、強いだけではなく頭もいいのです。
そんなライアを、かつてリヒトは「優しい」と評価していました。
リヒト「ライアは人のことをよく見て人のことが好きだから、そういう魔法になったんだろうね」
リヒト「人を真摯に見つめなければ使うことのできない、優しい魔法だ」
――違うよリヒトくん。
けれど、ライアは自分を嘘つきで面倒くさがりなだけだ、と。
本当にやさしいのはリヒトだと、考えていました。
――本当に優しいリヒトくんを、だまして殺しておいて。
自分たちを傷つけた人間への恨みを、関係のない別の人間たちにも向けるライア。
ライアは憎しみのこもった剣を振り下ろします。
マナゾーン
しかし、躊躇なく殴って剣を折るアネゴレオン。
さすがのライアでも、アンチ魔法だけは模倣できなかったようです。
とはいえ、
・模倣できないという確証もないのに殴った
・魔法出来ずとも鉄の塊なのにへし折った
アネゴレオンはやっぱり怪獣です。
ライア(この女の強さは、王族の魔力だけじゃない)
ライア(ウチの知らない人間の強さ!)
アネゴレオンはマナスキンを超えた力、マナゾーンで必殺の拳を連発します。
マナスキンが自身の魔力を使うのに対し、マナゾーンは周辺の魔力すら操る力。
それにより本来の自分以上の力を発揮し、どこからでも攻撃出るし、空中だって動けます。
ライアは回復も回避も間に合わないほどの攻撃を受けながら、それでも不敵に笑いました。
一方ユノ。
ユノもまたマナゾーンの力を獲得していました。
そんなユノは、ついに何かを感じるアジトの奥にまでたどり着いて――。
というわけで、大暴れする大怪獣アネゴレオン回でした。
終始ライアを圧倒していたアネゴレオンは、ヴェットよりも強さは上です。
とはいえ、ヤミ団長もヴェットを一撃で斬っているわけですけど。
アスタは成長していますが、団長はまだまだ上の存在です。