前回のブラクロ
・影の王宮へ突入
・アネゴレオンVSヴェット、フエゴレオンVSカイゼルエルフ
姉弟の熱い絆が見られました。
このページの目次
続ノエルVSファナ

前回、ファナと対面したノエル。
開幕から水弾を撃ち、水のバリアを張り、空を飛び回りながら交戦するノエル。
ファナも空中を自在に移動し、炎を放ちます。
激しい空中戦になると、ドラゴンボール感が出てきますね。
ファナ「見失っちゃった」
ノエル「海神戦乙女の羽衣鎧(ヴァルキリードレス))。まだ完全には使いこなせてないけど、私の方が機動力は上」
キヴン戦で得た力をすでにモノにしはじめているノエル。
この辺の展開の早さは、テンポのいいブラクロらしさです。
スピードでファナを上回り、壁にたたきつけてからの
ノエル「海竜の咆哮!」

かつてヴェットの腕をも削った、ノエルの高火力な水の竜。
その威力が怖くて手加減をしていたノエルですが、相手は憎悪のファナとして立ちふさがった強敵の、完全なる転生体。
相手の強さを知っているからこそ、全力で放ちます。
不死身のファナ
その一撃はすさまじく、ファナの上半身を後方の壁ごと削りますが――
ノエル「ええ~~!? ご、ご、ごめんなさいっ」
ファナ「炎回復魔法 不死鳥の羽衣」
ファナは回復魔法で復活します。
普通なら死んでる状態からの完全復帰は、度を越えすぎた回復魔法ですが。
ファナ「私たち禁術魔法を使っちゃったから、あっちの世界の魔力で理外の魔法が使えるんだよね」
ファナはどこか別世界の魔法により、不死身となっていました。
なお、上半身の服は再生しないので、お胸は火ブラで隠す模様。
ノエル「こんなのどうしろっていうのよ」
アスタ、ミモザちゃんと合体してしまう
そのころアスタ&ミモザは、リルに転生したエルフ・リラを相手に戦っていました。
次々と絵から生み出される魔法を前に、ブラック化する暇さえないアスタ。
アスタ「ミモザ! オレにおぶさって植物でぐるぐる巻きにしてくれ!」
ミモザ「ええ!?」
アスタ「こうなったら合体だ!!」
ミモザ「が、合体!?」
そこで、回復薬のミモザを背負い、回復を受けやすい状態で戦うことに。
ユノ参戦
そのころ、影の王宮の外、王城では「金色の夜明け」団に転生したエルフたちとバネッサ姉さんたち「黒の暴牛」+αが戦闘を行っていました。
バネッサ姉さんの猫で回避ができるとはいえ、敵も強力。
今一歩決定打に欠けるラックたちでしたが。
ユノ「マナゾーンを広げて魔力の道をつくる。交戦中の魔法騎士の攻撃に合わせて、それぞれ全力の遠距離攻撃魔法でサポートを頼む」
そこへ、ソルたち各地の魔法騎士を集めたユノが登場。
みんなを指揮し、一気にエルフたちを全滅させました。
キルシュ「美しい……私の美しさには負けるが、美しい」
ゾラ「国の端からこの速さで、各地でバラバラの魔法騎士をまとめあげてやってきたのか」
これはもう、次期副団長クラスの活躍とまとめ役っぷり。

そんなユノはチャーミーパイセンの飯で魔力を回復させ、状況を聞きます。
するとユノの魔石が「影の王宮」に反応。
ユノはそのまま「影の王宮」へ。チャーミーパイセンを後を追い、侵入者対策用の仕掛けで別々の場所へ飛ばされました。
チャーミーパイセンVSリラ
チャーミーパイセンが到着したのは、リラの描いた怪物たちがはびこる戦場。
チャーミー「地獄だ」
アスタ「チャーミーパイセン!?」

アスタは状況を説明し、チャーミーパイセンからユノも来ていることを聞きます。
リラ「違う、違うんだ……うまく描けない」
リラ「人間の最後におあつらえ向きだと思って、怪物たちを書いたけど……本当は、もっときれいなものを書きたいんだ」
エルフたちも元は優しくて仲間想いな者たちでした。
憎しみにのまれ、そこへ禁術魔法を受けたため邪心に支配されかけている。
これまで交戦してきた、ほかエルフたちと同じです。
チャーミー「そんなにムシャクシャして、おなかが減っているんだろう?」
そこでチャーミーパイセンは、いつものように料理を出しますが、リラは人間の作った料理など食べないと、それを突き飛ばしました。

