TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第八話『亀裂』【感想コラム】

TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第八話『亀裂』【感想コラム】

トリスタ結成前の「金星杯」

今から半年前、まだTrickstar(以下トリスタ)が結成される前の『金星杯』でスバル、北斗、真、真緒が同じステージに立つことになります。1年生のクラスから2名ずつ選出したメンバーで行うステージのため、まだ知名度が低く客席もガラガラです。4人のステージの後の「眠れる森の美女」の劇か、fine(フィーネ)対Valkyrie(ヴァルキュリー)のライブにしか観客は興味がないと話す真と真緒。

王子様役で劇に出る北斗は、スバルが「王子様?」と呼んだことを怒ります。しかしスバルは、君って名前で呼ばれるのが苦手っぽいと指摘します。

スバル「俺と同じで親の七光りに焼き尽くされちゃいそうなんだろうなって。だから共感できるし君とはもっと仲良くできそうな気がするんだけど。」

そう話しかけるスバルに北斗は、アイドルに友達は不要だと答えます。スバルの父や自分の父も、孤独なまま頂点に立ったスーパーアイドルだった、だから俺も一人ぼっちで当然だと思っていたと。スバルもその意見に同意したところでライブが始まるブザーが鳴ります。とにかく今はこのライブを楽しもう、どうせ誰も俺たちに注目してないから、思う存分好き放題暴れてやろう!と言うスバルの言葉を聞いた北斗は「まるでtricksterだ」と言います。

TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第八話『亀裂』【感想コラム】

画像引用元:© Happy Elements K.K

4人で立ったステージで、「一人でいいと思っていたが、4人で歌う時間が永遠になればいいと思う」北斗、「これまで裏方に徹していたけど今めちゃくちゃ楽しい」と感じる真緒、「何かを変えたくて学院に入ったから逃げてばかりじゃ意味がない」と頑張る真には3人が優しく手を延ばし、「一緒に頑張れば心強い」とスバルも前向きです。このステージがのちにトリスタ結成のきっかけの一つになりました。

トリスタの周囲

話は今のトリスタの状況に戻ります。教室では、スバルと北斗の雰囲気がおかしいことに気づいたアドニスが颯馬に尋ねます。颯馬は事の経緯を話し、この程度でつぶれるなよ、と呟きます。放課後のバスケ部では、水を飲んでいた翠の背中を叩いたテンションの高い千秋が、スバルと真緒がいない理由を翠に聞きます。知らないと答える翠でしたが、そこに忍が現れ「生徒会から解散という粛清を食らったようだ」と報告します。

あいつらが応じるわけがないと信じられないような千秋に、すでにメンバーはバラバラで事実上解散しているでござる、と忍は答えます。流星隊の3人が話していると体育館からボールをつく音が聞こえてきます。体育館ではスバルが一人、バスケットボールを持ち過去を思い出していました。

去っていく北斗の言葉を始め、自分はどうしてアイドルをやっているのか、スーパーアイドルだった父親のこと、アイドルになろうとしたが一人で突っ走り失敗し、気づけば周りには人がいなくなっていたこと。そんな一人ぼっちのスバルにできた仲間が、北斗、真、真緒だったこと。考え込むスバルへ声をかけたのは、バスケ部部長であり流星隊のリーダーである千秋です。

「ちーちゃん部長?」と振り向くスバルに、若干暑苦しく絡む千秋。冷たくあしらわれても気にせず、ひとしきり空気の読めない発言をした千秋でしたが、ふと真面目な顔になりある提案をします。

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千秋「明星、俺のユニットに所属するつもりはないか?」

千秋は、流星隊が最強になることや『DDD』には2人以上でないと出場できないこと、それでもトリスタに尽くすつもりかを尋ねます。よく考えてくれと去る千秋。スバルは、感情の読めない表情です。

それぞれの想い

同じころ、北斗と真緒は教室でお互いの気持ちを話していました。北斗は、トリスタが無慈悲な生徒会につぶされるのを見たくなかった、輝かしい思い出を輝かしいままにしておきたかったと自分の想いを伝えます。真緒も、夢と希望を消されることを恐れていました。北斗は自分自身、現状、両親から逃げているだけなのかもしれないと苦悩しています。真緒は姿が見えず連絡もつかない真と、スバルを心配しますが、心配する権利は俺たちにはないと北斗は言います。

朔間零と2winkの葵兄弟はお茶をしながら今回のことを話しています。どうにかならないかと尋ねるひなたに、零は打開策はあるが今回は手を貸さないと答えます。あやつら自身が試練を乗り越えるべきだと零は語り、不安そうな葵兄弟には「仮にも紅月を倒したのじゃ、きっとあの時の輝きを取り戻すと我輩は信じておる。」と冷静に話します。それでも少し心配そうに窓の外を見つめる零の視線の先には、1人で噴水に腰掛けるスバルがいました。

