ついに秋アニメ『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』の配信がスタートしました。
2018年に2クール放送された『ガンダムビルドダイバーズ』の続編にして、ガンダムビルドシリーズの最新作。
前作に登場したキャラクターたちはキービジュアルには不参加。
新たな登場人物たちにより描かれる物語です。
このページの目次
孤独に戦う少年
物語はサバイバルミッションのシーンからスタート。
黄金のMSに苦戦する男たちの前に、彼らをおとりにして現れたのは謎の少年。
ガンダム系のMSを操り、ファンネル系統の武器を持つ敵機を圧倒、撃破します。
彼はクリア報酬を受け取らず、助けた男たちに対し「残り時間でフィールドの探索をさせてもらう」と言い、クールに去ります。
実力はある少年でしたが、不愛想な態度に男たちは思いました。
「あいつは向ていないよ。チーム戦」
GBN
物語の主な舞台は、ネクサスオンライン(GBN)。
『ガンダムビルドダイバーズ』で描かれた第2次有志連合戦から2年後。
大幅なアップデートを行ったゲームの世界です。
GBNとは、作ったガンプラに乗り込み、世界中のダイバー(プレイヤー)同士で戦ったり、クエストを受けたりできるゲーム。いわゆるVRゲーです。
ダイバーたちは、よりリアルになったGBNの世界に興奮。
その中には、『ガンダムビルドダイバーズ』で毎回登場したコーラさん似のダイバーの姿も。
今作でもコーラさんは毎回登場するようです。
女「ロックオンの色気やばすぎ」
男「めっちゃわかる! ハマーン様すげーいい匂いしたし」
女「なにそれ嗅いだの?」
と、モブたちのガンダムトークも今作にも登場。
パルヴィーズ
そこをうろうろする一人のケモミミっ子、パルヴィーズ。
冒頭の少年は、カザミという男に話しかけられます。
カザミ「見てたぜさっきのバトル」
カザミの勧誘を拒否する少年ヒロトでしたが、カザミがビルドダイバーズの隊長を名乗ろうとすると、ムッとしたような様子をみせます。
どうやらヒロトはビルドダイバーズに対して、なんらかの強いこだわり、あるいは想いがあるようです。
ヒロト「悪いけど、俺はここにガンプラバトルをしにきてるわけじゃないんだ」
ヒロトはそっけなくログアウト。
なにやら、ある少女を探すためにGBNへダイヴしている様子。
ムカイ・ヒナタ
現実のヒロトは学生でした。
家に帰ると、
「おかえりヒロト」
ムカイ・ヒナタという少女が登場。
彼女はヒロトの幼馴染で、家族ぐるみの付き合いをしている少女。料理もできるようです。羨ましい。
ヒロトの父が仕事でスランプという話になり、
ヒナタ「スランプか」
と意味深なつぶやき。
別の日。
ヒロトはヒナタに連れられ、ガンダムベースへやってきました。
堂々とGBNをしないヒロトに対し、ヒナタは
「ガンプラやってるヒロトの方が……その……」
と言い残し、バイトの面接へ。
ヒロトはヒナタがなにを言いたかったのかまるで理解していない様子。鈍感主人公ですね。
謎の少女を想う
ヒロトは探している謎の少女を想います。
『ヒロトくんのガンプラ、かっこいいね』
思い出す少女の声。
ヒロト「会えやしないのに」
再ログインしたヒロトは、再びカザミにつかまります。
2人をつけてきたパルヴィーズ、空から降りてきた女メイも合流し、発生した隠しミッションを受けることに。
ミッション
NPCらしき獣人(?)のフレディは、言います。
「私は、今敵の追跡を受けていて。創造主様にご神体の力をもって、お守りいただきたいと」
カザミ「そ、創造……ご神体って、ガンプラのことか?」
メイ「会話形式のエントリーか」
ヒロト「君の身柄を、敵から護ればいいのか?」
こうして、4人は一緒にミッションを受けることに。
ヒロト「40機以上の高難易度ミッションかもしれないんだぞ。こんな人数で」
と、慎重派らしいヒロトを、いつでも受けられるとは限らないミッションだから、と強引に丸め込むカザミ。
性格が真逆ですね。ヒロトが前作の主人公とは真逆な分、カザミがイベントを動かすポジションに??
こうしてステージへ移動し、各々のガンプラに乗り込むカザミたち。
コアガンダム
ヒロトのガンプラはコアガンダム。
カザミのガンプラはガンダムジャスティスナイト。
パルヴィーズの機体がヴァルキランダー。
メイの機体はウォドムポッド。

