前回の『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』
レジスタンス現る。
いよいよパルヴィーズの内面と過去に触れ始めます。
キャプテン・ジオン
GBNに、泣く子も黙るガザ3兄弟が登場。
『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』などに登場するMSガザのシリーズに搭乗する、マナーの悪いプレイヤー3人です。
彼らの前に現れるのは、
「何者であろうと! GBNでの迷惑行為は見過ごせない!!」
キャプテンアメリカ風の男キャプテン・ジオン。

「GBNの守護者! マナーの伝道師! キャプテン・ジオンのある限り!!」
「迷惑行為は私が修正する!!」
連邦とジオンの混ざったガンダムを操り、ガザ3兄弟を討伐。
彼は、カザミの敬愛するGチューバーでした。
いいやつっぽいですが、自分の正義を押し付ける厄介な人物として出てくるフラグでしょうか??
第8小隊隊長のジェド
フレディはヒロトたちをレジスタンスのみんなに紹介します。
「本物なのか?」
フレディの兄であり、レジスタンス第8小隊隊長のジェドは疑問に思いますが、ヒロトたちが”一つ目”を倒したと聞いて感謝します。
けれど、カザミは「そういう会話パートいいから」「あるんだろ。大規模な攻略戦がさ」と相変わらず。

そこで、ジェドは地図を広げます。
地図を見ながらの作戦会議シーンって、いいですよね。
砂漠の巨大基地
砂漠にある巨大基地では、日々”一つ目”が生み出されているそうです。ここを落としたいレジスタンスですが……。
ジェド「ですが、外からの攻撃はすべて、見えない壁にはじかれてしまいます」
ガンダムらしからぬバリアの登場に、
「このミッション、なにが目的なんだよ」
とカザミ。
メイ「守備隊を相手にしつつ、バリアを突破しなければならないわけか」
ジェド「あの見えない壁は、我々の武器では傷1つつけることができません」
ジェド「ですが、ここに物資の搬入口があります。警備の”一つ目”をうまく引き付けることができれば」
メイ「陽動か」
ヒロトたちが敵を陽動し、基地内部へ侵入して破壊行動に入るレジスタンスをサポートする、という内容の攻略戦です。
これまた実際のゲームだと面倒なやつですね。
もちろん、基地内部の戦力は不明。ボス的な敵が出てくるフラグ。
マイヤお姉ちゃん、カザミをにらむ
作戦は三日後となり、一同は解散することに。
ジェドはヒロトたちを呼べるフレディを、今回の作戦に参加させようとします。
マイヤ「なに言ってるのジェド兄さん! フレディはまだ子供なのよ!」
ジェド「この方たちの協力をあおぐうえで、フレディの経験と知識は必要になる」
ストラ「ジェドさん! なんでフレディなんですか! オレじゃだめなんですか!」
と揉め始める面々。
譲らないジェドを前に、マイヤはカザミを涙目でにらみつけ退室。
カザミがリーダー、ということになってますからね。
もしフレディになにかあったら、刺されそう……。
通常ミッション
カザミ「相変わらず、NPCのやりとりがなげぇ」
と、いまだ普通のゲームイベントだと思っているカザミ。
ヒロト「ストーリーを進めたければ、レジスタンスの信用を得ろということだろう」
パルヴィーズ「レジスタンスと共闘する流れ。08小隊みたいですね」
カザミ「おーっ、そっかそっか。やっとガンダムらしくなってきたな」
やっぱり、パルヴィーズがいないと分解しそうなチーム。
翌日は内容の似ている通常ミッションで練習。
慎重に行きたいヒロトとは真逆に、カザミはいつも通り考えるより先に突っ込みます。
カザミ「オレがお前を撃つ!!」
そして、いつものようにやられかけ、パルヴィーズの援護射撃に撃たれる流れ。
相変わらずですが、それでもヒロトはパルヴィーズを助け、メイもカザミを助け(?)、なんとか一人もやられずにクリア。
改めて作戦会議をする4人。
メイ「いかに敵戦力を把握できるかだな」
ヒロト「ああ」
今回のミッションの報酬には、大口径ビームキャノンがありました。
これは使えるかもしれない、と思うヒロト。
設定で装甲が強化されている敵に対し、高火力で連射できる武器がほしい。
ということになり、武器の制作を考え始めます。
再び解散となり、ログアウトするカザミとメイ。
パルヴィーズは、一人沈んでいました。
空
パルヴィーズ「ぼく、チームワークを乱しちゃって」
ヒロト「もともとあのパーティにはそんなもの……」
パルヴィーズは初心者で、足を引っ張る自分と、強くてガンプラ作りも凄いヒロトを比べていました。
パルヴィーズは、ヒロトに憧れているのです。
そして、ヒロトがミッションの後に空を見ていたことを指摘して。

