前回の『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』
パルヴィーズ、飛ぶ!
リアルであったらしい空に関するトラウマの詳細は不明ですが、少しだけパルヴィーズが自分に自信を持ちました。
そして今回は、今まで話を動かす立場にいつつも、猪突猛進気味だったカザミのエピソードです。
カザミは活躍したい
ついにパルも活躍した前回の戦い。
カザミは、自分の撃破数が0なことを前に、気づきます。
「オレの活躍が……ねえ」
「こんなんじゃ新作動画があげらんねえじゃねえかよ」
カザミの尊敬するキャプテン・ジオンも動画投稿者でしたね。
パル「そうか、こうすれば――」
前回の戦いをきっかけに、前向き・意欲的になり、成長中のパル。
メイ「そろそろ時間か」
ヒロト「ああ」
一同は、再び例のミッションへ赴きます。
カザミ「こんなのオレじゃねえ」
そんな中、カザミだけが焦っていました。
カザミとマイヤ
というわけで、一同はレジスタンスのアジトへ案内されることに。
カザミは、
「ったく、イベントパートってやつはまどろっこしくて好きになれねーよ」
と、相変わらず日常シーンは不満な様子。
普通のゲームではセリフを飛ばすタイプですね。
ガンダムのアニメも非戦闘回は流し見してるんじゃry。
マイヤ「皆さん、フレディのことをお願いします」
トノイ「私からもよろしくお願いします」
カザミ「オレたちに任せておけば大丈夫だって、心配するなよ」
けれどこうして乗っかってくるあたり、なんだかんだでノリがよく優しい男。
マイヤ「あんたが言うと余計心配になるわね」
カザミ「え、なんで……」
マイヤはカザミの”被害なんて関係なく敵を倒したい”スタイルを”乱暴者”だとします。
それはカザミの性格もありますが、マイヤたちをただのNPCで、戦いをただのゲームイベントと見ているからでもあります。
けれど、本当にマイヤたちがただのNPCではなく、そしてそれをカザミが自覚したら……。
マイヤが前回までのような、カザミに敵意むき出しではなくなったため、フラグが立ちそうな気も??
レジスタンスの基地
そんなこんなで、ヒロトたちはレジスタンスの基地へ。
小隊長である男ムランは、「私も以前は彼を信じていました。信じた結果――」と、ガンプラを主軸にした作戦には反対側の姿勢を見せます。
ヒロトたち以外のガンプラ使い――この間出てきたMSパイロットらしき人物のことでしょうか。

レジスタンスリーダーであるゴルスも、評価しているのはパルの方で。
カザミは聖獣乗りと間違えられ、「それはこいつ」とパルのことを言います。
嘘をつけない男、カザミ。
とにかく敵を倒したい

次のミッションは、レジスタンスの移動を手伝うというものでした。
カザミ「それじゃ撃墜数が稼げねえじゃねえかよ」
と、不満なカザミ。
メイ「撤退戦ということは、一つ目の襲撃に備えなければならない」
メイに戦闘の可能性を言われるとテンションが上がります(メイさん、カザミの扱いに慣れてきました)が、そんな態度にムランはキレます。
ムラン「こんな見るからに裏切りそうな」
メイ「どういう意味だ。裏切ったところで、なんの意味がある」
ゴルス曰く、敵の中で特に驚異的な人物が、ヒロトたちのガンプラに似た機体を使っているとのこと。
ヒロト「ストーリーミッションなら、ほかのダイバーが出てくることはないはずだ」
ヒロトは言いますが、果たして本当にNPCのボスなのか……。
ゴジョウ
そして、ヒロトたちは次のミッションに備えて練習をすることに。
しかし、通常のクリエイトミッションでは、いつ来るかわからない襲撃の対策にはならない。
そこで対人戦を検討。
と、そこへカザミの元チームメイトであるゴジョウ、サガリ、ユウリたちが現れました。

