【画像校正中】TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』 第十三話「雨音の罪と白雪の罰」

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』 第十三話「雨音の罪と白雪の罰」【感想コラム】

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』 第13話「雨音の罪と白雪の罰」

ディーゼは別働隊としてウルフランらと共に隠し通路を進み、ついに皇帝の前にたどり着く。そこにレイ・ドーンが現れ、ディーゼの野望を阻止した。

その『救国の英雄』の胸に去来するのは十二年前、マーリヤとヴェロニカの故郷スーナを焼いた苦い記憶──  

 レイドーンの過去

1クール挟んでの待望の第2クール目!!

公都ハプシュタットを襲ったBB・リスカーの反乱から幾ばくかのときがたつも、ロンダギア宮殿はいまだに傷跡が残る有様であった。

そんな、反乱を御した皇帝・レイ・ドーンは、復興の進まない宮殿を視察し妖精兵の凶行を嘆いでいた。
「私も同じ妖精兵。けっきょく妖精は使うもの次第。害にもなれば益にもなる」
いつの時代も妖精は人を誤らせるというレイ・ドーンは自身の38年前の苦い記憶を思い出していた…。

ー回想ー

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』 第十三話「雨音の罪と白雪の罰」
画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

主人公マーリヤと幼馴染ヴェロニカの故郷の森を焼き払ったレイ・ドーンの幼少時からスタート。 

マーリヤやヴェロニカ、そして自らの故郷でもあるスーナ。
かつては当たり前のように妖精原体が飛び回る優しい森であった。

「時には歴史に蓋をして隠してしまう」
少年時代のレイくん…かわいいやん…。いまは威厳たっぷりに育ちましたね…。

 その昔スーナは、“黒の妖精書”を記したクルージャが妖精原体が見える者たちを連れて切り開いた村と言われており、そんなスーナのような村を「妖精郷」と呼びます。
このあたりは一期を知らん人向けにもおさらい的にいろいろと話が進んでいきますね。

そんなスーナの森では、妖精原体が動物にとりつき「妖精成体」となり暴れまわることもしばしば。
しかし、妖精はただ無垢な存在なんだと説くものも多く、それ故に危険因子を野放しにしているのではとレイドーンは思う。
スーナの森で森や妖精たちを守護する“守り人”と呼ばれる仕事を行っていたドーンの父は、あるとき仲間たちとともに20年以上前にも現れた「あのお方」と呼ばれる妖精成体が大暴れしているところに遭遇。

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』 第十三話「雨音の罪と白雪の罰」
画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

イヴァン・ノエル という男が「もうすぐ娘が生まれてくる。名前を決めてある」「ここは俺に任せろ!」となんという一級フラグ建築士っぷり…。

そして、その娘の名こそ……マーリヤ
ーここで新OP。いや、相変わらず 「フェアリーゴーン」は音楽がかっこいい

イヴァンとテレザの間に無事に産まれたマーリヤだったが同時に父と母を失うことになった。
イヴァンの功績により「あのお方」を食い止めることはできたが、この先また村を襲うとも限らないと悟った村の人間たちは、儀式を行うことを決める。

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』 第十三話「雨音の罪と白雪の罰」
画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

そしてその儀式には「災いの子」が必要なのだという…そうそれこそが「あのお方」が暴れまわった日に生を受けた「災いの子」マーリヤなのだ。
しかし、過去にも「災いの子」をささげ続けたものの、結果はかわらず今回も一緒になるだろうとレイの親父は言い出す。

そして彼も「あのお方」を止めるために一級フラグ建築士も真っ青なフラグを立てて「あのお方」に立ち向かっていく。

「災いの子」と「幸いの子」

TVアニメ『 Fairy gone フェアリーゴーン 』 第十三話「雨音の罪と白雪の罰」
画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

ー数年後ー
成長したマーリヤは、ユルゲンに拾われ育てられていく…というようやく1期の頃のストーリーと繋がっていきます。

「災いの子」として忌み嫌われていたマーリヤは村の子どもたちからも嫌われ、蔑まれ、居場所を失っていた。

そんな彼女をヴェロニカが絶望から救ってくれた。唯一、ヴェルだけがマーリヤを怖がらずに接してくれた。

「悪いことなんて絶対起きないから」その言葉にマーリヤは涙を流して喜んだ。

それからはマーリヤはヴェルと森の中で会うのが習慣化していきます。
マーリヤとは逆に「幸いの子」と呼ばれているヴェロニカ。そんなの全部偶然に決まってる、でもそれでみんな喜んでいるならそれでいいんだ笑顔を見せる。

画像引用元:(C) 2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

しかし、戦争で名を上げたレイが戻ってことでそんな楽しかった日常は一変。
彼はスーナの民を虐殺し、森に火を放ち、妖精を滅ぼそうとするのです。
それは妖精兵や妖精という巨大な力を彼なりに、平和のために前もって摘んでおく行為。彼なりの正義だったのです。

その行為を見て、レイドーンに復讐を誓うヴェロニカとこれを自分のせいだと責め続けるマーリヤ。

ーそして現代。
復讐なんてなにも生まないと思うマーリヤとそれでも復讐の炎を燃やすヴェロニカ…。2人はいまだに交わることはない。

1クールの復習かつ、重要な回

2クール目の最初ということもあり、どちらかというと1クール目の復習も兼ねた内容となっていました。
それでも、すべての始まりであるレイドーンの凶行とそれに巻き込まれた二人の少女の物語を描く重要な回でした。
「災いの子」と忌み嫌われてきた理由や、レイドーンが妖精を危険視するが故、そして身内を妖精成体に殺されたこと、さらにスーナの民が妖精憑きという危険因子だったことから起きた凶行であること。
1クール目は過去回想がちょいちょい挟まってきてなんとなくわかりにくかったのがこれでわかりやすく理解できる…かもしれない内容でした。

本格的なストーリー展開は来週からかな。

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Fairy gone フェアリーゴーン アニメ情報

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