ブラッククローバー 第104話「怒りの雷VS仲間」【感想コラム】

ブラッククローバー 第104話「怒りの雷VS仲間」【感想コラム】

白熱するブラクロアニメ転生編。
ここまでの流れ。

ブラッククローバー 第104話「怒りの雷VS仲間」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

・転生魔法により、エルフに体を乗っ取られる仲間たち
・アスタは入手したリヒトの剣で、転生魔法を解除した

そして、今回はラックのお話です。

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暴れるラック

エルフの魂に体を奪われたラックは、街で破壊活動をはじめます。
騒ぎに気付き駆けつけてきたのは、ラックとバネッサ姉さんです。

マグナ「どういうことだ、ラック」

仲間でありライバルでもあり、信頼もしているラックの行動。
マグナは困惑します。

バネッサ「なんのつもり?」
マグナ「てめぇ、ラック!」

ラック「ラック?」

ラックを乗っ取ったエルフは言います。

「そいつが誰かに会いたがっていたようだけど。君たちかな?」

そいつとは、ラックのこと。
ノエルが言っていたように、ラックの魂は仲間たちを傷つけたくないと思っているのです。
けれど。

ルフル

「転生魔法でこの体はもう、僕ルフルのものになったんだ!」

バネッサ姉さんは理解します。
禁術の影響により、ラックの体は別の者に乗っ取られている、と。

「白夜の魔眼」の仕業で、アジトの攻略は失敗した――と考えるバネッサ姉さん。
正確にはエルフの仕業で、「白夜の魔眼」は捨て駒ですが、説明するのも面倒なのか、肯定するルフル。

ルフル「ロイヤルナイツとかいうやつらは壊滅したよ」

ルフルは言って、襲い掛かります。
けれど、バネッサ姉さんの糸魔法・運命を操る猫がラックの攻撃を外させます。

反撃するマグナですが、そのマグナもコケてしまいます。
バネッサ姉さんの猫は、仲間を脅威から護る魔法。

ルフルの体が仲間であるラックのものなので、互いの攻撃に対して反応してしまうのです。

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ラックのために

マグナ「その猫の力解除しろバネッサァ」
バネッサ「今のラックの攻撃が当たったら、アンタ即死よ!?」

バネッサ「それにおそらく禁術魔法でラック本人は眠らされてるだけ――」

ルフルの体はラックのものですが、エルフ化により魔力は並の王族以上です。
しかし、マグナは言います。

ブラッククローバー 第104話「怒りの雷VS仲間」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

「だからあのバカの目ぇ覚まさせてやろうっつってんだよーー!!」

マグナにとってのラックは、ライバルであり友。
だからマグナはラックのことを信じ、ライバルである自分の攻撃を受ければ目覚めるに違いない。

と考えるのです。
アスタとユノのように、マグナとラックもまた熱い関係です。

炎魔法 爆殺散弾消滅魔球

消える複数の火球も、マナ感知とスピードに優れたルフルには当たりません。
そこでバネッサは、糸でマグナの体を動かしサポートすることに。

ヴェット戦時のアスタへのサポートを思い出します。

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ラックの凄さを知っているからこそ

バネッサ「たしかにアンタにやられたら、ラックもびっくりして目を覚ますかもね!」

バネッサ「私との修業の成果、かましてやんなさい!」

マグナの新技は、時限爆殺散弾魔球
触れずとも爆発する火球です。

「爆殺散弾消滅魔球」「時限爆殺散弾魔球」を混ぜることで、どれが消えてどれがいつ爆発するかわからない、という戦法が可能に。
しかし、マナとスピードはルフルが上。

スピードで攻撃を置き去りにするルフル。

そこでマグナは爆炎に隠れ、ルフルの背後を取りました。

マグナ「この距離なら当たる!」
ルフル「残念。君のマナに気づいちゃった」

けれど、マナの感知によりマグナに気づき、空中で体の向きを変えマグナの腕をつかむルフル。
マグナはそれすらも読んでいました。

マグナ「わかってんだよ。てめーの感知力とスピードの凄さはよ!」

自分ごと爆破し、隙をつくるマグナ。

「ラックだったら、オレがここまでバカやるのもわかってたかもなあ。打たれ強さと我慢強さはオレの方が上だ」

火球がついにルフルへ炸裂しました。

本気のルフル

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

いくら強くなっても、自分のこともラックのことも知らないルフルと、ラックのことを知っているマグナでは、分はマグナにある。
ラックを認め、信じているからこその勝利でした。

しかし。
ルフルはさらに電力とスピードを上げました。

その素早さにマグナはついていけず、体を貫かれます。
バネッサ姉さんの猫が攻撃の当たらなかった運命を選択するけれど。

ルフル「それだけの力、結構魔力使うでしょ?」

魔女とはいえ人間であるバネッサ姉さんは、ルフルより先に魔力が尽きてしまいます。
ついに猫の力が使えなくなり、ダウンしてしまうバネッサ姉さんとマグナ。

マグナ「エルフだかなんだか知らねーが、およびじゃねえんだよ。オレの相手はあのバカだ。てめーはさっさと出てけボケぇ」

バネッサ「世話の焼けるめちゃくちゃな悪戯小僧だけど、私の弟よ。返しなさい」

それでも、ラックのためにあきらめない2人。
バネッサ姉さんにとっても、ラックは大切な存在。

「黒の暴牛」のみんなは、バネッサ姉さんの家族です。

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絆の力

ルフル「すぐ裏切る人間のくせに、でもあるっていうのかな?」

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

人間に裏切られたルフルは、そんな暴牛の絆を否定
しかし、ラックの体は涙を流していました。

その事実が認められないルフルは、マグナを殺そうとし――。

バネッサ姉さんの糸が最後に引き寄せた運命、アスタが到着しました。

ルフル「アンタ、だれ?」
アスタ「もうわかってるだろ? でも何度でも言ってやる」

アスタ「オレたちはラックの仲間だ!!」

ブラック化により、ルフルのスピードに対応するアスタ。
しかし、ルフルは圧倒的な戦闘センスにより、魔力のないアスタの動きを察知し、その速度にも対応していきます。

けれど。
マグナとバネッサ姉さんとの連携により、ついに一撃を決めたアスタ

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

アスタ「オレたちの思いの方がしぶとい!」

ダウンしたルフルに、アスタは剣を当てます。
それでも、ルフルは抵抗。

「ぼくに触るなーー!!」

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

電撃を周囲に放つのでした。


ブラクロは、

・ほかキャラを下げることなく、キャラを掘り下げる
・みんなが活躍するけど、ちゃんと主人公が決めてもくれる

という、キャラの描き方がうまい作品です。
今回も

・マグナとラックの関係

を中心に2人を掘り下げつつ、バネッサ姉さんも活躍し、アスタが主人公としてかっこよく登場しました。

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

また、それでも強さはルフルの方が上。
けれど、絆と連携で逆転するアスタたち。

インフレもしているようでしていない。ここもまたブラクロのうまいところですね。

次回はラック視点でのマグナたちへの想いも描かれますので、お楽しみに。

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