パルヴィーズ「ヒロトさんも空が好きなんですか?」
パルヴィーズ「凄いですよね、GBNの空って。バージョンアップされてから、とくに。あのストーリーミッションの空は……」
パルヴィーズには、なにか空に関する思い入れがあるようです。
自分に自信のないこと、なにか戦闘を怖がっているようなところ。
すべて、空にまつわるなにかが理由のようです。
パルヴィーズ「なんだか……本物の空より高くて、深くて、きれいに感じるっていうか」
ヒロト「君は空が好きなのか?」
パルヴィーズ「いえ……はい」
パルヴィーズは自分に自信がないというけれど、ヒロトはパルヴィーズが初心者だと思わなかったと言います。
パルヴィーズのガンプラには、高い技術やオリジナリティを感じたから。
ガンプラに詳しく、ガンプラを作る技術のあるヒロトだからこそ、パルヴィーズのガンプラのこだわりに気づけたのです。

ヒロト「あれは誰にでも作れる機体じゃない」
ヒロト「それに、あの背中のシールド。防御用のバインダーかと思ったけど、もしかして、展開して翼になるんじゃ――」
パルヴィーズ「なりません」
パルヴィーズ「翼じゃ……ないんです。すみません、失礼します」
パルヴィーズはなんらかの過去を引きずったまま、ヒロトの前から姿を消しました。
不穏な流れ
夜。
ログアウトしたヒロトは、幼馴染のヒナタと会います。
ヒロトが仲間と組んでいることを知り、
ヒナタ「よかったね、ヒロト。また、仲間ができたんだ」
ビルドダイバーズがなんらかの形で関係しているらしい出来事により、電子生命体らしい謎の少女が消え、それが関係して仲間とつるむことをしなくなった――という感じのようですね。
そして、どこまで事情を知っているのかは不明ですが、ヒロトを心配しているヒナタ。
すごくいい子なのに、ヒロトはヒナタの気持ちには気づかないんですね。
ヒロトは一人になった後、「仲間……俺なんかに」と、つぶやきます。
そして。
作戦の日。
パルヴィーズはみんなの前に現れませんでした。
というわけで、相変わらず各メンバーのことはわからないまま。
主人公たちが何を考えているのかわからず、話の展開もゆっくりなのでいまいち盛り上がりに欠ける部分もありますが……。
ようやく強そうなほかダイバーが出てきたので、対人戦がそろそろ来そうです。
来週はパルヴィーズの掘り下げ回みたいなので、ここでどう話が動くか、どうキャラの魅力が描かれるか、で印象が変わりそうです。
ところで、モモカはそのうち出てきますかね??
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE の各話を振り返りチェック!
- 第1話「彷徨のコアガンダム」謎多き導入
- 第2話「知られざるミッション」マギーさん顔見せ
- 第3話「守るべき場所」少しだけ連携がマシに?
- 第4話「傷ついた翼」パルヴィーズと空
- 第5話「いま、翼ひろげて」モルジアナと竜合身モード
- 第6話「崖っぷちのヒーロー」カザミの元チームメイト現る
- 第7話「傷だらけの栄冠」ガンダムゼルトザームと初交戦
- 第8話「使命と幻影」メルクワンユニットとドッキングし水中特化の機体へ
- 第9話「隔絶の淵から」エルダイバー
- 第10話「そこにある息吹」マイヤ姉さん、カザミとフラグが立つ
- 第11話「ラストミッション」死亡フラグのバーゲンセール
- 第12話「震える世界」リアルとゲーム世界が交錯する
- 第13話「この宇宙(そら)のどこかで」カザミ、マイヤ姉さんを想う
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 前半(1~13話)のまとめ【総括】
- 第14話「めぐりあい、そして」フレディ、がんばる
- 第15話「使命、再び」マイヤ姉さん激しい
- 第16話「天空の大地へ」聖獣クアドルンあらわる
- 第17話「聖獣クアドルン」アルスの正体
- 第18話「完璧な狙撃者」カザミ、強い!
- 第19話「君がいなければ」イヴとの出会い
- 第20話「託された願い」出会いと想いは繋がっていた
- 第21話「もういちど飛ぶために」ガンダムイージスナイト、完成する
- 第22話「刻限のゼルトザーム」マサキと聖獣
- 第23話「選択のとき」GBNのみんなに応援されて
- 第24話「ビルドダイバーズ」チャンピオン、強すぎる
- 第25話「僕が描く未来(あした)へ」リライジングガンダム
- 第26話「Re:RISE」絆な力
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE GBNでのゲーム要素とマイヤ姉さんがもっとみたかった【感想・総括】