2018年4月から9月までテレビアニメが放送され、同年9月には劇場版も公開された「若おかみは小学生!」は、両親を事故で亡くし祖母が営む旅館『春の屋』で働くことになったおっこと呼ばれている小学生の女の子・関織子、春の屋に住みつくユーレイ少年・ウリ坊、花の湯温泉で一番豪華な旅館・秋好旅館のひとり娘で織子のライバル的な存在・秋野真月について紹介していこうと思います。
若おかみなんて、要領よくて責任感強くないと厳しい仕事だと思うからすごく大変そうだけど着物着るから女性らしさがアップしそうだな。
おっこはにぎやかな仲間と生活していく中で無事に一人前の若女将に成長するストーリーです。
両親を亡くし旅館で働くことになった少女|関 織子
明るく元気で、勉強よりも旅館の仕事の方が好きな小学6年生の女の子。
両親を交通事故で亡くし、春の屋旅館に引っ越してきて若おかみ修業中。褒められたり、熱くなったりして一つのことに夢中になるとほかのものが見えなくなることもあるが、いつもお客さんのために一生懸命で、難しい客でも真剣に向き合い考えることができる。
どんな人でも、昔からの親友のようにすぐに仲良くでき、喜んでもらうのが何よりも楽しいと思っている。社交的で、男子にも女子にも人気で友達も多いが、世間知らずな面もある。
普段はショートカットだが、着物を着るときはお団子に結ぶ。初め自分で着物を着られず、おばあちゃんに着付けてもらっていたが、ひと月ほどでなんとか自分で着られるようになり、夏休みの終わり頃には真月から褒められるほど着こなせるように。
明るくて誰とでも親しくなれたりすると、お客さんにも親しまれやすく旅館も人気が出そう。
ひと月で着付け完璧にできるようになるなんて器用だな。

関西弁をしゃべる幽霊|ウリ坊
見た目は12歳だけど中身は70代の春の屋に住み着く幽霊、本名は立売誠。おっこの良き理解者で、関西弁と、色黒の肌が特徴。
男の子らしく、明るい性格。峰子の幼馴染で、幼い頃からおっこを大切に見守っている存在。
幽霊になってからの特殊能力として、幻を見せるという能力と、人、もしくは人の一部に乗り移って動かすことの出来る能力を身に付けており、真月の顔に落書きをしたり、峰子との思い出の場所である”ひみつの花の丘”を美しく再現したりしている。
また、おっこを交通事故から救ったり、やけどの治療で一時的に麻痺した腕を動かしたことも。
おばあちゃんの幼なじみが幽霊になって表れるって話のネタ合うのかな?
関西弁を話す幽霊ってユーモアがあって面白そう!

おっこのライバル的存在|秋野 真月
花の湯温泉で一番豪華な旅館・秋好旅館のひとり娘で、おっこのクラスメイト。
いつもピンクのドレスを着ていてみんなから「ピンふり」と陰で呼ばれている。
同じ旅館の娘として、おっこをライバル視していたが、おっこが本気で若おかみになるつもりだと知ってからは、おっこが火傷した時に看護師経験のある従業員を呼んで応急処置をしたり、食事制限のある客相手のメニューを提案したりして協力するように。
おっこ曰く「困ったときには必ず助けてくれる、大切な人」。
おっこからの伝言だけで突然の客の部屋割りと対応を完璧に決められるほど判断力と洞察力は鋭く、しっかり者。
さらに、朝の授業前に秋好旅館の新メニューのため薬膳の勉強をするなど努力家でもある。しかし、小さい頃は面倒くさがりで、靴も脱がず家の中に上がったり、1日中ベッドの中でマンガを読んで過ごして、母に叱られていたこともあった。
幼い頃から秋好旅館の三代目オーナーになれと言われつつ育ったが、それが大人たちの希望だけでなく、自分で決めた道であると理解している。
プライドが高く少々厳しいところもあるが、努力家で真っ直ぐな性格。
接客に必要だからと習っている英会話が得意で、接客が非常に手馴れており、重要な来客のときには学校を休むことも。
お嬢様でわがままばかり言ってそうなのに、おっこのサポートを良くしているのは自分の家も同業者で何が大変かがよくわかるからだろうな。
漫画ばかり読むのは小学生だし共感できるけど、靴を脱がずに室内に上がるのは常識外れ感あるかも。汗

女将さんがいい人だと、旅館の好感度はマックス!
旅館って疲れを癒しにくる場所なので、女将さんの接客がいいと「この旅館にきてよかったと心底思えます。
おっこみたいな女将さんだったらすごく可愛いですし、応援したくなりますよね。この「若おかみは小学生!」を見ると、宿泊はビジネスホテル派の私の私でも、なんだか旅館に泊まりたくなってきます!
文章:あそしえいつ T.A