青春×女子高生×高校野球=『 八月のシンデレラナイン 』
スマートフォン用アプリゲーム「八月のシンデレラナイン」を元にしたアニメが2019年4月に放映されました。ゲームの内容はプレイヤーが高校の野球部の監督となり、キャラの育成、チーム編成、試合などを行います。
ゲームが人気の理由にキャラの個性やストーリーなどが挙げられています。
アニメではヒロインの「有原翼」を中心としたアニメオリジナルストーリーが展開されます。
『 八月のシンデレラナイン 』は王道的な青春ストーリー
翼は幼馴染の「河北智恵」とともに女子野球部を設立しようとします。同好会から始めてみてはどうかと担任の掛橋先生に言われ、メンバーの募集を始めました。
同じ新入生である「野崎夕姫」「宇喜多茜」は同好会の体験を通じて野球を始めることになります。
その後、野球経験者である「鈴木和香」や「東雲龍」など数人の部員が集まり、練習試合が出来るほどのメンバーが揃いました。
しかし隣町の高校との練習試合はコールド負け。メンバーはそれぞれ反省点を振り返ります。
翼と智恵とのすれ違い、新部員が加わる、同好会から部への昇格……様々な出来事を経て、ついに練習試合で勝利するにまで至ります。
そして舞台は全国大会へと続きます。

野球に対する想い
野球が大好きで中学生のころにリトルシニアの全国大会にも出場した翼。しかし大会が終わったあと、「男子には違う目標がある」という思いから一度野球をやめてしまいます。
ですが智恵は今度は一緒にやろう、と翼に伝え、翼は高校で野球部を設立するために動くことになります。
楽しく野球がしたい!という翼とは反対に、同じくリトルシニアに出場した龍は当初はそんな翼たちに対して「野球ごっこ」と冷たい反応をとります。
翼と龍、お互いの野球に対する想いはどのように交錯するのか?それもこの物語に欠かせないポイントですね。
懐かしいメロディと共に

筆者が個人的にとても好きなのがEDの「どんなときも」。槇原敬之さんの楽曲を翼、智恵、龍、夕姫の担当声優がカバーしています。さわやかな曲調で一種の清涼剤のような感じがとても好印象でした。
登場キャラによる「あの夏の記録(メモリー)」というアルバムもリリースされており、「どんなときも」の他にも「My Revolution」や「浪漫飛行」といった特定の世代に直撃な楽曲が収録されています。アニメを観たあとに聴くとまた違った印象を持つかもしれません。
眩しすぎる青春群像アニメ「八月のシンデレラナイン」。忘れていた青春を思い出せる素敵な作品です!
文章:kyouei-のいせ