チャーミー「ごはんに何するんだ」
キレるチャーミーパイセンを、返り討ちにしてしまうリラ。
アスタ「チャーミーパイセエエエエン!!」
ドワーフ
しかし。
ミモザ「このマナは……」
ここで、チャーミーパイセン覚醒。
いつもの綿の白い羊が黒く染まっていきます。
ミモザ「なんですのこの魔力は……普通の人間とは違う……」
羊は巨大な狼に変化しました。
リラ「君は人間とドワーフから生まれた、両方の特徴を持ったダブル」
チャーミー「ドワーフウウウウ!?」
アスタ「本人も知らなかった!!」
ミモザちゃん曰く、ドワーフとは大昔に存在していたらしい、人間ともエルフとも違う存在。
狼「全部、オレのメシだ」
チャーミー「食魔法 大喰いの晩餐会!」
狼と八頭身になったチャーミーパイセンは、リラの魔法をすべて食べてしまいました。
アスタ「パイセンって、綿魔法じゃ」
リラ「聞いたことがある。ダブルは二つの魔法を使うって」

しかも、チャーミーパイセンの食魔法は食べた分の魔力を自分にプラスします。
次々にリラの魔法を食って、力に変えていくチャーミーパイセン。
リラ「ぼくの想像力が食欲なんかに!」
チャーミー「これはたんぱく質の分! これは脂質の分!!」
魔力を込めたただのパンチで、地面をえぐり飛ばすほどの威力を出すチャーミーパイセン。
チャーミー「アスタ君! 先に行って! 私はごはんの大切さをこいつに叩き込むから!!」
というわけで先へ進むアスタとミモザちゃんは、倒された状態のダヴィドを見つけました。
ミモザ(ここにかすかに漂う魔力の残滓。これは人間のものでも、エルフのものでもない、いったい――)
ファナと交戦中のノエルの元には、ジャック団長が乱入。
ユノの成長っぷり
そして、ユノはパトリ&ライア&ロンネの元にいました。
ロンネはここで初登場したエルフですが、ライアたちの友人です。
その体は魔法騎士のもの、ではないようです。
※エルフの転生はマリーちゃんのように、一般国民の体にも起こっています。
パトリ「今こそその魔石、渡してもらうよ」
パトリは最後の魔石を奪うべく、ライアと共に光魔法を放ちますが
ユノ「マナゾーン。精霊の静かなる舞踏」
パトリ「なに!? この数の攻撃をよけきるだと!?」
ユノ「マナゾーン スピリットストームダブル!」
ユノはすべてを回避し、リヒト戦では一発しか撃てなかった”敵の後ろから撃つ風の渦”を二発同時に放ちました。
ライア「ここに来るまでの間に、エルフの力も人間の力も成長させて……この子は、天賦の才だけならリヒトくんをも」
しかし、ロンネの”相手の位置を変える”魔法により、魔石――ユノにとっては、幼いころアスタに取り返してもらった思い出のペンダント――を奪われます。
ロンネ
ユノ「魔石だかなんだか知らないが、それはオレのだ。返せ」
ロンネ「これで、今までのすべてが報われるね」
そういうロンネですが、ライアは嘘がわかる性質を持っています。
ライア「なんで今の言葉がウソなんだ、ロンネ」
パトリ「ライアさん?」
ライア「オマエ、誰だ?」
次の瞬間、ライアの体に大穴が空きました。
不気味な笑みを浮かべるロンネと、倒れていくライア。
ライア「まさか、この転生は――」
というわけで、
・チャーミーパイセン、ドワーフとの混血だった
・ユノ参戦
・ファナは不死身
・ライア、味方だと思われていたエルフに襲われる
という盛りだくさんの内容でした。

チャーミーパイセンは綿魔法の時点で、攻撃力あり、魔力を回復できる料理も作れる、という万能っぷり。
回復魔法の使い手は他にもいますが、魔力を回復できる魔法と言うのはレアなんです。
そこに、相手の魔法を吸収しパワーアップするという食魔法。
もはや団長クラス以上、それどころかエルフ以上の実力ですね。
そして次回は、絶対に見逃せない新展開です。
ブラッククローバーの各話も是非チェックして下さい!