妻に先立たれて幼いつむぎと二人暮らしになってしまった数学教師の犬塚公平。母親がタレント活動のため、ひとりで夕飯を食べることが多くなった女子高生の飯田小鳥。
料理に関してど素人のふたりが、悪戦苦闘しながら料理の基本中の基本、ご飯の炊き方から挑戦していくストーリーです。
飯田小鳥(声-早見沙織)
公平の教え子。料理屋「恵」を営む母親が料理家としてテレビに出演するようになってから、一人で食事する事が多くなった。
「公平親子に一緒にご飯食べませんか?」と持ちかける。
料理の知識はそれなりにあるが、子供の頃に包丁で指を怪我したトラウマから料理が出来ない。
「お米が立ってこんにちわしてますよ」
お母さんがやっていたのを見よう見まねで、小鳥ちゃんが土鍋でご飯を炊きます。
うまく炊けたようで、3人で夢中になって食べました。
ご飯も炊いたことがないとは・・・。初めて炊いたご飯を、炊飯器ではなく土鍋で炊いたことは驚きですね。
しかし、おかずがない・・・。
「子供の舌は敏感で、苦かったり酸っぱいものを危険なものかもって判断しちゃうんです」
つむぎのピーマン嫌いを克服させたい公平が、小鳥に相談したときセリフ。
赤パプリカをグラタンに混ぜ込んで食べさせる作戦でしたが、公平が「赤ピーマン」と発言してしまって失敗に終わります。
「この方が、ゆ、誘拐を・・・」
つむぎちゃんをお菓子で釣って、連れ歩く怪しい男・・・。実は八木祐介という公平の友人で、カフェバーを営む料理人であった。
ドーナツを作るという話を聞き「油の温度、気をつけろよ」と言う八木の忠告も虚しく黒焦げに・・・。
ちゃんと人の話は聞くものですねえ。
残りのドーナツはちゃんと揚げられました。
「ごはん会、お好み焼きやりませんか?」
ケンカ中の公平とつむぎを仲直りさせるためお好み焼き食事会を提案。
お好み焼きにハイテンションのつむぎちゃんが、キャベツの入ったボールをひっくり返してしまいます。
しかし、公平が「お父さん、怒るの嫌いなんだ」と心情を吐露して仲直り。
不幸中の幸いとなりました。
飯テロアニメは数々あれど・・・
失敗あるあるも表現したアニメは珍しいのではないでしょうか?
甘々と稲妻を見ると、料理に挑戦したくなっちゃいます。
文章:kyouei-百百太郎