ゴジョウ「カザミ。今もキャプテン・ジオンが好きなのか?」
カザミ「だったらなんだよ」
カザミはチームメイトたちをよく思っていません。そして、サガリたちもカザミを馬鹿にしているような雰囲気。
カザミたちはゴジョウチームとの対戦を決め、カザミは気分を害したようにログアウトしていきました。
カザミは過去のことを思い出していました。
ゴジョウのチームにいたころも、先走ってツッコミ、みんなの足を引っ張っていた様子。
キャプテン。ジオンは自分が負ける動画も配信していましたが、カザミは強いところだけを尊敬しているのか、
「負けるところがかっこいいなんて、ありえねえだろ」
と考えていました。
カザミは勝つために、かっこよく目立つために、戦うのです。
敗北
そんなわけで翌日。
ゴジョウチームとヒロトたちの対人戦がスタート。
ヒロトは相手の
・武装
・射角
などから動きを読み、罠を仕掛け、応戦。
けれど、カザミは今回も正面から突っ込みます。
ヒロト「よせ、持ち場を離れるな」
カザミ「あんなのはオレじゃねえ」
そして、敗北。
ゴジョウ「オレの機体を知っているお前が、こんな簡単なフェイントに引っかかるなんてな。お前、変わってないんだな」
こうしてチームのバランスは崩壊し、敗北してしまうヒロトたち。
ゴジョウは、ヒロトが自分たちを分析し対策していたことを見抜きました。
そして、それを仲間に伝えていないことも。

カザミ「だったらお前! なんで先に言わねえんだよ!」
ゴジョウ「君は仲間を信用していないんだな」
ゴジョウはヒロトに問いました。
ヒロトにとって、仲間とは、カザミとはなんのか、を。
夜、ヒロトはヒナタと過ごします。
一方でカザミは、自分のミスに対し何も言わないヒロトのことを気にしていました。
ついに
・対人戦
・ヒロトの仲間意識の低さ
に触れてきました。
ようやくストーリー的にも盛り上がってきましたね。やはり、MS戦はコクピットの中の様子と、互いの信念がぶつかり合うシーンが欲しいですね。
・慎重だけど、作戦を伝えないヒロト
・時にはみんなを引っ張れるけど、戦闘では話を聞かず勝手に突っ込むカザミ
メイもまだその中間的な感じですし、現状の良心はパルですね。
ここをどう成長させてくるのか、そして、対人戦でのガンプラ戦もより熱くなっていくのか。
スロースタートな感じでしたが、ここから面白くなっていきそうです。
そして、どうやらやらかして逃げ出したっぽいカザミを、今でも気にかけているゴジョウ。言い方は少しきついですが、いい人ではありそうですね。
なお、謎の敵が使うMSはゼルトザームというようです。「HGBD:R 1/144 ガンダムゼルトザーム」の発売は決定済みです。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISE の各話を振り返りチェック!
- 第1話「彷徨のコアガンダム」謎多き導入
- 第2話「知られざるミッション」マギーさん顔見せ
- 第3話「守るべき場所」少しだけ連携がマシに?
- 第4話「傷ついた翼」パルヴィーズと空
- 第5話「いま、翼ひろげて」モルジアナと竜合身モード
- 第6話「崖っぷちのヒーロー」カザミの元チームメイト現る
- 第7話「傷だらけの栄冠」ガンダムゼルトザームと初交戦
- 第8話「使命と幻影」メルクワンユニットとドッキングし水中特化の機体へ
- 第9話「隔絶の淵から」エルダイバー
- 第10話「そこにある息吹」マイヤ姉さん、カザミとフラグが立つ
- 第11話「ラストミッション」死亡フラグのバーゲンセール
- 第12話「震える世界」リアルとゲーム世界が交錯する
- 第13話「この宇宙(そら)のどこかで」カザミ、マイヤ姉さんを想う
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 前半(1~13話)のまとめ【総括】
- 第14話「めぐりあい、そして」フレディ、がんばる
- 第15話「使命、再び」マイヤ姉さん激しい
- 第16話「天空の大地へ」聖獣クアドルンあらわる
- 第17話「聖獣クアドルン」アルスの正体
- 第18話「完璧な狙撃者」カザミ、強い!
- 第19話「君がいなければ」イヴとの出会い
- 第20話「託された願い」出会いと想いは繋がっていた
- 第21話「もういちど飛ぶために」ガンダムイージスナイト、完成する
- 第22話「刻限のゼルトザーム」マサキと聖獣
- 第23話「選択のとき」GBNのみんなに応援されて
- 第24話「ビルドダイバーズ」チャンピオン、強すぎる
- 第25話「僕が描く未来(あした)へ」リライジングガンダム
- 第26話「Re:RISE」絆な力
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE GBNでのゲーム要素とマイヤ姉さんがもっとみたかった【感想・総括】