TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第三話『決行』【感想コラム】

TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第三話『決行』【感想コラム】

S2から一週間後、生徒会の支配力がより強くなった学院は紅月の話題で持ちきりです。あんずとスバルは、北斗と真の個人練習も今日で終わりだと話しながら登校します。あんずが下駄箱を開けると、中には手紙が入っていました。手紙には、「放課後、武道場へ来い」と書かれていたのでした。

鬼龍先輩からの果たし状

鬼龍は生徒会勢力のユニット「紅月」の1人であることから、話を聞いた北斗と真には不安が募ります。そこでスバルがボディーガードとして武道場へついて行くことに。武道場では鉄虎がお茶を出してくれますが、呼び出された2人はヘルメットをかぶりスバルに至ってはバッドも持参です。相当警戒していましたが(主にスバル)鬼龍が2人を呼んだ理由は、あんずに借りていたハンカチを返すためでした。

さらに鬼龍は「紅月の1人だが学院の現状を肯定しているわけではない、風穴を開けるつもりなら応援する」とまで言います。ちなみに鬼龍が返したハンカチは妹のものでしたが、刺繍をしたのは鬼龍本人です。紅月の衣装も流星隊の衣装も大将の手作りだと自慢げに話す鉄虎の話を聞いたあんずは、鬼龍にあるお願いをします。

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画像引用元:(c)Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会

Trickstar全員集合

ようやく時間が取れたという衣更真緒が合流し、改めてあんずに自己紹介をします。その後トリスタの4人とあんずはユニット練習をするために朔間先輩が借りてくれたという防音練習室に移動します。北斗がS1で紅月と対決することを説明し、真緒に立場的に大丈夫かと問いかけます。真緒は俺だって仲間だろ、と笑顔で答えますがその後一瞬思案顔に…。

ユニット練習の休憩中、あんずがいないことに気づいた真緒はガーデンテラスに向かいます。

UNDEADの二枚看板

真緒があんずを探していると、羽風薫に遭遇します。男に対して塩対応の羽風ですが、あんずのことを聞くと態度が一変します。羽風はアイドルなのに女の子と遊んでばかりで、アイドル活動には非積極的です。それでも実力は一流であり、朔間零とUNDEADの二枚看板として絶大な人気を誇っています。

あんずについて何やら一人語っていた羽風でしたが、リーダーである朔間零に声を掛けられるとばつが悪そうに去っていきました。うちの子がすまない、と謝る朔間零に、真緒は大丈夫と答えます。朔間零の「さすがは生徒会役員、心が広い」という軽い挑発に、さすがにムッとなりましたが、おぬしが裏切らないとわかっている、と朔間零は続けます。あんずの居場所も教えてくれました。

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画像引用元:(c)Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会

実は近くに隠れていたあんずは先ほどの話をすべて聞いていました。とりあえずレモンのはちみつ漬けを差し出してきたあんずに、お互い微妙な立ち位置だけどよろしく、と真央。

トリスタの練習は続きますが真は少し辛そうな様子で、ランニングしてくると出て行ったきり帰ってきません。自販機に飲み物を買いに出かけた時、真緒は「真はグラビアで挫折した過去があり思い詰める節がある、本人が自分を一番信用してない」と悔しそうに話します。帰り道で真を見つけたあんずと真緒は、3人で防音練習室に帰りました。3人は気づきませんでした。もう1人ついて来ていることに…。

遊木真と瀬名泉

スバルの、4名様ご到着!という声で1人多いことに気づきます。教室に一緒に入ってきた人物は、3年生の瀬名泉でした。Knightsに所属しており、「ちょーうざい」「虫けら」など口が悪く真は”ちょっと面倒な人”だと言います。可愛い後輩を応援しにきたという泉ですが、真に「ゆうくん才能無いんだから。ゆうくんはきれいなお人形、お人形は飾られてこそ輝く。お遊びはやめてグラビアの世界に戻っておいで」と言い放ちます。

真は「お遊びなんかじゃない。トリスタは宝物であり、昔みたいに心を殺しながら生きていくのはもう嫌だ」と自分がいかに本気であるか伝えます。北斗やスバル、真緒も真の味方です。泉は「アイドル業界は甘くない」と言い残し教室を出ていきました。

泉(心の声)「弟みたいに思ってたのに」

練習後の屋上では、北斗が父のコネで曲を作ってもらったと言います。北斗の意外な行動を心配する真緒に、利用できるものは利用するという北斗。スバルは曲を聴き、純粋に喜んでいます。しばらくわちゃわちゃと過ごしていると、そこに朔間零がやってきました。

五奇人の罪

朔間零は、これは我輩の罪滅ぼしでもある、と語り始めます。少し昔の話、三奇人ではなく五奇人と呼ばれていた時代がありました。五奇人は悪の権化であり、自由気ままに遊び無秩序な学院を作りました。そこに生徒会が救世主として現れ、学院は鉄の風紀で戒められ平和になったのです。その一方で息苦しくもなった学院の現状は、好き放題した自分達のせいだ、しかし生徒会のことは憎んでいない、とも。

朔間「新たな夢ノ咲学院が見たいという年寄りの好奇心じゃ。どうか長らく停止してしまった時計の針を進めておくれ」

ついにS1当日

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画像引用元:(c)Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会

ドリフェスのS1当日、生徒会のチェックは万全です。S1は一般客もステージを観ることができるため、生徒会の息のかかっていない投票を集めることができます。今回はトリスタと紅月の2ユニットのみの出演のはず、でしたが一大事が発生したと生徒会室に紅月の一人、神崎颯馬が飛び込んできました。

蓮巳が神崎と講堂に駆け付けると鬼龍が待機していました。なんと講堂では出演予定のないUNDEADがライブをしていたのです。来るのが遅い、参加ユニットが少ないから花を添えるために飛び入りした、という朔間零に、これは反逆行為だという蓮巳。しかしここで騒ぎになればS1は中止になります。

鬼龍に諭された蓮巳は、対バン形式でUNDEADとの勝負に挑むことを決めます。今宵はUNDEADの復活祭じゃと言う朔間零の合図で始まったライブでは、Melody in the Darkをスタンドマイクで歌います。過激で背徳的なユニットの名の通りロックでノリのいい曲調と暗闇を思わせる黒い衣装が最高です。

UNDEADの演目後、茶番に終止符を打つという紅月。出番を控えたトリスタは少し緊張気味ですが、スバルはわくわくしているのが表情からわかります。

生徒会との戦いが始まった

今回はついに生徒会との戦いであるS1の幕が上がりました。UNDEADの乱入によって結果がどうなっていくのか楽しみですね。

あんさんぶるスターズ! の各話を振り返りチェック!


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