スバルは、北斗たちは大人の判断をした、自分も夢を見てないで現実と向き合うべきだと無理やり納得しようとしていたのです。手にはくすんでしまったビー玉が。「ぷか~ぷか~♪」と突如現れたのは三奇人であり流星ブルーの深海奏汰です。制服のまま噴水に浮かぶ奏汰は水浴びに誘ってきますが、断るスバル。次に奏汰はビー玉に興味を持ち、貸すと綺麗に洗ってくれました。

奏汰「もとどおり、きれいになりました~♪きらきらかがやいて、きれいですね~」

キラキラになったビー玉を見たスバルの顔には笑顔が戻っています。

スバルの決意

流星隊加入の返事を聞きに来た千秋に対し、スバルは「俺はまたあの場所に立ちたい、Trickstarじゃなくちゃダメなんだ!あいつらがほかのユニットに魅力を感じて出て行ったなら、俺はそんなユニットに負けないくらいTrickstarを輝かせて見せる!」と返事をします。その決意を聞いた千秋は嬉しいと笑いだします。そして流星隊の名乗りが始まります。

鉄虎「黒い炎は努力の証!泥で汚れた燃える闘魂!流星ブラック、南雲鉄虎!」忍「黄色い炎は希望の証!闇に差し込む一筋の奇跡!流星イエロー、仙石忍!」翠「はぁ…緑の炎は慈愛の証、あと、なんだっけ…癒しがどうとか?名前が翠だからグリーン流星グリーン、高峯翠」千秋「そして、赤い炎は正義の証!真っ赤に燃える命の太陽!流星レッド、守沢千秋!」5人揃って我ら流星隊!と決めポーズをする4人。

4人しかいないと突っ込むスバルに、ブルーはどうしたと聞く千秋。噴水で泳いでいたからスルーしたと鉄虎は答えます。お前も入って来いと千秋が呼び、体育館に入ってきたのはトリスタの衣装をきたあんずでした。トリスタの力になりたいと頼み込んできたあんずの熱意に負けた鬼龍と自分が、急いで衣装を作ったと鉄虎は説明します。あんずはトリスタとしてステージに上がるつもりです。

千秋「これでTrickstarも『DDD』に出場できる。俺たちも全面協力する!可能性が0じゃないなら戦える!お前は一人なんかじゃない。」

みんなから回されたボールを受け取ったスバルはシュートを放ちます。その目にはもう、一切の迷いはありません。

『DDD』の開催

『DDD』とは、年末に行われる『SS』に出場する代表ユニットを決めるドリフェスです。学院の敷地内に多数の野外ステージが設営してあり、ユニットは対バン形式で対決を行います。観客はいいと思ったユニットの色にサイリウムを発光させ投票、最後まで勝ち残ったユニットが代表となります。あんずは正体がばれないように覆面をつけてスタンバイし、スバルと気合を入れます。様子を見に来た零と話していると、対戦相手のKnights(ナイツ)がやってきます。

真の行方

ナイツは長い歴史のあるユニットで実力者ぞろい、ある理由でリーダーは不在ですが今回の優勝候補です。零は弟の凛月を見つけ飛びつきますが華麗に避けられ、かなりの塩対応をされています。スバルはナイツに移籍したはずの真の姿が見えないことで、どこにいるのかを問い詰めます。嵐ははぐらかそうとしますが、零の”姑息な手を使っている”という全てを知っているような発言に、嵐も知っていることを白状します。泉が真を勝手にどこかに連れて行ってしまったと。

TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第八話『亀裂』【感想コラム】

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それを聞いて走り出すスバルの腕を零は掴み静止しますが、自分の意志で脱退したんじゃないならまだ俺たちの仲間だ!絶対に助けると、スバルは真を救う気持ちでいっぱいです。初戦まで時間がないことや、移籍手続きの後かもしれない、それでも行くのか?と聞く零。スバルの答えは決まっています。全力で走るスバルは、時間内に真を救い出せるのでしょうか。

一方、「ごめんねゆうくん、遅くなっちゃった」と泉が声をかける教室内には、両手両足を縛られた真の姿がありました。

仲間を救ってステージに間に合うか

ついにDDDが開催されますが、スバルは真を見つけて無事ステージに戻れるのでしょうか?

あんさんぶるスターズ! の各話を振り返りチェック!


あんさんぶるスターズ! アニメ情報

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