前回、熱い第100話目を突破したブラクロのアニメ。
今回もますます熱くなる101話です。
王都へ向かうライアたち
前回、アスタの剣を奪うも、持っていた剣を落としたリヒト。

「あのグリモワールはもう、私のものじゃない」
と、剣を手放します。
そんなリヒトはまだぼーっとした状態です。
ライアは、リヒトが目覚めてここにいるなら、とその件をよしとしました。
そこへ、エルフの仲間たちが集合。
ライア「じゃー行こうか、ほかの仲間を迎えに……人間を滅ぼしに」
無事だったアスタたち
一方、アスタ・ユノ・ミモザちゃん。
リヒトの一撃により外へ飛ばされた3人でしたが、無事にゾラと合流。

アスタは気絶していましたが、何事もなく目覚めました。
しかし、体中が痛みます。
アネゴレオンも気絶中。みんな消耗しています。
アスタが気を失っているうちに、「白夜の魔眼」アジトだったダンジョンは、エルフたちの移動手段に代わり、王都へと飛び立っていました。
そこにノゼルとエン・リンガード(キノコの人)も合流。
ノゼルは、アネゴレオンですら気を失うほどの窮地から脱したアスタを前に、その実力を内心で認めます。
王族としてのプライドがあり、地位を重んじるノゼルですが、なんだかんだで強い者のことはちゃんと認めるのです。
クールな表情と口数の少なさから、周りにはあまり伝わっていないようですが。
そんなノゼル、高価な魔道具をアスタにあげて回復させます。

シルフ「ユノ。痛いの痛いのあっちへ飛んでけ~」
アスタ「こっちに飛ばすなよ!」
つかの間のギャグ。
あきらめないノエル
さらに、ノエルとキルシュも合流。
みんなは情報を交換し合います。
ラックもリルも敵に回り、ノゼルの通信魔道具にも、国中でおかしくなった魔法騎士たちが暴れている――という連絡が入りました。
転生魔法を受けても、エルフの魂を閉じ込め自我を保っているのは、ユノだけです。
ユノ「仕方ない、説明してやろう」
ノエル「なによアンタえらそーね。私は王族よ!」
久々の「私は王族よ」も頂戴しました。
国中がピンチであることを知ったノゼルは、
「我々は魔法騎士だ。なにがあってもクローバー王国を救わねばならない。たとえ……魔法騎士の同胞を殺すことになっても」
と覚悟を決めます。
しかし、ノエルは言いました。
「ラックは……ラックの攻撃は私に当たらなかった。あれだけのスピードなのに、私たちは逃げきれた。ラックがそうさせたんだと思う……。きっと、ラックの魂も戦っているのよ」
「ユノがこうして大丈夫なように……きっとほかのみんなも、自分の意思を取り戻せるはずよ」
みんなをもとに戻す方法はわからずとも、きっとなんとかできるはず。
あきらめないアスタを見てきたノエルは、国のピンチを前にしても、あきらめずにみんなへ訴えかけます。
そんな成長した妹の姿に、どこか嬉しそうなノゼル。
ハージ村の危機

そのころ。
アスタとユノの故郷であるハージ村では、上空をリヒトたちのいるダンジョンが通過しました。
光をまとうダンジョンに照らされ、皮肉にも金色の夜明けを思わせる光景。
人々「なんだあれは」
エルフ「あれは僕の仲間たちだ」
そこへ現れたエルフ。
事情を知らない村の人々は、魔法騎士団の者だと思い話しかけますが――。
エルフは、魔力の少ない人々が王都から離れた場所で暮らしていることを知り、思います。
「人間は、まだこんなくだらない差別をしているんだな」
人間を醜い存在だと考えるエルフは、人間とは違いみんなを平等に扱おうとします。
「僕らは差別しない。人間には平等な死を」
彼の魔法は、毒草魔法。
毒の効果により、倒れていく村人たち。
ノゼル、ノエルを認める

空を移動するアスタたちは、ハージ村が襲われていることを知りました。
ノゼル「我々は一刻も早く王都へ向かわなければならない。国を護るということは、王都を優先して護るということだ」
ノゼルはそう言いつつも、
ノゼル「どうしても行きたいのなら、お前たち2人だけで行け。ただし、お前たちも大事な戦力だ。すぐに片づけ王都を目指せ」
デレましたね。
さすがノエルのお兄様。ツンとしているようで、実は優しい。
そして、アスタ&ユノへついていこうとするノエルに、
「お前は王族だ。私とともに城を護りに行くぞ」
と語り掛けました。

ずっと家族から落ちこぼれ扱いされてきたノエルは、兄に認められ、気合を入れなおし了承するのでした。
アスタとユノ、みんなのピンチに駆けつける
ハージ村では、アスタとユノを拾い、育ててくれた神父様さえも倒れてしまい……。
シスターだけが、エルフに立ち向かっていました。
シスター「どうでもいい命なんてないわ」
唯一まともな攻撃魔法を放ったシスターを、貴族だと考えるエルフ。
シスターがハージ村にいる経緯にも、なにか大きなドラマがありそうです。
「この村の人たちが何をしたっていうの? 最果てと呼ばれる地で、ただ日々を、泣いて、悩んで、苦しんで――」
「それでも笑って、夢見て、懸命に生きているのよ! こんな悲しい最後を迎えていいはずがないじゃない!!」
差別されても、一生懸命いきる村の人たち。
けれど、エルフは差別があるからこそ、元凶である醜い人間を、平等に消そうとしているのです。
村の子供たちの中で年長である少年ナッシュは、アスタのことを考えていました。
貧しくて、捨て子でも、夢はかなう。
それを証明するべく、そして村のみんなを幸せにするべく、魔法帝を目指すアスタのことを。
ナッシュは、アスタの言葉を信じ、そして、アスタのいない今シスターを護る役目を果たそうと、立ち向かいます。
そこへ襲い掛かるエルフの魔法。
しかし。
ギリギリのところでアスタとユノが登場。

シスタ「アスタ……ユノ……?」
ユノ「よく戦ったな」
アスタ「ナッシュ」
ナッシュ「ユノ兄ぃ……アスタ……」
2人「「あとは任せろ!!」」
というわけで、今週も熱いアスタとユノのシーンで終わりました。
どんなにシリアスな展開になっても、必ずかっこよく助けに来てくれるアスタは少年漫画の主人公の鏡ですね。
ちなみに。
エルフに立ち向かうシーンのシスターですが……
原作
紐パンの紐っぽいものが見えている(ただの影?)+生足
アニメ
黒スト
となっております!
あなたはどちらのシスターが好み?
どっちもいいよね!!