2018年冬アニメとして放送されたTVアニメ『 宇宙よりも遠い場所 』。その感動のストーリーは日本のみならず、世界中のアニメファンを涙させたと言われるほどの感動名作アニメです。全13話中のほとんどに心に響くシーンがあり、アニメ放送後半になると、涙なしでは見れない放送回が続きました。
このように、TVアニメ『 宇宙よりも遠い場所 』は全体的には感動のストーリーですが、そんな中で実はギャグシーンも秀逸だったのは、よりもいファンの皆様なら周知の事実ではないでしょうか。
そこで今回は、『 宇宙よりも遠い場所 』の心に残った逆シーンを振り返ってみたいと思います。
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アニメ「 宇宙よりも遠い場所 」 通称『よりもい』とは
キマリ、しらせ、ひなた、ゆづきの女子高生4人が南極を目指す物語である。
タイトルは宇宙へはロケットに乗ればひとっ飛びだが、南極へはいろんな行程を得なければ辿り着けないという意味からきている。
玉木 マリ(たまき まり) 通称キマリ またはタヌキマリ

群馬県の多々良西高校の2年生。
『新しい何かをする』と考えていたところ、しらせと出会い南極を目指すことになる。
周囲に「何でそんな髪型?」と思われている髪は自分で切っている。高橋めぐみ(めぐっちゃん)という親友がいる。
小淵沢 報瀬(こぶちざわ しらせ)

キマリと同じ多々良西高校でクラスは別。
100万円の入った封筒を落としたことで拾い主のキマリと出会う。女子高生レポーターとして南極観測隊に同行する。かなりのあがり症で残念美人、ポンコツと称される。
三宅 日向(みやけ ひなた)

学年的にはキマリ、しらせと同じ。フリーターで元陸上部の実力者。
すでに高卒認定を取得して大学受験準備に入っている。「進学前に何かを成し遂げたい」と南極リポートに加わった。カメラと台本を担当している。名言格言をよく自作する。
白石 結月(しらいし ゆづき)

高校1年生で北海道在住の芸能人
南極観測隊に同行する女子高生レポーターの仕事を嫌がっていたが、4人でならという条件で南極行きを承諾した。「軽く死ねますね」が口癖。
「フォローバックが止まらない」という楽曲でCDデビューしている。
よりもい至宝のギャグシーン
いるものいらないもの
出発前夜、姉のキマリの荷物の整理を手伝う妹のリン。
「これはいりません」と箱の中から次々と放り出していきます。
どっかで見たようなシチュエーションですね。
ピーラーまで「いらないもの」としてはじいてしまいました。それがないとあとで・・・。
ドリアンショー
ひなたとしらせが、「ひなたのパスポートが行方不明」と大騒ぎ・・・、結局しらせが預かっていたのを忘れていただけでした。
罰ゲームでドリアン試食も、しらせ曰く「おいしいかも」。
『ポンコツ』
いつまでもレポーターの仕事をうまくこなせないしらせに、頭に『ポンコツ』と書かれた貼紙をしてクビ宣告。
むりやり剥がすと、毛がごっそり持っていかれました。これを見ていた隊長もクスッw。
へーっくしょん
はじめて祝われた誕生日に感動して大泣きするゆづき。
うながされてロウソクを消そうとするも、大きなくしゃみで台無しに。
涙と鼻水まみれのケーキは食べたのか?
毎回が最終回だった感動の「よりもい」

毎回が最終回と言われるほど、感動シーンが連続する作品です。
いくつものギャグシーンがあってこそ、感動シーンが映えると改めて気付かせてくれます。このアニメ『 宇宙よりも遠い場所 』は、ギャグシーンと感動シーンの黄金比率を完ぺきに配分することができていたアニメ作品でした。
文章:kyouei-百百太郎