2019年放送のアニメ「食戟のソーマ 神ノ皿」では、料理の名門学校の「十傑」というトップ料理人たちが、敵・味方に別れて戦います。抜群の料理スキルをもつ、天才料理人が作る一皿に目が離せません。
今回は中枢美食機関(セントラル)に対抗する、創真たち反逆者チームから、注目キャラクターを紹介します。中枢美食機関に対抗し、十傑を抜けたため席次は「元」になります。
女木島冬輔 (めぎしまとうすけ)
元・「遠月十傑」第三席。得意料理はラーメンで、ラーメン業界ではまだ高校生ながら、大人の料理人たちにも慕われ、影響力があるカリスマです。高校生とは思えない大きな体に、渋い声が特徴的です。
食戟(料理バトル)は苦手で、料理はお客を満足させることが大切という考えの持ち主。しかし周りから勝負を挑まれることがあまりにも多く、仕方なく相手をしていたら、いつの間にか十傑・第三席まで上りつめていたという経歴をもちます。
はじめは創真たちのチームに加わることに否定的でしたが、創真の料理への情熱と信念を認め、加勢することを決めました。
連帯食戟では、第二席の小林竜胆と対決。トップの料理人による、激しい勝負になりました。
久我照紀 (くがてるのり)
元・「遠月十傑」第八席。得意料理は中華で、四川料理が専門です。遠月学園の学園祭では、創真とは敵対関係にありました。学園祭後は中枢美食機関の方針を拒み、創真たちに協力することに決めます。
基本的にお調子者で、余計な事を言っては同じ十傑の仲間たちから注意されるシーンもあります。しかし大所帯の中華研をまとめており、リーダーシップと実力は確かです。
反逆者軍のなかでは冗談を言ったりして、チームの盛り上げ役のような立場です。本心が見えにくいですが、創真のことも内心では認めているようです。
また第一席の司瑛士には、一方的に強いライバル意識をもっています。連帯食戟でも司と対戦しました。司に認めてもらうため、中華料理にはなじみの薄い「緑茶」がお題のバトルで、最高の料理を披露します。
薙切(なきり)えりな
元・「遠月十傑」第十席。連帯食戟では、席次を自ら返上し、実父・薊率いる中枢美食機関と戦う決意をします。
「神の舌」と呼ばれる、超人的な味覚の持ち主で、様々な味を見極めることができます。料理人としても優れており、味覚や抱負や料理知識を活かした、完成された料理を得意としています。
入学試験で創真を不合格にするなど、出会った当初の関係は、良好とは言えませんでした。しかし創真や仲間たちと過ごすうちに、創真の料理人としての資質を認めていきます。父の理想とする料理界をよしとせず、反逆者チームのリーダー的ポジションとして、チームを率います。
連帯食戟では中盤まではチームの指揮に集中していましたが、終盤戦から食戟に参加します。もともと持っていた高い料理スキルに、料理人としての顔や信念を重ねることで、さらに進化した一皿を繰り出します。
激戦必至の連帯食戟の行方はどうなる?
創真たち反逆者チームは、料理人が自由な料理をすることができる未来を理想としています。中枢美食機関の掲げる、一部の料理人による管理された料理体制を打ち倒すことができるのか!
白熱の連帯食戟の行方はどうなる?