最も派手な機体で、言動も派手なカザミですが、実力はいまいちらしく敵に苦戦。
パルヴィーズも射撃を当てられず、メイだけは敵を追い詰めますが、カザミに足を引っ張られるという連携力皆無な状態。
ヒロトはその様子を冷静に観察。
ヒロト「敵のランクは、ハードモードってところか」
やはり慎重派らしく、敵の機体と数、動きを理解してから出撃。
ヒロト「コアチェンジ。ドッキング」

空中でパーツを換装させ、サポートメカと合体したアースリィガンダムへ。
仲間(出会ったばかりだけど)を観察のコマにして、1機を撃破。
メイも1機破壊し、残る1機はヒロトが破壊。
ビルドダイバーズ……?
こうしてミッションをクリアした4人でしたが、

フレディ「さすがビルドダイバーズの皆さんです」
なぜか4人は伝説のチームと間違えられ。
チーム名が勝手にビルドダイバーズに設定されてしまい、変更可能時間内に、メイがIをiに変更。
ヒロト「オレが、ビルドダイバーズ??」
なにやら複雑そうなヒロトでした。
さて。『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』1話を観て感じた疑問をまとめてみます。
・ヒロトはある少女を探すためにGBNに来ている
・ヒロトはビルドダイバーズに対して、なんらかの強い感情を抱いている?
・少女がヒロトの傍にいないことと、ビルドダイバーズになんらかの関係がある?
・ヒロトはガンプラとGBNが好きだったが、少女とGBNの間に何かがあり、GBNを楽しめなくなった?
・GBNの中心にいたビルドダイバーズが伝説のチーム的な存在になり、影も形もないのはなぜ?
・新ミッションと、ビルドダイバーズになんらかの関係がある様子
とまあ、1話は1期を観ていない人向けの世界観解説と、導入という感じでした。
各キャラクターに関しては謎だらけ。
ビルドダイバーズ組は出てこないような感じではじまったアニメでしたが、1話を観た感じだと今後登場してくる可能性もありそうです。
また、現段階では協調性が皆無な4人ですが、ここから絆がどう生まれていくのかも注目ポイントです。
『ガンダムビルドダイバーズ』では行動力とコミュ力のある主人公、はじめから仲良し組。
という感じだったので、導入としては真逆の感じですね。
というのが、1話を観た感想です。
2話の配信もされているので、続けて観てみます。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE の各話を振り返りチェック!
- 第1話「彷徨のコアガンダム」謎多き導入
- 第2話「知られざるミッション」マギーさん顔見せ
- 第3話「守るべき場所」少しだけ連携がマシに?
- 第4話「傷ついた翼」パルヴィーズと空
- 第5話「いま、翼ひろげて」モルジアナと竜合身モード
- 第6話「崖っぷちのヒーロー」カザミの元チームメイト現る
- 第7話「傷だらけの栄冠」ガンダムゼルトザームと初交戦
- 第8話「使命と幻影」メルクワンユニットとドッキングし水中特化の機体へ
- 第9話「隔絶の淵から」エルダイバー
- 第10話「そこにある息吹」マイヤ姉さん、カザミとフラグが立つ
- 第11話「ラストミッション」死亡フラグのバーゲンセール
- 第12話「震える世界」リアルとゲーム世界が交錯する
- 第13話「この宇宙(そら)のどこかで」カザミ、マイヤ姉さんを想う
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 前半(1~13話)のまとめ【総括】
- 第14話「めぐりあい、そして」フレディ、がんばる
- 第15話「使命、再び」マイヤ姉さん激しい
- 第16話「天空の大地へ」聖獣クアドルンあらわる
- 第17話「聖獣クアドルン」アルスの正体
- 第18話「完璧な狙撃者」カザミ、強い!
- 第19話「君がいなければ」イヴとの出会い
- 第20話「託された願い」出会いと想いは繋がっていた
- 第21話「もういちど飛ぶために」ガンダムイージスナイト、完成する
- 第22話「刻限のゼルトザーム」マサキと聖獣
- 第23話「選択のとき」GBNのみんなに応援されて
- 第24話「ビルドダイバーズ」チャンピオン、強すぎる
- 第25話「僕が描く未来(あした)へ」リライジングガンダム
- 第26話「Re:RISE」絆な力
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE GBNでのゲーム要素とマイヤ姉さんがもっとみたかった【感想・総括】