前回のブラクロ
・フエゴレオン、目覚める
もうすぐ『ブラッククローバー』のアニメは100話です。
アネゴレオンVSエルフ×5
アスタとゾラを逃がしたアネゴレオン。
けれどアネゴレオンは、時間稼ぎではなく、エルフに体を奪われた仲間たちを殺すつもりでした。
敵に回れば容赦はしない。冷静で戦い慣れているアネゴレオン。
ライア「アンタほどのやつが、この戦力差をわからないワケないでしょ」
けれど、状況は
エルフに転生されパワーアップした敵×5
VS
アネゴレオン
ただでさえ数の上で不利なのに、魔力量は「エルフ>人間の王族>人間」です。
アネゴレオンは王族の中でも特別ですが、それでも圧倒的不利な状況。
しかし、アネゴレオンはライアたちの使えないマナゾーンを発動し、襲い掛かります。
アネゴ「5対1。まだハンデが必要か?」
生き残る最善の策
そのころ。
アスタはいくらアネゴレオンでもやばいと考え、助けに行こうとします。
けれどゾラは言います。
「なんの策もないオレたちが行ったところでなァ、まとめて殺されるだけなんだよ」
「これが今誰かが生き残れる最善だ。それを選んだ団長の覚悟を無駄にすんじゃねえクソチビ!」
アネゴレオン強い
ライアたちは人間を、とくに王族を憎み、アネゴレオンに対して言います。
エルフは人間と違い、絆でつながっている――と。
翼魔法により、全員が飛行能力を持ち。
雪魔法でアネゴレオンの感覚を鈍らせ。
ユノと互角に戦ったリルの絵画魔法も、パワーアップした状態で襲い掛かります。
それでも、正面から相手の魔法を燃やすアネゴレオン。
エルフとなった団員のメンバーに対して、
「せめて私が殺してやろう」
と全力の一撃を放とうとします。
エルフの魂が転生しても、体は人間のもの。持ち主の魂も完全に消えたわけではなく、体がアネゴレオンの強さに反応します。
けれど。
ライア「もう仲間を殺らせはしねーよ」
空間魔法×闇魔法による斬撃で、アネゴレオンに不意打ちの一閃を浴びせるライア。
そこに、翼魔法の追撃。
ライア「じゃあな、王族のネーチャン」
勝利を確信したライアでしたが、アネゴレオンは倒れませんでした。
エルフもビビるアネゴレオン
アネゴ「どうした? 人間を殺すんだろう?」
ライア「この女、本当に人間か?」
エルフに「人間か?」とまで言わせる圧倒的な力とセンスを持つアネゴレオン。
血だらけになっても、魔力と気力を振り絞り立ち続けます。
アネゴレオンは最後の手段として、最大の魔法を発動。
アネゴ「マナゾーン全開!」
炎魔法 灼熱腕(カリドゥスブラキウム)煉獄
圧倒的な炎の魔法で、あたり一面を焼き払うアネゴレオン。
エルフたちは魔力のほとんどを消費し、その攻撃を防ぎ切りました。
魔力を使い切ったアネゴレオンは、血だらけのまま気絶。
気を失ってもなお、立ち続けます。
ライア「最後までとんでもねー女だったな。立ったまま気絶してるよ。どんだけ倒れたくねーんだ」
その気迫と強さを前に、アネゴレオンは今ここで殺しておくべきだと判断。
ライアたちは5人の魔法を複合させました。
アスタの策
しかし、そこにアスタ&ゾラが戻ってきます。
アスタとゾラを逃がす覚悟を決めたアネゴレオンですが、アスタは逆に3人で生き残る覚悟を決めたのです。
そんなアスタが選んだ策は、魔法の威力関係なく跳ね返す、ゾラのカウンター罠魔法。
5人が同時に魔法を放つタイミングで、罠魔法により威力を倍にして跳ね返すというもの。
5人同時に魔法を放つ美味しいタイミングなんであるはずがない。
ゾラはそう思いましたが、アネゴレオンの圧倒的な強さがライアたちを焦らせ、5人同時の魔法で確実に殺す手段をとらせたのです。
ゾラのカウンター罠魔法が、エルフ×5による複合魔法をアスタに跳ね返し。
アスタがそれをアンチ魔法の剣の反射ではじく。
アスタ「4倍だああああああ!」
もう一度ゾラへはじき、ゾラがそいつをさらに倍にして放つという作戦でした。
しかし、急ごしらえの罠では威力の強すぎる魔法を跳ね返しきれません。
最後はアスタが撃ち返し、4倍威力の複合魔法がエルフたちへ激突。
その隙に、アスタ&ゾラはアネゴレオンを回収して脱出。
捕まってしまうアスタ
アスタ「よっしゃ逃げるぞオオオ」
ライア「お前は逃がさねーよ。このままリヒトくんのところまで同行願おうか」
けれど、空間魔法を使えるライアだけは、アスタに追いつくことができました。
捕まってしまったアスタは、アネゴレオンをゾラに預けます。
ゾラは「戻ってこなかったらテメー許さねーからなクソチビイイイ」と叫びながら、脱出するのでした。
ユノも敵に?
一方。
ミモザちゃんはエルフに転生したクラウスさんたち金色メンバーに襲われていました。
ミモザちゃんは回復・索敵のスペシャリスト。ロイヤルナイツ編で攻撃魔法も習得していましたが、それでも戦闘はあまり得意ではありません。
クラウスさんたちの態度と魔力に異常を感じ逃げるも、捕まってしまいます。
絶体絶命の中、ライアの空間魔法によりアスタが登場。
アスタは敵となった仲間たちの中に、ユノの姿を見つけて絶句。(ユノはほかのエルフと違い、まだ意識がはっきりしていません)
アスタ「ユノ……まさか……そんな」
アスタ「ユノオオオオオオオ!!」
というわけで、とてもいいところで終わりました。
次回、記念すべきアニメブラクロ100話にて、アスタとユノのエピソード。これは熱いですね。
今回のポイント
・アネゴレオンはエルフが恐れるレベルの強さ
・ゾラのカウンター罠魔法はエルフの魔法もはね返す
・ライアは仲間想い
エルフたちは人間への復讐のため戦っているので、本来は優しく、仲間想いです。
中でもライアは仲間をとても大事にしているシーンが多いですね。
あと、服がびりびりになったミモザちゃん!
忘れている人も多いかもしれませんが、アスタの剣はもともとリヒト(パトリではない方)の持ち物。
ここもポイントです。
ユノだけ意識がはっきりしていないことも、ポイント。
エルフたちは波長の合う人間の体に転生し、体の持ち主と同じ魔法を使います。子孫に憑依したような形ですね。
そして、ユノは風魔法の使い手。これまでのエピソードに登場した、もう一人の風魔法の使い手といえば??
[kanren postid=”136071″]ピンとこない方は、95話を見返すとわかりますよ!